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ネパールとインドに行って考えたこと
ライター渡部のほうです。

年末にネパールのポカラとカトマンズ、1月中旬にインドのチェンナイに行ってきました。
ネパールのことはこのブログでも書きましたが、「デザインないなー」という感想。
デザインという言葉は広い意味がありますが、この場合は簡単に言うと「デザイナーの仕事が全然見当たらないなあ」です。

一方、インドのチェンナイは急速なスピードで成長している国、都市だけあって、モノに溢れていました。過去にマドラス(1640年〜1996年)として知られた工業、産業の発達した地域なので、もともと豊かな街なのでしょう。

行く前はネパールもインドも同じ西インドくくりで考えていたので、かなりなにもない街と、モノに溢れた街のギャップに驚きました。が、このモノに溢れたチェンナイでも「デザインないなー」という気分にさせられました。デザインない、というより、デザインされてない、というべきでしょうか。整然としていないのです。
(とはいえ、チェンナイでは中心部から少し外れたところで、ほとんど外出してなかったので、中心部にいたらもう少し違った印象だとは思いますが)

例えばタミル語の新聞を見ても(読めないけど)、とてもフォーマットが決まっていると思えないレイアウトで、広告がいっぱい入りすぎてどこが本文か分からないブログ記事みたいな作り。ちなみに全国版の新聞は英語でしたが、こちらはフィナンシャルタイムスのような感じ。
パッケージは洗練されているものが多くありましたが、これまたどこかで見たよね、というヨーロッパ風のものでオリジナル感はありませんでした。
サイン計画はかなりひどかったです(空港で迷いまくった)。

ネパールもインドのチェンナイも別の意味で、デザインないなあ、という印象を受けつつ、実は学校の課題テストの採点をやってたんですが、そういう状況にあると、学校で教えていたり自分で考えていたりする「デザイン」って何なのだろう、という疑問が湧いてきます。
デザインというよりインフラが整っておらず物資も少ないネパールは、現状モノの形云々よりは、モノの物量のほうが大事なんだろうなとは思います。でも、モノに溢れているのに形はそんなに重要視されてなさそう(実際、キラキラしていたり色鮮やかだったり派手だったり重要視されている形や色はあるはずなのですが、衝撃度が強ければいいように見えて、細かい作りとかはどうなのかよく分からなかった)な場所にいると、改めて、日々「デザインが大事」と言っている自分の根拠を探さないといけないと思ってしまいます。

などなど、ちょっと考えるところあったものの、日本に戻って、すんなり空港の使い方が分かる、モノの形で何がどうなのか判断できるって素晴らしいと実感したことも事実です。
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by dezagen | 2015-01-26 02:28 | その他