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『日本ブランドが世界を巡る』
ライター、渡部のほうです。

一昨年から海外に行くことが頻繁になってきている。
「出張?旅行?」と聞かれるのだが、兼用というか、フィールドワークしに、と言うのが正しいので、「出張」と言うことにしている。

もともと海外に行くことは多かったが、最近、その頻度が増しているのは、雑誌『日経デザイン』
http://business.nikkeibp.co.jp/nds/dm/index.shtml で『日本ブランドが世界を巡る』という連載を担当しているから。
日経デザインは定期購読者に配布されるもので一般書店には売っていないので、あまり人目に付かなかったが、今年から日経新聞の電子版(電子って…)でこの連載が再掲載されることになった。

日経新聞『日本ブランドが世界を巡る』
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2502V_V21C12A2000000/

この記事の冒頭に説明している通り、日本の製品が海外に進出する際にデザインを変更する、その理由と文化的背景を探る、というのが連載の主旨である。

日本の輸出品というと、車、家電、昨今ではマンガ、アニメ、などが代表的だ。
とはいえ、実際海外に出てみると、日用品や食品などの分野でも様々な製品が輸出され、販売されていることが分かる。が、その商品内容やデザインもそのまま、というわけにはいかない。その土地土地にある気候、風土、文化、法律も違えば、また生活のどこにお金を掛けるか、という感覚も異なる。アピールする色や形も違えば、逆にアピールしない色や形も異なる。

と、いうようなことを連載では書いているのだけれども、取材先のメーカーから聞いた情報が9割、あとは自分の私感を入れるようにしている。
例えば「高い評価を得ている」という言葉は、その土地のどの層に、どんなふうに高い評価を得ているのかはやはり実際のその土地を見てみなければ分からない。

体力もいるし、お金(ここが一番の問題だ)も掛かるし破産しそうだが、とりあえず行けるだけ行ってみないとなー、と思った、というわけで最近海外行きが多い、のです(なんか言い訳臭いけど)。

連載を始めて5年余り経つが、連載で紹介してから消えた商品もあるし、デザインのリニューアルをしたものもある。
日経新聞の第一回目はTOTOのウォシュレットについて(日経デザイン 2012年2月号 に掲載)。
この文章は「奮闘中だ」で締めているが、なんにつけ保守的なヨーロッパで、尻を洗うと気持ちいい、という感覚が普及するまでどれくらい掛かるものだろうか。本当に奮闘しないと続かないだろうし、むしろ、どんなPR方法が効果を及ぼすか、そこを取材してみたい。
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by dezagen | 2013-01-07 10:47 | その他