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菊地敦己展
編集宮後です。
mt博と続けて、クリエイションギャラリーG8で開催中の
「菊地敦己展」に行ってきました。

菊地さんは青森県立美術館のVI計画、
「サリー・スコット」「ミナ ペルホネン」のブランド計画、
雑誌『「旬」がまるごと』や『装苑』のエディトリアルデザインなどを手がける
アートディレクター。大学在籍時からコンテンポラリーアートのプロデュース活動をはじめ、
「芸術と社会」を見つめた独自の活動を続けていらっしゃいます。

菊地さんとは取材でお話をうかがったり、
冊子のデザインでお世話になったりしているんですが、
デザイン的な側面だけでなく、社会やアートの側面からも
多角的に物事を見ていらっしゃる方だなあと思います。

今回の展覧会では過去の仕事の展示ではなく、
オリジナルコンセプトによる作品を展示。
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ウェブ上にフリーでダウンロード可能なデザインデータをアップし、
それをグッズや平面作品にして展示、販売するという企画です。

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たとえば、ウェブにアップされているものと同じデザインをプリントしたマッチは、
8箱セットで900円なのに対し、同じ画像で作られたB全の額装作品は、
1点16万円の価格がつけられています。

もとは無償で手に入る同じデザインのデータなのに、出力されるものや
展示される空間によって、ものの価値が変わるのはなぜでしょう?
そんな関係の特異性を見る人に問いかけているかのようです。

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ウェブサイトにアップされたフリー画像は自分で色を変えたり、
拡大・回転させたりしてダウンロードして使えるようになっています。
http://exhibit.atsukikikuchi.com/

デザインの展示であると同時にアート的な問いかけも含み、
さらに見る人が実際に手を動かして楽しめる展覧会です。
展示は11月21日までクリエイションギャラリーG8で、
10月29日と11月7日にトークイベントがあります。
http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/g8_exh_201310/g8_exh_201310.html
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by dezagen | 2013-10-21 07:56 | 展覧会 | Comments(0)