これ誰編集部の渡部です。
気になった年賀状、
宮後さんに続いて、渡部セレクトです。

いつも元旦には届かない(笑)
アジールの年賀状。
いつも元旦に間に合わなかったんだろうな、という一生懸命作った感じがあるので
どんなに遅く来ても楽しい。
今回はなんとA4サイズ。
紙は クニメタル コグチ ツヤリッチ金・アルミホイル 7μ
ブラック・カード紙 360グラム/平方メートル
印刷方法は
表面(ゴールドなほう)=スミ1C 裏面=シロ1C
私が一番気になった、というか「手が込んでるなあ」と思ったのは「切手」。
クロネコメール便で来たのですが、なぜか切手も貼ってある。
「最終的に定形外になってしまったので
郵便だと(用意した50円の切手に)追加の70円切手を貼る必要があり
見た目的にも悪い。
80円のメール便で出しても、そんなに(余った)切手持っててどうする?
切手貼ったまま80円メール便で出せば
お年玉が外れても切手プレゼントって悪くないじゃん!
という結論に達したというわけです」
とのことでした。
ビニール袋に残ったはみ出した糊を見ると
ビニールの袋に一つ一つ紙の切手を貼るのも大変だったでしょう、
と思った次第。
(後記:
アップした後、しばらくして再度読んでみると、
まるでアジールの年賀状は「余計な切手がステキ」と言っているようなので、
若干、補足すると、大変にゴージャスでボリューム感のあるクニメタルコグチという紙が
どーんとA4でやってくる、そのめでたさに、もう正月って時期じゃないですよ、佐藤さん、
という気持ちもすっかり忘れ、わーい、しかもお年玉付き!とつい顔がほころぶ、
そんな年賀状の姿が素晴らしいのです!)

二つ目は
ポスタルコ。
時計がカレンダーになっているという柄。
表示の時間に特に意味はなく、針のバランスのいいところを選んだそうです。
ボール紙に活版、赤系のインク一色で印刷。
テクスチャーがしっかり。いかにもポスタルコらしい。
裏の住所が書かれた面には、アメリカ人植物学者、
デヴィッド・フェアチャイルドの「Exploring for Plants」(1931)から
時間と偶然に関する引用文が書かれています。
このポスタルコの年賀状も、実は切手がすばらしい。
私に来た年賀状は1978年の50円切手。
出す人の分、昔の切手を集めたのかと思うと、その努力に感激します。

最後はみなさまおなじみ、紙の商社
竹尾さんからのもの。
枠かな?と思いきや「トラ」という文字。
デザインは日本デザインセンター。CD:原研哉氏 D:三澤遥氏。
紙は ミランダ スノーホワイト 四六判Y目 210kg
印刷は オフセット1C+箔押1C
押さえてるワタクシの指が白くなるほど、がっつり持ってるのは
どの角度から撮ればいいかなあ、と考えているうちに力が入ってしまったから。
というのも、以下、竹尾さんからの説明そのまんまですが
「ミランダの表面に散りばめられたガラスフレークのキラキラ感と、
印刷で表現した文字周りの粒子、文字上にランダムに押されている
箔押の光沢と3種の異なる表現」
が使われており、角度によって地味にも、キラキラで派手にも見えるのです。
写真では、キラキラの半分くらいは分かるでしょうか?