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牛若丸の新刊
渡部さんに頼りきり
すっかり姿を消していた編集宮後です。

秋のデザインイベントや、
関わったタイポグラフィ関連イベントも終わり、一息ついた11月中旬、
『デザインの現場』アートディレクターとしてお世話になった
松田行正さんのライブ&新刊発表イベントに行ってきました。

松田さんは1980年代から牛若丸という出版レーベルを始め、
だいたい年1冊のペースで、ご自身で企画編集デザインされた本を
出版されています。いつからか本の発表と同時に松田さんのバンドの
ライブも開催されるようになり、われわれはライブ当日に
できたての本をいただくというのが
毎年恒例の楽しみとなっていたのでした。

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で、今年いただいた本がこちら。
『速度びより 人類が産業革命以来追い求めた「速さ」のドラマ』
発行/牛若丸、発売/星雲社

タイトルが難しそうですが、松田さんが好きな「速度」をテーマに
愛娘のさらちゃんがガイドしてくれるという絵本仕立てになっています。

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今回はこの本のために、スタッフの山田和寛さんが
「さらちゃんスペシャル」という明朝体の仮名書体(上)と
「瑞鶴(ずいかく)」という丸ゴシック(下)を制作。
瑞鶴は半年かけて約600字を制作したとか。すごい。
欧文フォントはライノタイプ社のDIN NEXT Roundedです。

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造本もわれわれの期待のさらに上をいく凝りっぷり。
一見、普通の上製本かなと思いきや、
見返しは蛍光ピンクを限界まで盛ってグロスPP(当然ピカピカ)、
表紙には丸い凹凸が見えますが、これは中の芯(段ボール)を
丸く型抜きしてから見返しを貼り合わせたそうです。

カバーは蛍光ピンクと蛍光オレンジの2種類。
わたしはピンクのほうをいただいてきました。
(このあたりの文字や造本について
くわしく知りたい方は本のカバー裏をご覧ください)

紀伊國屋書店さんなど、松田さん本コーナーがある
書店さんで販売中。定価1900円+税です。
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by dezagen | 2010-11-30 01:22 | | Comments(0)