編集宮後です。
装丁買いの最後は、台湾の本。
ご存知の方も多いと思いますが、
台湾の漢聲出版社が発行している『漢聲』。
『漢聲』は毎回一つのテーマを決めて
凝った造本で一冊つくりあげる書籍シリーズ。
今回紹介するのは、伝統的な結び方の解説をした本『手打中国結』。
イラスト入りでわかりやすく説明されていますが、
色の使い方が独特なので、なんか怪しげな感じが漂います。
(内容は至極まっとうな実用書なんですが)
小口に印刷していたり、表紙にゴムバンドがついていたり、
ちょっとしたところにも気を使っていますね。
東京だと、青山ブックセンター本店で『漢聲』の
バックナンバーを扱っていたはず。
欲しい方は確認してみてください。
『手打中国結』
漢聲雑誌社