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フランスの食品パッケージ
ご無沙汰しております、ライター渡部のほうです。

8月7日から12日、実質中3日、という強行でパリに行ってきた。
仕事でもホリデーもなく、事務的な用事な旅行だったゆえ(←言い訳)ほとんど事前リサーチしないままパリに到着、必要なことだけやってきた、という感じで、パリ情報もなにも特にないのだが、後で写真を見直してみたら、気を使ってなかった割にはスーパーマーケット、小売り商店で撮った写真も結構あったので、フランスの食品パッケージについて少し。
(以下、いつもの通り、いーかげんに写真を撮っているのでそのクオリティについては問わないで下さい)

基本、色鮮やか。

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お茶の棚。お土産用なお茶だからなおさらだけど、まあ、鮮やかなこと。
日本だったら「毒々しい」とも言われそう。

こういう色の感覚はどうしてもお国柄が出る。
一慨に日本のパッケージは世界的に見ても色が地味なのだけれど、このところ行っていた海外がアジア近隣、イギリス以北と比べても、アメリカと比べてもかなり鮮やか&色のバリエーションが多い。

色使いも含め、うまい、と思わせたのは スーパーマーケット monoprix www.monoprix.fr のプライベートブランド。

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シリアルコーナー。右側がmonoprixのプライベートブランド。真ん中の黄色ベースもプライベートブランドだが、こちらはオーガニック(bio)のもの。ちょっと印象違う。左側は一般的な食品メーカーの製品。
この写真じゃ分かりにくいので、monoprixのHP、及び、こちらをご参照いただければ
PLENTY of COLOURS monoprix packaging
http://plentyofcolour.com/2011/03/23/monoprix-packaging/

昨年の3月から2000品目以上あるパッケージリニューアルを始め、年内に完了。
水平の色の帯+文字を基本にしたパッケージで、トイレットペーパーやコーヒーなどベーシックな商品は色帯+文字、お菓子や子供向けのものなどは写真やイラストが使われていた。
広告にもこのパッケージのフォーマット、及びパッケージ写真を起用し、2011年カンヌ広告賞のAdvertiser/Client Product/Service 部門金賞を受賞している。
パッケージデザイン、広告ともHAVAS www.havas.com が手がけている。

先日、ブログ相方宮後さんと話していて「どうして色と文字だけになったんでしょうね」と、考えていたのだが、消費者から見た印象で言えば、圧倒的に目立つから、だろう。

フランス(と言ってもパリしか見てないけど)のスーパーマーケットに並ぶ商品は、EU共通のものもかなり多いが、自国向けアレンジしたものも多いし、もちろん自国ブランドもまだまだ根強い。
傾向として、色鮮やかなことは書いたが、くねっとした書き文字と商品写真もしくはイラスト、というのが多い。

参照まで(すいません、こんな写真しかなくて…)。

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イラストも写真も色を使うし、文字にも動きがあるので、俯瞰するとかなりごちゃっとした感じではある。
そういう中に、ボールドな色帯、ボールドな文字だけがずらっと並ぶと、かなり迫力がある。

そういえば、イギリスのスーパーマーケットwaitrose のプライベートブランドも、数年前から色の地+文字、に変わっていた。ちなみにmonoprixはデパートのGaleries Lafayetteのグループ傘下、waitroseもデパートのJohn Lewisのグループ傘下である。
安さで勝負、よりも、やや(あくまでやや)高級感を演出したい時に、写真や絵が邪魔になるということなのかもしれない。その時、白ベースに1色もしくは2色と印刷経費を削減した目的がはっきりしている格安プライベートブランドとの違いを明確に出すため、色ベースになるのだろうか。
この辺はちゃんと取材して調べたいところだ。

話がずれるけど、またマギーの牛と鶏の絵が変わってた。

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by dezagen | 2012-08-18 03:50 | プロダクト・パッケージ