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動物ビスケット
ライター渡部のほうです。

ここ数年、動物ビスケットについてゆるやかに調べていて、国や時代によって出て来る動物が違うなあ、とか、パッケージの動物の描かれ方が違うなあ、とか、そんなことを見つけては楽しんでいるのだけれど、とはいえ、どこにも記事化されずにお蔵入りになりそうな気配だが、そういうことはままるので、まあ、それはいいとして、とりあえず、動物ビスケットがあると買ったりしている、

ということを知っているロンドン在住の友達が「こんなのあったよ」と、イギリスのスーパーマーケットチェーン Sainsbury's のプライベートブランド商品の動物ビスケットをくれた(のは夏なので、それからしばし時間が経ってしまったが)。

Sainsbury's Eric Party Butter Biscuit 125g

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んー、この写真はどこかで見たことあるぞ。

Leibnizのzooだ。
http://www.leibniz.de/produkte/leibniz/p/zoo

というわけで比較。
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上がSainsbury's Eric Party Butter Biscuitで、下がLeibniz Zoo

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同じですね。
プライベートブランドは、そのスーパーの独自工場を持つのではなく、メーカーに依頼して作ってもらうものがほとんど。
これはLeibnizに依頼して同じ型で焼いたということだろう。

今、サイトを見ていて知ったのだけれど、Leibniz zooのシリーズにbauernhof(農場)シリーズが出ている。
http://www.leibniz.de/produkte/leibniz/p/zoo_bauernhof/knachfrischer_knabberspass

動物ビスケットの歴史は割と浅くて、記録に残って、一番最初とされているのが、ナビスコのBarnum's Animals(1902年、一時中断の後、復活)。
当時アメリカで流行っていたバーナムサーカス団からインスピレーションを受けたもので、パッケージの動物は檻に入れられている。

その後世界で展開された動物ビスケットの多くは、この「動物園イメージ」から来ているものがほとんど(まあ、そうでもなければそんなに多種多様な動物に出会える場もないわけで)なのだけれど、昨今は動物愛護の意識からか、動物園から少し離れて、日常見る犬や猫などペットや、Leibnizのように農園イメージに依ってきているものも多い(それにしてもbauernhofシリーズの動物はかわいくないなー)。
ペットや農園が動物愛護的にいいのかどうか、よく分からないけど、檻に入れられている動物よりはまともということなのかも。

ちなみに日本は亀とか猿とかカニとか、昔話に出て来る動物がモチーフになってるものも多い。
誰がいつ作ったのかしら?と以前、メーカーに問い合わせたところ、クッキー類の金型は専門の業者が作るそうで、大きなメーカーであればオリジナルデザインで作るけれど、小さいメーカーは既存の金型を買って作るのだそう(なので同じデザインのクッキーが別のメーカーから出ていたりするのです)。
で、動物ビスケットは型を作っている会社がなくなっているので、メーカーも分からない、とのこと。

あくまでゆるやかに調べているので、本腰入れて取材に行ったわけじゃないけど、やっぱり会社がなくなったり当事者が退社したりするので、真面目に取り組まないとかなあ。

PS:
撮影の手伝いをしてくれたY様サンキュー
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by dezagen | 2013-01-30 23:39 | プロダクト・パッケージ