これ誰編集部、宮後です。
今日は、22年2月22日。
しかもただ今2時。2ならびですね。
仕事に忙殺されている間に紹介を忘れていた自社本がありました。
『thonic en』です。
昨年12月に青山のスパイラルで開催された展覧会にあわせて刊行された
オランダのデザイナー集団「thonic」の作品集です。
日本での本格的な紹介はこれが初めてとなる彼ら。
展覧会の様子は
渡部さんのレポートや
『デザインの現場』2月号の記事をご覧ください。
欧米のグラフィックデザインを見ていると、
国によってかなりテイストに違いがあるのを感じます。
オランダのデザインは、明るくて力強くて、どこかユーモラスな印象。
既成概念にとらわれない自由な風を感じます。
彼らのグラフィックを見ていておもしろいなと思ったのは
使っている書体はけっこうオーソドックスなのに
使い方が斬新で、日本にはない感覚だなということ。
このスパイラルのフリーペーパー、展覧会ポスターでは
サンセリフとセリフ書体が組み合わされていますが、
とても新鮮で、今の空気に合っている気がします。
また書体の話になってしまった…。