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バンコクから LUXX at Silom
ライター渡部です。

今回のバンコクでは、(いつになるか分からないけど)自宅改装の参考になるようなインテリアのホテルにしよう、と決めたのがこちら、LUXX at Silom http://www.staywithluxx.com/

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(着いてすぐ、早朝に撮ったもの。写真がブレブレなんですが、撮り直すまで当座こちらで)(後記:取り直すチャンスを逃しました。すいません)

ウェブサイトの写真を見て決めたのだけれども、実際泊まってみるとかなりいい。
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33平米で、天井も割と低めにもかかわらず、圧迫感がなく、ゆったりとしている。
ベンチ風に作った収納部分など無駄な装飾やでっぱりがなく、直線的にきれいにまとめていることや
チーク材を中心として渋めの色合いと柔らかいライティングの妙。
また、壁一面をガラスにし、その向こうに小石を敷いた小さなバルコニー(出れないんだけれど、窓は開く)が見えることで、視覚的な抜けがある。

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こちらは別の部屋。やっぱり、窓の向こうに小さくとも庭のようなスペースがあることで、すっと抜けた感覚。

斜めのガラス壁などで、隣のお部屋が見えそうなものだが、そこは柵を設けたり、窓に付ける格子の角度、幅を工夫し、他の人の部屋は見えないように工夫されている。

5階建ての建物に13室のミニホテル。周辺は新宿のようなビジネス街だが、少し中心から離れて静かな通り。ミニキッチン付きの部屋もあり、ホテルというよりは仮の自宅風の過ごし方ができる。

内装のデザインは誰が?と聞いたところ、ホテルのオーナー兼支配人のDusadee Srishevachartさん自身の設計だという。
聞けば建築学科卒。その後経営学を学び、IT企業に勤めた後、このホテル経営に着手。2006年にオープンした。
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「以前は自宅だったんです。引越して10年以上使っていなかったので、ホテルとして使うことにしました。ミニマルでシンプルなインテリアにまとめ、落ち着きのある木素材を多く使っています。主にチーク材なんですが、木材始め内装素材の9割はタイの国産で、新しいタイらしさを考えたんです。むろん環境に配慮した意味もあります」

ユニークなのは木のバスタブ。

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「インテリアが木材中心だということと、物理的に木のバスタブのほうが軽いということもあって、採用しました。毎日清掃をきちんとしてるので、カビやぬめりはないですね。1度、板の継ぎ目から水が漏れたことがありましたけど(笑)、すぐに修理しました。
バスタブだけでなく床、壁の木材のメンテナンスは非常に気を使っていて、1年に1回やすりをかけ直し、表面の加工をし直しています。私自身手がけた初めてのホテルだったんで、お金を掛けすぎましたね(笑)。維持費が掛かりすぎるんで、2軒目のほうは木のバスタブはやめてます」

お手頃価格なのに贅を尽くしすぎたホテル、というのは経営的に見るとNGなのだろうが、泊まり客の立場からすると最高。
Dusadeeさんの場合、経営やマネージメントの知識があるからこそ、ホテル経営ができるのだが、それ以前に建築を学んでいること、コストより先に、人が住んで心地良いかどうかを優先して作っているからこそできたホテルだ。
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by dezagen | 2011-06-28 12:08 | インテリア