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「REALITY LAB ― 再生・再創造」展
ライター、渡部です。

現在、21_21 DESIGN SIGHTにて 「REALITY LAB ― 再生・再創造」展が行われている。
三宅一生+Reality Lab Project Teamが作り上げた新しい衣服の手法「132 5. ISSEY MIYAKE」を中心とし、浅葉克己氏、松井孝典氏、パスカル・ルラン氏、アリック・レヴィ氏、岩崎寬氏、鈴木薫氏、三谷純氏、REBIRTH PROJECT、テムジン、WOWらが参加。「再生・再創造」をキーワードに、現在ある地球、社会の諸問題に対し何ができるのかを問う内容となっている。

今回図録代わりの冊子「チビコト」(雑誌ソトコト http://www.sotokoto.net/jp/の付属別冊)の執筆をお手伝いさせてもらった、ので、展覧会が始まる前から概要は知っていたのだけれど、会場に入ってみて、頭で分かっていたようでいて現実化したものを見るとやはり圧倒される。まさに、百聞は一見にしかず、なのだった。

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「132 5. ISSEY MIYAKE」
平面に折りたたまれたもの(写真下、壇上のもの)を、立ち上げると、ドレス、ジャケット、スカート、パンツなどになる。基本の形は10に満たないが、色を変え、箔を押し、着方を変え(首から通すか、腰に巻くのか、など)することで、様々に表情を変える。
日本の職人技術が駆使された作品。この衣服を作ることで、日本の産業が持つ技術力を維持、疲弊している地方の産業を活性化したい、という三宅氏の思いがこもっている。

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「132 5. ISSEY MIYAKE」を照明器具に応用した「IN-EI ISSEY MIYAKE」。平面に折りたたまれた紙が、骨組みなく自立する。

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実は素材が重要な肝。「132 5. ISSEY MIYAKE」「IN-EI ISSEY MIYAKE」とも、帝人のエコサークル
www.teijin.co.jp/eco/eco10.html から生まれた再生ポリエステルを使用している。
この循環システムがどのようなものなのか、現物を交え、解説しているコーナー。
奥の緑の板は水を使わないオフセット印刷「東レ水なし平板」  www.waterless-print.com  の印刷版。今回のポスターで起用したもの。ADを務めた浅葉克己氏が「金の色、黒と白が鮮明に出る」と絶賛。

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改めて浅葉克己氏はモノの見せ方がやはりとことんうまい、と思わされてしまった。浅葉克己氏、松井孝典氏、鈴木薫氏の「われわれはどこから来て、どこに行くのか」の展示コーナー。
現物だけ見たら「ああ、石ね」と見過ごしてしまいそうな隕石を、ポスター仕立てで堂々と見せている。大迫力。

2010年11月16日(火) - 12月26日(日)
11:00 - 20:00(入場は19:30まで)
休館日:11月30日(火)、12月14日(火)
入場料:一般¥1,000、大学生¥800、中高生¥500 小学生以下無料

スペシャルトーク
11月28日(日) 14:00 - 16:00
場所:東京ミッドタウンホール・ホール A
出演:三宅一生氏、浅葉克己氏、松井孝典氏

トーク「BEYOND RECYCLE」
11月23日(火・祝) 14:00 - 15:30
場所:21_21 DESIGN SIGHT
出演:伊勢谷友介氏(REBIRTH PROJECT)

「コ・フェスタPAO」特別プログラム 2010年12月7日(火) 
場所:21_21 DESIGN SIGHT(「REALITY LAB――再生・再創造」展会場内)
トークセッション1  14:00 - 15:30
出演:鹿野護氏(WOW)、田川欣哉氏(takram design engineering)
トークセッション2  18:00 - 19:30
出演: 三宅一生氏、浅葉克己氏

他、三谷純氏ワークショップ、川上典李子氏によるギャラリーツアー、Reality Lab Project Teamによるプレゼンテーションもあり。
詳細はこちらで
http://www.2121designsight.jp/program/reallab/
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by dezagen | 2010-11-16 11:37 | 展覧会