渡部のほうです。
昨日、青海のオフィス兼住居用ビルThe SOHOのグランドオープンに行ってきた。
www.aomi-project.com
ブランディングプロデュース TRANSIT GENERAL OFFICE 中村貞裕
建築デザインディレクション・インテリアデザイン Wonderwall 片山正通
ロゴデザイン グルーヴィジョンズ
コスチュームデザイン YMDO 森本容子
共有ライブラリーブックディレクション BACH・幅允孝
他
という豪華布陣。
記者会見の様子。左から
司会進行KIKI氏、幅氏、中村氏、片山氏、入居者代表としてクリエイティブディレクターの高松氏。
「限定しているわけではないが、比較的クリエイティブの人達に入ってもらいたい。
ものを発信する場としての新しいチャレンジ」と中村氏は言う。
13階建て、延床面積約約3万平方メートルの物件ゆえ、
ここで全部は説明しきれないし、建築写真を私に望むのはかなり無理!
ということで
物件の設備、入居方法などは上記のオフィシャルサイトで見て欲しい。
「これ誰」ブログ読者の方にオススメしたいのは、
モデルルームの見学。
Wonderwall、カッシーナ、アクタス、エルデコ、3Mが提案するインテリアが見られる。
こちらは3Mの提案。
「何もフィックスしない」をテーマに、可動式テーブルと収納で作っている。
プロデュースはB2ENGINE、デザインと設計はトラフ建築設計事務所。
細かい所だが、片山氏デザインのオリジナルの洗面台。
使いやすそう。
スタンダード及びラグジュアリーフロアに完備。
エルデコ提案モデルルームには、『デザインの現場』09年12月号表紙を飾った
ボブファンデーションの小物がちらほら。
物件としての魅力について、私見。
オフィス用品やクリーニング、バイク便などの提携、
フロントサービス、会議室、カフェやコンビニの併設、
など、設備機能をガッチリ揃えているのは便利だが、
ここから本当に文化が生まれるか、というと
これは時間がかなり必要だと思う。
可能性を感じるのは、
現在居住が決定、希望している中に弁護士などもいるということ。
デザイン活動に知財の問題など弁護士の協力は免れないものとなっている。
ビジネスマネージメント、ベンチャービジネスの会社も入っていき、
個人では心許ないデザインビジネスをサポートする人々と混在し、
うまくコミュニケーションを図ることができれば、
新しい展開が期待できる。
中村氏が言うように「チャレンジ」であって、
今後の動向を見守って行く必要があるだろう。