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キギ展 植原亮輔と渡邉良重
ライター渡部のほうです。

gggで行われている『キギ展 植原亮輔と渡邉良重』 www.dnp.co.jp に行ってきた。

元ドラフト、今年独立し、キギとして活動する、植原亮輔さんと渡邉良重さんの作品展。
D-Bros、Theatre Products、ソフィーナボーテなど、単体で取材させてもらったり、見せてもらったり、もちろん消費者としてPASS THE BATONのステーショナリーやSEMPREのパッケージ、書籍などもろもろ見ているが、一同にまとめて見たのは初めて。

会場で写真は撮らなかったが、会場内写真はgggのサイトで公開されているので、そちらをご参照に。
http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/news/detail.cgi?seq=0000205&type=1&t=1


会場に入ると、ガラスの陳列ケースがまず目を引いた。
博物館などで使われる、スチールとガラスのケースの中に、D-BrosやLunchの商品や、書籍などが入っている。
こうやって陳列されると、消費物としてではなく、じっと眺めるものとしてモノを集中して見れるようになるから不思議だ。

とはいえ、やはり「欲しい」「所有したい」という欲求が喚起される。
これは私だけかもしれないし、皆同じかもしれない。
展示物の1つ1つを、モノとして眺めているのだけれど、見れば見るほどにその魅力を人と共有するのではなく、個人として「私とLunchのアップリケ」「私のソフィーナボーテのボトル」として、独占したくなる。
私はこうした状態を「モノが語りかけてくる」と感じているが、渡邊さんと植原さんのデザインは、その語りかけがとても小声でささやかで、かつ、現実から少し離れ秘密めいたところから話しかけているようで、それだけに、自分だけに話しかけているのではないか、という気にさせられる。

現実に引き戻って、テクニカルなところで言うと、印刷物、紙モノはほとんど目に見えないマットニスや、こんなところまで抜けるのかと思うような抜きや、エンボスや箔押しや、加工技術がふんだんに盛り込まれているので、光が当たる角度を変えてみたり、ものすごく近寄ってみたりすることで、また違った表情として見えてくる。

見所はあまりにも多い。

キギ展 植原亮輔と渡邉良重
~2012年05月30日(水)
ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg)
〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
tel 03.3571.5206
11:00am-7:00pm(土曜日は6:00pmまで) 日曜・祝日休館
入場無料
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by dezagen | 2012-05-17 23:16 | 展覧会