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ジャカルタ スカルノハッタLG空港
ライター、渡部のほうです。

ジャカルタの空港で。

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パスポートコントロール(出国審査)を済ませて、搭乗ゲートフロアに入ったところのモニター。
大方の空港ではここに、あなたの搭乗ゲートはどこですよ、とか、フロアマップのサインがある。
(そのまま免税天国になる空港や、何にもない小さい空港もあるけど)
ジャカルタスカルノハッタ空港も、一応フライト情報のサインがあるのだが、それを大きくしのぐ中央のでかいモニターに目がいかないわけがない。

LG

むろん静止画ではなく、動画広告が流れていて、1つ終わる毎にLGのマークがどーんと現れる。
ちなみに左隣はロッテ免税店なので、トランジットの人はここは韓国と間違えそうに、はならないまでも、韓国企業の勢いがうかがえる。

空港でのモニター、通路やラウンジに設置されているモニターや、チェックインカウンターのモニター(まだ国際空港としては小さい空港なので、その都度、航空会社の表示が変わるモニターで、カウンターの使用航空会社を確認する)など、すべてのモニターはLG製。
なぜ分かるかというと、使用航空会社や空港名より大きな「LG」のサインがその下に着いているから。

他の空港でも、モニターの枠部分にメーカー名がはっきり分かるようになっているところはあるが、こんなに大きいのは他に類を見ない(ソウルより大きいと思う)。

チェックインから搭乗まで、インドネシアジャカルタ入国の際も、到着から出国まで、あらゆるモニター(加えて空港から市内までの道路の広告も)がここまでLG色が強いと、まるで、サッカーのスタジアムが「味の素」「エミレーツ」と謳ったりするように「LG空港」みたいな気分になってくる。
もうその名前で覚えたほうが早いような気すらする。

パブリックディスプレー用のモニターで大きなメーカー、特に空港でよく見るメーカーだと、他に日立、東芝、パナソニック、ソニー、NEC、シャープ、サムソンなど(ヨーロッパだとフィリップスも見たような)あるが、ジャカルタではLGが選ばれている。
中東の主要空港や、新しく出来ているもしくは拡張工事を進めている空港などでは、概ねLGかサムソンが使われ、モニターだけでなく、インターネットコーナーや、携帯充電ステーションを設けている空港でもLGは目立つ。
この場合、コーポレートカラーが落ち着いた青よりも、ショッキングピンクに近いLGはよく目につくからかもしれない。
とにかく、LGのPR力はすごい。

なぜ空港でLGとサムソンが強いのか、という理由は(政治力とか、競合の時の値段とかまあ、色々あるんでしょうけども)私の専門外なので、空港ユーザーへの効果を考えてみる。

今回、ジャカルタでは家電ショップも回ってみたが、それほどLG独占、というほどではなかった。
前のブログで書いたが、私が泊まっていたホテルに隣接するショッピングモールは明らかに中産階級向けなので、家電ショップもそれなりにいいメーカーを揃えたところだと考えられる。所得の差が激しいインドネシアでは、もっと広く見ないと、家電の傾向は分からないだろう。
が、さておき。

日本、韓国のメーカーを始め、フィリップスやエレクトロラックスなどヨーロッパ系多国籍企業も多く、これらほどではないものの、中国メーカーも一般的に受け入れられている。
モニターくくりで、テレビ(未だ家電製品のメイン商品である)売り場面積から考えると、ソニー、シャープ、サムソン、が大きく、他メーカーがそれに追随、という状況。

家電を買う消費者として見ると、LGは高級なものが欲しい時の2番目の選択肢という印象だ。そんなときに「そういえば空港で見たLGのモニター、かなりきれいだったし、遜色ない」と思えば、LGのテレビを買うのに躊躇しない。

国際空港を利用するビジネスマンの目線からすれば、会社に入れるモニター、携帯電話、他ビジネス用の電化製品のブランドイメージとしてもLGは「結構いい」になっているだろう。
空港でのPR展開の最大のメリットは、その地域だけでなく、この「結構いい」印象が世界に広がっていくという点だ。

電化製品メーカーの多い日本から想像しがたいかもしれないが、本当に空港に置けるLGとサムソンの勢いはものすごい。

かなり、どうでもいい情報だが、私が入国審査を済ませたちょうどその時、スーパージュニアが出て来る3Dテレビの広告が、上のでっかいモニターで流れていた。
正に釘付け。
やれやれ。
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by dezagen | 2013-01-15 23:50 | その他