エキサイトイズム エキサイト(シンプル版) | エキサイトイズム | サイトマップ
海外との版権売買
編集宮後です。
デザイン書を編集していると自分が担当した本の海外版が出版されたり、反対に洋書を翻訳して出版したり、一冊の本が各国でローカライズされる状況を身をもって体験することになります。特にデザインやタイポグラフィの本は世界でコンテンツを共有しやすいため、そうした機会も多いのです。

今年5月に『欧文書体』の中国簡体字版が出て、いま別のデザイン書2冊の台湾版が進んでいます。自分が担当した本が海外の編集者の手によってどんな本になるのか、ブックデザインや文字組がどのように変わるのか、国ごとのローカライズの様子がとても楽しみなのです。実際に海外の編集者と会ってやりとりすることはないのですが、そこは編集者同士、言葉や文化が違っても通じあえるところが多く、いい刺激になります。

自分が「いいな」と思う感覚が、日本では理解されなくても、海を越えた国の編集者にはすっと伝わることも多く、最近特にそういう体験が増えてきました。1冊の本を通じて、言葉も文化も違う人たちと、感覚的にわかりあえるってすごいことだと思います。翻訳された言葉の意味はわからないけど、造本の雰囲気から丁寧につくられた本なのかどうかはだいたいわかります。単なる翻訳ではなく、原書を超えようとがんばっている造本を見ると、ぐっときますね。

もうすぐできる(らしい)台湾版が楽しみです。
[PR]
by dezagen | 2014-08-06 01:23 | | Comments(0)