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レバノンの本屋さん Papercup
ライター、渡部です。
今年7月にレバノンの首都ベイルートに行った際に、気になった本屋さんがあったので、そちらをご紹介。

papercup
http://papercupstore.com

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以前の記事で紹介した、http://dezagen.exblog.jp/13701401Souk El Tayeb Tawletのオーガナイザー、Kamal Mouzawak氏から教えてもらったお店で、レストランのTawletから大体徒歩で10分くらいだったと記憶。
アート、デザインなどを主に扱っていて、海外の本が9割、レバノン国内の本が1割くらいの品揃え。
カフェも併設の小さな感じはユトレヒトみたいな感じ?

昨年の6月にオープンしたまだ新しいお店で、オーナーのRania Naufalさんも(年は聞いてないが)若い。
デザインは建築家チームの FaR Architects(Karine Fakhry 、 Diane Raggi)と工業デザイナーKarim Chayaさんの手によるもの。
写真では分かりにくいが、棚やその他パーツに工業、建築資材をむき出しで使ったり、照明など直線的でがつっとしたデザインが印象的だ。
インテリアが直線的だから、というわけではないけれど、若い人が自分のやりたいことに向かってまっすぐ筋を通した店、という感じがする。日本の、どこに行っても同じような品揃えの、ほとんどチェーン店化された店に慣れてしまうと、こういう個性がきちんと出ているお店は新鮮だし、気持ちがいい。
正直なところを言えば、カフェ併設のアート書店というのは儲からなさそうな気もする。Naufalさんの祖父、父と書店や出版業にいたそうで、その辺の事情は重々承知で始めたと聞く。

話は若干逸れるが、ベイルートの中心街から少し東の、いわゆる下町のこのエリア。個人商店がたくさんあり、夕涼みに椅子を外に出しておじさんたちが語らっていたり「町内会」的な雰囲気がある。それに加えて、こうしたpapercupやtawletのような最近できたお店も点在していて、20〜30年くらい前の代官山とか原宿とか、今の代々木上原とか、そんな「これからの街」の空気を感じる。
そういう時に、本屋さんというのは文化発信の基盤として重要だと思う。

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写真はオーナーのRania Naufalさん。

papercup
Agopian building, Pharaoh street,
Mar Mikhael, Beirut, Lebanon
Tel: 01-443083
Opening hours:
Monday to Friday: 12:30 - 20:00
Saturday: 11:00 - 19:00
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by dezagen | 2010-10-14 10:11 | その他