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TAKEO PAPER SHOW 2011「本」
編集宮後です。
10/20-11/4まで2週間に渡って開催された
TAKEO PAER SHOW 2011「本」。
サテライト会場も全部は見られませんでしたが、
忘れないうちに総括レポートを。

今年の竹尾ペーパーショウのプレス発表があったのは2月上旬のこと。
それから約1か月後に東日本大震災が起こり、
4月に予定されていたペーパーショウは延期されることになりました。

このような状況で本当にペーパーショウができるのか、
どのような形がふさわしいのか、議論が重ねられた結果、
企画内容を少し変えて10月末に開催されることが決定。

会場は丸ビルから竹尾見本帖本店に変更になり、
書店やショップなど、本店以外の場所をサテライト会場として
連動企画を行うプランが新しく加わりました。

こちらは神保町の竹尾見本帖本店の会場写真。
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Photo by Takashi Sekiguchi/Vda/amanagroup

見本帖本店では、78名の識者が選んだ本とテキスト、
それをまとめた本や映像が展示されました。
http://www.takeopapershow.com/book/

今回の竹尾ペーパーショウは、識者が選んだ78冊の本を中心に展開され、
それらをすべてまとめた集大成が、
書籍『本―TAKEO PAPER SHOW 2011』です。
B5並製の本3冊を張り合わせた凝ったつくりの本で、
アートディレクターは日本デザインセンターの色部義昭さん。
京都のサンエムカラーで印刷立ち会いもされたそうです。
http://www.takeopapershow.com/about/

この本の冒頭に登場する「本は構造です」「本は食べ物です」などの
問いかけは、サテライト会場になった各書店、ショップ、カフェに渡され、
そのテーマにそって各店が書棚を構成するという新しい試みもありました。
それぞれのお店の選書も凝っていてニヤリとするものも。
1つのテーマにそって、本が有機的に広がって行く様子がとても新鮮でした。
各書店の棚の様子はこちらから見られます。
http://www.takeopapershow.com/shelf/

そして今回は、twitter、facebookなどのソーシャルメディアを使い、
紙の本とウェブサイトが連携しながら、会場を盛り上げていました。
たとえば、78名の選者が選んだ本がウェブサイトにアップされ、
それぞれツイートできるようになっていたり、
会場で本が交換される様子をウェブで見たり、
リアルな物体とウェブ上の情報が交錯する様子が楽しめました。

とりわけ楽しかったのは、本の交換スペースとなったシェアシェルフ。
来場者が持ってきた自分の1冊と、シェアシェルフに置かれている1冊を交換し、
その様子やコメントをウェブサイト上にアップしていくという試みです。
交換者それぞれの価値観をもとに1冊の本がどのように交換されていくのか
非常に興味深いものでした。
シェアシェルフの様子はこちらで追体験できます。
http://www.takeopapershow.com/share/
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震災のために変更された部分もありましたが、
結果として、リアルな展示とネットを組み合わせた
新しい形のペーパーショウが実施されたことはとても大きな意味を持つと思います。

まだ体験していない方はこちらのページでどうぞ。
http://www.takeopapershow.com


TAKEO PAPER SHOW 2011「本」
会期:2011年10月20日(木)—11月4日(金)
場所:竹尾 見本帖本店ほか、サテライト会場
主催・総合プロデュース:株式会社竹尾
企画:竹尾ペーパーショウコミッティ(原研哉、松下計、西山浩平、株式会社竹尾)
アートディレクション:色部義昭
編集:藤崎圭一郎、隈 千夏
映像デザイン:セミトランスペアレントデザイン、軍司匡寛
音楽協力:ヤマダタツヤ
協賛:王子製紙株式会社、王子特殊紙株式会社、ダイニック株式会社、特種東海製紙株式会社、
日清紡ペーパー プロダクツ株式会社、三菱製紙株式会社(五十音順、敬称略)
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by dezagen | 2011-11-10 18:40 | イベント | Comments(0)