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ステンドグラスの写真集
ひとり編集部、宮後です。宣伝で恐縮ですが、最近編集した書籍の話をひとつ。

「本当に納得できるクオリティの印刷で写真集をつくってみたい」と、つねづね思っていたんですが、今回つくった書籍『世界のきらめくステンドグラス』で実現することができました。

世界30か国のステンドグラスを国別に紹介した写真集で、ステンドグラスのきらめく光の美しさの再現が印刷のキモでした。その美しさをいかに印刷で再現できるかがカギだったので、それを確実に再現していただける印刷会社にお願いしたいと思い、『デザインの現場』の特集記事「印刷名人」で取材させていただいた東京印書館のプリンティングディレクター、髙栁昇さんにディレクションをお願いしました。

最初に10点ほどの写真をお渡ししてテストで色校を出していただき、それをもとにプリンティングディレクター、印刷営業、アートディレクター、デザイナー、編集者で集まって、製版の方向性を打ち合わせました。その場でみんなでMacのモニタを見ながら、どのくらいの明るさにするか、コントラストはどうするかなど、細かく打ち合わせていきました。オペレーターの方がPhotoshop上でちょいちょいっと操作するだけで写真のイメージがどんどん変わっていくので、どの段階でストップしていただくか、話し合いながら進めていきました。

そのあと、残りの写真もすべて簡易校正とモニタ上で確認して責了。最後は、本番の印刷にも立ち会って、インキの盛り具合をチェックして、校了しました。色校が出てから直してもらうのではなく、その場で制作メンバー全員で確認しながら修正をしていくので、やり直しなどの無駄がなく、色校正も一発でOKになりました。

全員で集まって色校正するのは一見、面倒にみえますが、何回も色校のやりとりをせずに、一度で済むのでストレスがなく、かえって楽なんです。いったん慣れてしまうと、別の方法がかったるく思えてきます。

こちらが写真集の中ページです。
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実際に現地で見る感動には及ばないものの、家にいながら世界のステンドグラスを楽しめるお得感があります。クーラーのきいた涼しい部屋で世界のステンドグラスを楽しんでいただけたら幸いです。
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by dezagen | 2016-08-08 00:32 | | Comments(0)