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手帳型自在日記「Hijirushi」
編集部、宮後です。
紀伊國屋書店本店でこんなノートを見つけました。
(正確には「ノート」ではなくて「手帳型自在日記」と呼ぶそうですが、
ここでは「ノート」と呼ぶことにします)
手帳型自在日記「Hijirushi」_b0141474_23275687.jpg


「Hijirushi」(=日[Hi]を記す[jirushi])と書かれた表紙を開くと、
中は1週間分の7つの横罫とその右側に10行の縦罫があるだけ。
1週間分のスケジュールをつけたり、短い日記を書いたり、
ふと思い浮かんだ俳句(?)をつけたりするもののよう。
手帳型自在日記「Hijirushi」_b0141474_23282833.jpg


シンプルなんだけど、罫の間隔も絶妙で、
これなら「書きこみたい」という気になる。

巷ではノートの使い方的なビジネス書がブームですが、
こういうシンプルで趣味のいいノートにはほっとさせられます。

「これ、誰がデザインしたの?」

答えは菊地信義さん。デザインだけでなく、
このアイデア自体が菊地さんによるものだとか。

菊地さんと言えば、装幀家として著名な方。
判型は文庫本サイズと小さいけれど、
堂々のたたずまいはさすがです。

発売元のベレ出版によれば、元々同社10周年のノベルティとして
このノートを制作し、関係者に配布したところ、
書店さんから「商品として販売したい」という問い合わせがあり、
一部の書店さんで試験的に販売しているとか。

現在は、紀伊國屋書店、三省堂書店、有隣堂、教文館で
販売されているそうです。
赤、黄、青の3色どれも中は同じで、1冊750円(税込)なり。

新宿の紀伊國屋書店本店3階ビジネス書コーナーのレジ前ワゴンで
(勝間和代さんのシステム手帳の横!)で販売されていたので、
「この商品を売りたい!」という書店員さんの心意気が伝わってきました。

まずは書店員さんに愛される本にならなきゃね。



by dezagen | 2009-09-28 10:45