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デザインに騙された話
ライター渡部です。

デザインに騙された話、などと大げさなタイトルを付けてみたけれど、
「香港のパンの形が分からずに間違った」
が正確、かつ公平な言い方だろう。

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この写真は数年前に撮ったものを引っ張り出して来たもの。昔ながらの香港のパン屋というのはこんな風なようなもので、特に○○パンなどとは説明なく置かれている。
「菠蘿包(パイナップルパン、日本のメロンパンに近い)」とか「雞尾包(ココナツ餡パン)」とか名前が付いているのだが、それぞれ独自の形をしているので、地元の人は見て分かる(具がはみ出しているので分かる、ということもある)。

香港独自のパンの名称などについてはこちらのサイトが詳しいのでご参照を。
http://www.hongkongnavi.com/special/5004646

今月初めに香港に行った際、好物の雞尾包を買ったつもりがココナツ餡がない。よく見てみれば、雞尾包に似ているのだが、目印のクリームで付けた二本線がない。ただのロールパンだったのである。ああ、がっくり。

考えてみれば日本も同様で、クッキー地が乗っているものはメロンパン、グローブ型はクリームパン、しぼんだラグビーボールみたいな揚げ物はカレーパンなど、記号化している。
昨今日本では名札なしで陳列というのはあまり見かけないけれど、それでもベーシックなものは名札を見なくても分かる。

香港で地元に愛され、しかもバンバン売れていくような店では、オーブンのトレイからそのまま陳列するのも珍しくない。名札を付けてるヒマもない。

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きれいに陳列されて、名札が付いている店で買えばいいじゃないか、と言う方もおられようが、やはり地元色バリバリの、飛ぶように売れていくパン屋のほうがいい。
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by dezagen | 2010-12-18 04:58 | その他