ライター渡部のほうです。
現在ベルリンにいるのだが、9月にも来たベルリンになんでまたこんな短期間のうちに舞い戻ってきたのかと言えば、別にパリにいる甥が好きすぎて会いに来たついでに、とか、パリからロンドンまでユーロスターに乗り遅れてチケットを買い直してまでロンドンに行きたかったそのついで、とか、ベルリンの友達に食材を届けるため、とか、まあ、それもあるのだが、メインの目的は買い物。
9月に宿泊したPlus One Berlin
http://blog.excite.co.jp/dezagen/18941873/ のインテリアは、プライウッドをメインに中古建材をアクセントに使っている。
この冬自宅改装を考えているゆえ、このインテリアを真似したい、と思い、設計をしたパオラちゃんに中古建材屋に連れて行って!とお願いしたら、遠いけどいいわよー、ということで、冬が来て外に出るのがおっくうになる前に、その建材屋に行くことにしたのであった。
ベルリンの中心から電車で30分、バスに乗り換えて40分(バス1時間に3本)。
馬糞のかおり漂うベルリン郊外、そこはすでに田舎と呼んでも良い環境であるが、そんなところの広大な敷地、2万平米(想像つきがたし)に、中古の、小さいものではジャンクショップにあるような家庭用品、雑貨から、タイル、金具、シンク、窓枠、ドア、バスタブ、キッチンユニット、柱、床材、庭用噴水、などなど、家を構成するあらゆるものが揃う。
ひきだしだけ。
ドアだけ
床材
シンクの山。倒産した会社の在庫処分だろうか
古いホテルから持ってきたというシンク+クローゼット(もうこれだけでも部屋になりそうな大きさ)
アルファベットサイン。dかな?
など。
これらはほとんど建築物の解体から持ってきたもの。
日本にもこういう場所があるのかもしれないが、一般に買えるような場所は聞いたことがない。
さておき、自分の買い物なのだが、写真はほんの一部でこういったものがどえーっと延々と続く倉庫の中、外にあるのを見て、その物量に圧倒されてしまい、一体自分が何が欲しいのか分からなくなり、結局クローゼットの取っ手くらいの小物しか選ぶことができなかった。
自分、スケール小さい…。
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補足
今回お世話になった方、
Kana Hoshiさん。
Paola Bagnaさん。
www.spamroom.net
パオラちゃんの設計、最新作品は、南インド料理店idli
詳細はこちらで http://www.spamroom.net/idli-restaurant/