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文章のまとめ方
ライター渡部のほうです。

久々に長文原稿を書いていて、これがなかなか進まない。

通常、原稿を書くとき
取材→書き起こし(録音した場合)→おおまか話の流れを考える→流れに合わせて書き起こし、もしくは取材ノートから話を抜粋→まとめ。
という順番。

おおよそ取材時に、原稿のイメージを作っておき、対応した質問を考え、取材先に答えてもらう。
この場合、ベースの文章はほとんど事前に決まっている。
書き起こしが長くとも、ほぼ順番通りにキメの言葉を拾っていけばいいので、選択に時間は掛かるものの、執筆時構成に悩んだりはあまりしない。

今回の原稿は書き起こし文字数3万5000字を約5000字〜6000字にまとめる作業。
取材前には「デザイナーがどういう人物なのか、その紹介」を中心に、経歴時系列でまとめようと思っていたのだが、書き起こしを読んでいて、作品作りのプロセス、作り方を追ったほうが面白いんじゃないか、など、自分の中で文章の核をがくっと変えてしまった。

文章の主旨が変わったので、構成しなおし。
同時に、拾い上げる言葉も変わる。
あらかじめの質問ともずれているから、点在する言葉を拾っていく。

そもそも、取材先とすでに知っていることなどは「これ」「あれ」で話しているので、順番を変えて閉まった後、どこに何の話が来ているか分からなくなったり。

非常に面倒臭い時間の掛かるやり方だが、初心に帰って、昔やっていた方法を取る。

書き起こしを粗く抜粋した後、プリントアウト。無駄な言葉を削る。
再度プリントアウト。流れを考え、順番を変える。
再度プリントアウト。順番が狂ったところで分からなくなっている「これ」「あれ」を固有名詞に変えたり、内容のダブりを削除。
再度プリントアウト。さらに言葉を研磨。整合性がなくなったら、配置換え。
再度プリントアウト。さらに言葉を研磨。整合性がなくなったら、配置換え。
(現在ここの状況)
ということを繰り返し、徐々に文字数を減らし、凝縮していく。

プリントアウトするたび、書いている自分、ではなく、読む読者、の視点に立つ。
そうすると、全然まだ意味が通じないということが分かる。
なので、研磨しプリントアウト、の繰り返しになる。
すでに6回から7回くらいプリントアウトしているが、まだ原稿の出来としては50%くらい。

これくらいねちっこくやるのは久々なのだけれど、情報の核を見つけ、適格な言葉を選ぶのに、たまには吐き気がしそうなくらいやらないといかんなーと思う。
ここ最近、連載の仕事が多かっただけに、惰性に頼っていた部分もあったな、と反省中。
や、反省なんかしてるヒマないわ。
早く仕上げないとだ。
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by dezagen | 2013-08-26 17:08 | その他