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NENDO: THIN BLACK LINES + WHITE BLURRY SURFACES その2
現在ロンドン中、ライター渡部です。

本日は2カ所で行われているnendoの個展、Saatchi Galleryのほうに行ってきた。
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前回は書き忘れてしまったが、
Phillips de Pury & Company, Howick Placeで行われているのが
白く淡いものをテーマにした「WHITE BLURRY SURFACES」で、
Saatchi Galleryでは黒い線をテーマにした「THIN BLACK LINES」が行われている。
白と黒、ぼんやりしたものとシャープなもの。
その対比が面白い。

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「THIN BLACK LINES」は見る角度によって、
というかほとんどの角度から見て平面的に見える。
まるで平面に書いた線画がふっと現れているようで、
見ている視線を動かして初めて、立体だった、と気づくほど。

皆さんご存じのように、nendoの仕事は幅広く、ガムのパッケージからCIから
小物、家具のプロダクトから建築まで、
平面も立体もこなす。
通常、そこには境目があるはずで、デザインの仕事の種類としても
かなり感覚の異なるもののはずなのだが、nendoは例外的にその境目がない。
立体を平面に見せるデザインを作れるのは、
立体の特性を知り、かつ、
人間が対象物を平面と捉える認知力を理解していなければ作れない。

なぜnendoは平面も立体も行き来できるのだろうか、
脳みその仕組みが違うのではないかしらん。
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by dezagen | 2010-09-25 05:20 | 展覧会