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マスキングテープmtの本ができるまで・5
編集宮後です。
前回はカバーの断裁の話でしたが、
今回は外箱の仕様の紆余曲折のお話を。

カバーの断裁ができるかどうかの検証と平行して
外側のデザインを決めていきました。

当初からデザイナーさんとの話合いの中で、
「本のカバーにmtの原紙を使いたい」
「それが表紙で見えるようにしたい」という
部分は決まっていたので、

段ボールを4枚重ねた中央に穴を空けてテープを収納し、
その上に本を重ね、
シュリンクして出荷しようという話になっていました。
ダミーだとこんな感じです。
b0141474_13593736.jpg


mtの原紙を重ねることで、水色のストライプと
銀のストライプを交差させ、表から見えるようにしたかったのです。
b0141474_135946100.jpg


ところが...取次さんに仕様を確認してもらったところ、
この形態だと書籍流通できないことが判明。
シュリンクだけだと破れたときに本がどこかへ行ってしまうので、
ケースに入れてほしいとのことでした。

「ケースに入れる」ということで思いついたのがこの形状。
筒状にしてスライドさせ、mt原紙は帯のように巻くという仕様です。
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しかし、これでは見栄えがあまりよろしくないということで
デザイナーさんに考えていただいたのがこの形。
辞書のような横入れケースにして、
本の表紙が見えるよう脇に穴を空けるという仕様。
写真はデザインを検証しているところです。
b0141474_140234.jpg


ところが...印刷会社さんに確認してもらったところ、
この穴の形状だと、ケースの組み立てが機械でできず、
すべて手張りになってしまうとのこと。

表1だけに穴が空く仕様ならば機械で組み立てられるそうですが、
表1と背に穴がまたがっているこの仕様では機械にひっかかってしまい、
手作業しか方法がないそうです。穴の形や大きさ、位置によって
機械張りか手張りかが決まるんですね。奥深き、穴の世界。

デザイン的にはどうしてもこの穴の形状にしたいということで、
手張りで進めてもらうことにしました。心配していたコストや
時間の問題もなんとかクリア。ようやく仕様が決まりました。

mtの公式サイトにも紹介されています。
http://www.masking-tape.jp/news/2010/08/mt-3.php
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by dezagen | 2010-08-27 02:04 | | Comments(0)