ANA国内線【PR】
エキサイトイズム エキサイト(シンプル版) | エキサイトイズム | サイトマップ
フォント情報の総合サイトがオープン
編集宮後です。
私がmtに夢中になっている間、
フォント関連のすごいサイトができてました。


Typecache.com(タイプ・キャッシュ)
http://typecache.com/

国内外のタイプ・ファウンドリー(書体メーカー)や、
フォント販売会社、タイプ・デザイナー、
カスタム・フォントを作るデザイン・スタジオを集めた総合サイトで、
各所で扱っているフォント情報が掲載されています。
欧文フォントが中心ですが、和文書体も扱われていて、
リンクからフォントが購入できるしくみになっています。

今までも書体メーカーが運営するフォントサイトはありましたが、
自社で扱うフォント中心の紹介だったりして、
紹介される種類に制約がありました。

しかし、このサイトは書体メーカーではない有志4名が
個人でつくっているため、そのような制約はありません。
全編英語で記載されてますが、つくっているのは日本人。
英語ができて、ウェブやフォントにも詳しいすごい人たちです。

サイトの中身は3つに分かれています。

「Font Clusters」では、「~オルタナティヴ」リストや
ジャンル別リストなどのフォント・リストが紹介されています。
たとえば、「ヘルベチカ・オルタナティヴ」とは、
ヘルベチカに似ているけどヘルベチカではないフォントのことです。

「Font in Use」では、実際にそのフォントが使われている
ウェブや雑誌が写真で紹介されています。見てるだけで楽しいページです。

「Interviews」では、フォントデザイナーの取材記事を掲載。
今年のモリサワタイプコンテストの欧文部門審査員の一人、
Font BureauのCyrus Highsmithのインタビューが載ってたりと
とっても豪華。今後、記事が増えていくのが楽しみです。

英語がわからなくても、まずは見て楽しんでください!




# by dezagen | 2012-05-18 17:01 | その他 | Comments(0)
バニスター株式会社
ライター渡部のほうです。

と、いうか、東京造形大学教員の渡部千春のほうです。
と、いうのは、大学のゼミの授業の話であるから。

渡部ゼミは今年から始まったばかりで、まだ学生5名と共に模索中なところではあるのだが、一応主旨としては「これ、誰がデザインしたの?」の連載の内容に近い。
日用品や食品など身近なもののデザインは誰がデザインしたのか?なぜそうなったのか?を調べ(←今ココ)、疑問のあるものや、改良が考えられるものはデザイン提案をしていく。
題材探しも学生自身にやらせている。先生から「これを調べなさい」というよりは、学生が「知りたい」と自ら思うもののほうが、探求力が増すと考えているから。
希望としては、そのデザイン提案をメーカーの方に見てもらうところまでが目標だが、なかなかそこまで受け入れてくれるメーカーは少ないかもしれない。

現在、ゼミの題材として上がっているものの1つが、ガム。
その中で、日本クラフトから出ている「リカルデント」www.recaldent-gum.com について、学生から疑問が出た。
昨年9月よりリニューアルしたリカルデントは、パッケージにシズル写真や絵がなく、質感もマットなので売り場で目立たないのではないか?ということだった。

「デザインを手がけたのはバニスターという会社です」と学生が言うので「ひょっとして?」と思い調べて見たら、以前『デザインの現場』の郵政公社・日本郵政のデザインリニューアルの取材でお世話になったランドーアソシエイツの細谷正人さんが独立して立ち上げた会社だった。

と、いうわけで、先日、バニスター株式会社 www.bannistar.com に伺ったのであった。



真ん中でお話をしているのは、クリエイティブディレクターの清水請平さん。
奥に座っているのは、バニスター代表でブランドストラテジストの細谷正人さん。
手前は大学の学生と大学院生1名。

リカルデントのデザインについて。
バニスターでは、日本クラフトが持っていた条件の上、デザインだけではなく、ブランド構築から参加している。
メインターゲットは30代から40代の女性。
この層の女性はキラキラしたものを好むが、ギラギラしたものとはちょっと違う。
男性向けな濃い色で力強いパッケージとも違う。
化粧ポーチ、鞄などに入っているものとの相性を考えても、自己主張の激しいものよりはキレイめデザインのほうが合う。
マットな紙質は、他のグロス系のガムとは異なるものとして、逆に目立つのではないか、と考えられた結果である。

また、非常に重要なのは、リカルデントはもともと「歯を丈夫にする」ことが主眼に置かれた商品であり、フルーツ味を売りにしたガムとは違う。現在出ている5フレーバーのうちマイルドミントは特定保健用食品に指定されており、清潔な、若干ふくらませて言えばメディカルなイメージ、を付加し、訴求することが求められた。

学生(20代、男性)は「目立たないのではないか」と考えたが、その視点とは異なるものの見方で作られたパッケージである、と、いうことを色々と聞いてきた。面白かった…。
やっぱり現実の市場を相手にしている現場の声を聞くのは楽しい。

渡部ゼミではなるべくこうした現場に立つデザイナー、メーカーの人から、学生が直接話を聞く機会を設けたいと思う。
もちろん忙しいデザイナー、メーカーの方からすれば、わざわざ時間を割くのは大変だと思うが、一方で、制約のない分発想が自由である学生の考えは一般消費者の声に近いため学生(若い消費者)との意見交換の場としてメリットのある機会と、考えていただきたい…(ちょっと小声)。

ちなみに、バニスターでは、学生の持っているガムを出してもらい(リカルデントを持ってた学生は一人だったけど、あれ…?)、なぜそれを選んだのか、どこで買うのか、ミントとガムとどっちを持つか、どれも持たないか、などを聞いた。
さすが細谷さんも清水さんもブランディングのプロだけあって、消費者の情報を聞く好奇心がすごい。これは私も見習わなければ。

細谷様、清水様、お忙しい中にありがとうございました。


# by dezagen | 2012-05-18 11:24 | プロダクト・パッケージ
mt factory tour2
編集宮後のほうです。
カモ井さんとの打ち合わせも兼ねて、
mt factory tourに行ってきました。

mt factory tourというのは、
マスキングテープmtを製造するカモ井加工紙さんの
本社工場で行われた工場見学会のことです。

渡部さんのレポートはこちら。
日程が合わなくて別々に参加してきました。
http://dezagen.exblog.jp/18284098/

カモ井さんの本社工場は倉敷駅から車で約15分の場所にあります。
1923年創業なので、社内の至る所にいい感じに時を経たものがあります。

こちらの元第三撹拌工場もその一つ。
もともとはテープの接着剤の材料を撹拌する機械があった工場でしたが、
資料館として生まれ変わりました。

設計は建築事務所TNAさんが担当。
6機の撹拌機があった穴をそのまま残し、
1階は多目的スペース、2階は昔の資料を展示した資料室です。

1階に設置されているハエ取り紙の製造機。
カモ井さんはハエ取り紙の製造からスタートした会社なので
この機械はいわば会社の原点でもあります。

2階資料室奥には、今までに製造されたmtがすらり。
展示会でしか販売されない限定品も一同に集まり、壮観です。






建物全体の様子は、TNAさんのサイトでご覧ください。
http://tna-arch.com/archi/archi_kamoi01.html


資料館のとなりは、mtで動くアニメーションをつくっている
制作スタッフによる公開制作の現場でした。
この様子はUstreamでも見られるようです。
http://www.ustream.tv/channel/mt-factory-tour?rmalang=ja_JP



その隣の建物は限定テープの販売会場と新製品mt casaのお披露目会場。
左側に並んだ小さな家に貼ってある幅広のテープがmt casa。
mt casaは、インテリア用に開発された商品で、壁や床に貼って楽しめるもの。
これまで展示会では使われてきましたが、今回一般向けに製品化されました。
子供部屋なんかに合いそうです。



その隣に渡部さんがハマったmt貼りまくりコーナーがあります。
コースターや箱に好きなだけmtを貼って持ち帰れるという体験コーナー。
隣の社員食堂では、倉敷名物のふるいちのぶっかけうどんの出張店舗も。

こちらは見学コース最後から見た工場の風景。
工場内の撮影はNGなので、写真は撮れませんでしたが、
どうしても工場内が見たい方は『マスキングテープオフィシャルブック』
『マスキングテープの本』をご覧ください。


今週火曜日から一般見学が始まっているので、
ファンの皆さんからのレポート写真もネット上にたくさん掲載されています。
同時期、倉敷国際ホテル、倉敷アイビースクエアには
mtを貼った専用ルームが設置され、倉敷地区のショップも連動するという
街をあげてのイベントに発展しつつあります。

今回の見学会では、ファンの方にいかに楽しんでもらえるかということを
大事にしたそうです。メーカーからの押しつけではなく、
ファンと一緒になってブランドをつくるmtらしい工場見学会でした。

今日から銀座のユニクロでもmtのフェアが開催されます。
mtとUTのコラボレーションで、mt柄のカットソーの販売、
限定テープのプレゼントがあるそうです。
http://www.uniqlo.com/ginza/





# by dezagen | 2012-05-18 07:54 | イベント | Comments(0)
キギ展 植原亮輔と渡邉良重
ライター渡部のほうです。

gggで行われている『キギ展 植原亮輔と渡邉良重』 www.dnp.co.jp に行ってきた。

元ドラフト、今年独立し、キギとして活動する、植原亮輔さんと渡邉良重さんの作品展。
D-Bros、Theatre Products、ソフィーナボーテなど、単体で取材させてもらったり、見せてもらったり、もちろん消費者としてPASS THE BATONのステーショナリーやSEMPREのパッケージ、書籍などもろもろ見ているが、一同にまとめて見たのは初めて。

会場で写真は撮らなかったが、会場内写真はgggのサイトで公開されているので、そちらをご参照に。
http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/news/detail.cgi?seq=0000205&type=1&t=1


会場に入ると、ガラスの陳列ケースがまず目を引いた。
博物館などで使われる、スチールとガラスのケースの中に、D-BrosやLunchの商品や、書籍などが入っている。
こうやって陳列されると、消費物としてではなく、じっと眺めるものとしてモノを集中して見れるようになるから不思議だ。

とはいえ、やはり「欲しい」「所有したい」という欲求が喚起される。
これは私だけかもしれないし、皆同じかもしれない。
展示物の1つ1つを、モノとして眺めているのだけれど、見れば見るほどにその魅力を人と共有するのではなく、個人として「私とLunchのアップリケ」「私のソフィーナボーテのボトル」として、独占したくなる。
私はこうした状態を「モノが語りかけてくる」と感じているが、渡邊さんと植原さんのデザインは、その語りかけがとても小声でささやかで、かつ、現実から少し離れ秘密めいたところから話しかけているようで、それだけに、自分だけに話しかけているのではないか、という気にさせられる。

現実に引き戻って、テクニカルなところで言うと、印刷物、紙モノはほとんど目に見えないマットニスや、こんなところまで抜けるのかと思うような抜きや、エンボスや箔押しや、加工技術がふんだんに盛り込まれているので、光が当たる角度を変えてみたり、ものすごく近寄ってみたりすることで、また違った表情として見えてくる。

見所はあまりにも多い。

キギ展 植原亮輔と渡邉良重
~2012年05月30日(水)
ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg)
〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
tel 03.3571.5206
11:00am-7:00pm(土曜日は6:00pmまで) 日曜・祝日休館
入場無料
# by dezagen | 2012-05-17 23:16 | 展覧会
韓国の女性用生理用品
ライター渡部のほうです。

また、男子禁制な、以前書いた http://blog.excite.co.jp/dezagen/18110151/ 女性用生理用品のお話の続き。




ソウルのスーパーで見た、生理用品の棚。
まだまだ種類がいっぱいあって、写真に映っているのは1/3くらい。

世界の生理用ナプキンのパッケージをざーっとウェブサイトで見る限り、欧米型のデザインにほとんど寄っていて、日本、韓国、台湾はかなり特殊(中国もかなり違うらしいのだけれど、未チェック)。

生理用品に限らず、日本と韓国のパッケージはかなり独自の視覚言語で勝負している。
ざっくり言うと、日本や韓国は視覚言語の機能性よりもエモーショナルな部分、繊細さ、が求められている、と思う。
最も機能重視な米国のデザインと比べると、ふんわり、やわらか、かわいらしい感じ、という印象。

これはまったくもって私感なので、他の方はどう思っているのか分からないけれど、そのエモーショナルな装飾性が、どれが何(羽付、羽なし、夜用、昼用、かぶれ防止、などなど)なのか、を伝えにくくしていると思う。

と、いうのはなかなか客観的に考えられないものだが、日本同様ふんわり系の生理用品パッケージが多い韓国で見てみると、私は文字が読めないだけになおさら、どれがどれだか分からない…。
と、思うのだけれど、どうだろうか。

韓国とは関係ないけど、学生に聞いたら、その場にいた女子全員、家で母親や姉、妹などと共有する、と言うのでびっくりした。トイレの棚に置いておき、みんなで使うらしい。
うちは母と姉がいたが(今も生きてますが、全然)、別個に買い、タンスの中に入れて置いた。
世代の差なのか、単純にうちだけ特殊なのか。
私が母親だったら、花柄は買わない。蝶柄も買わない。

# by dezagen | 2012-05-16 09:54 | プロダクト・パッケージ
< 前のページ  次のページ >