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雑記 デザイナーさんにやって欲しいこと
ライター渡部です。

今回も地震にまつわる雑記なので、個人のブログとして書きます。
(普段は「だ・である調」なんですが、個人として書くとなんとなく「です・ます調」。小心者だからかも……、さておき)

地震から3週間あまりが過ぎ、ツイッターとNHKを見続ける生活から少し離れました。
余震は少しずつ収まってきましたが、福島第一原発の状況を見る限り、災害はまだ終わっていないと感じています。

このブログでは海外からのデザイナー、アーティストのチャリティの活動を紹介してきていますが、もちろん日本のデザイナーさんも多く活動しています。募金を集める活動、節電を訴えるポスター作り、災害時や被災者の人に必要な情報を集めたウエブサイトの立ち上げ、あるいは被災地に入ってボランティアに参加している人もいるでしょう。

でもまだまだやることはたくさんあります。
まだ何か足りない。
デザインのプロでなければできないことって何でしょうか。

例えば(これはツイッターでつぶやいて、某社の方からすでに始まっていますよ、と教えられましたが)駅の節電の方法。
地下鉄の駅の照明が少し減りました。全体としてはヨーロッパの地下鉄駅より明るいのに、なんか暗く感じてしまう。
乗り換えなどのサイン表示が消えたためです。実際にサインが消えたわけではなく、光源を中に入れて照らすサインの照明が消えています。その数は意外に多く、サイン表示の照明を消すと、乗り換え、出口、入口などの表示が分かりにくいのです。そのため交通機関としての機能、駅らしさが減ってしまっています。
節電と言われた時、公共の場で、どこの電気を消して、どこの電気を付ければいいのか、これはライティングプランナーの方の専門分野です。
節電活動はまだ続きますから、プロの方の出番です。

節電と言えば、東京電力の消費電力が公開された時、これでは分かりにくい、と思った人も多いことでしょう。
http://www.tepco.co.jp/forecast/index-j.html

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そんな時にすぐ登場したのがヤフーの消費電力メーターです。

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こちらのほうが明らかに分かりやすい。

消費電力のパーセントを分かるようにするブログパーツもありました。
http://www.53pc.com/gadgets/

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(以上、4月4日17時のもの。動きません)
こんな風に「分かりやすい」を作ることも、プロのデザイナーの役目です。

今回の震災は「分からない」に溢れています。
放射性物質?シーベルト?ベクレル?現実に目に見えません。
私にはNHKの水野解説委員並の知識はないので、ちくいちテレビや新聞を見なければ、聞かなければ分かりません。実際分かっているのかどうかも分かりませんが、写真を拡大、図解されたり、模型を見ることで、なんとなく分かったような感じ、まで来ています。

こちらは独立行政法人放射線医学総合研究所のHPから
http://www.nirs.go.jp/information/info.php?i3

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こういう比較は分かりやすい。
それぞれの地域の放射線量マップのβ版もありました。
http://radiation.goo.ne.jp/

でもホントはこんなこと知りたくなかったです。
一度知ってしまったことは、半端に聞きかじらないで確証が持てるまで、見る側も責任を持って見ないといけない気がします。

知って励みになるのは、義援金のニュースです。

義援金の集計サイトを立ち上げている方がいました。
http://savejapan.hideichi.com/

このサイトではスタッフを募集していますから、ここに協力するのもいいでしょう。
(デザイナーの仕事じゃないかもしれないけど)
また「赤十字など、最終的な義援金の受け皿と思われる団体等は省きます」とのことなので、赤十字や中央共同募金会に働きかけ、こちらのサイトでも見れるようになるといいと思います。

日本赤十字、一応見れるんですが文字ベースのpdfなので、日に日にお金が集まっていますよ、ということが目に見えるともっといいと思うのです。
ちなみに 
「3 月31 日(木)現在:132 万8,571 件 696 億2,175 万4,832 円」
だそうです。すごい額です。
savejapan.hideichi.comでは、4月4日19時の段階で、
「金額合計 ¥84,726,130,967- 人数(件数)5,485,609」 となっています。
(↑やっぱり文字で書くと分かりにくい、と改めて思いました)
ここまで来たら、1000億行きたい、というような気分になるのは私だけでしょうか。
いや、私がその不足分を支払うわけではありませんが。
(補足:あ、これではまったく義援金や寄付金をしない人みたいです。寄付します。でも何億もは無理。私1人じゃ無理。だからたくさんの人から集めなければ、です)

とはいえ、まだ電気が通っていない場所もあるのです。そこではどうやって情報を得ているのでしょう。
そうでなくてもネットを使わない人はたくさんいます。テレビもほとんど見ない、見れない人もたくんいます。
どう情報を伝えていけばいいのでしょうか。

私は今、こうやってバリバリとネットを使っているわけですが、人や場によって異なる状況、異なるメディアでなるべく分かりやすく、必要な情報を伝える方法。課題です。
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by dezagen | 2011-04-04 20:45 | その他