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カテゴリ:プロダクト・パッケージ( 191 )
台湾 鳳梨田、パイナップルケーキのパッケージ
ライター渡部のほうです。
まだマケドニアの報告が終わってないけど、台湾ネタ。

7月29日〜5月3日まで台北で書籍デザイナーの取材をしてきた。
編集者、アートディレクター、コーディネーター、通訳、フォトグラファー、デザイナーの大所帯取材だっただけに、最終日はチーム別れるの寂しくなっちゃうほど。

4日目に、フォトグラファーの蘇景霈 (ス・チンペイ)君 
www.spacebarfilm.com/#!about/c10fk 
から「お土産です」と、パイナップルケーキをいただく。
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まあ、お洒落。
最近台湾で流行りの、パイナップルがそのまま入ってるザクザク系のパイナップルケーキ。(昔風のものは、冬瓜餡でいわゆるこしあん風)

なんと、実家がパイナップルケーキ屋さんで、このパッケージのデザインも蘇君が手がけたそうな(マルチタレントだな〜)。
とはいえ、フォトグラファーが片手間にやったという感じのしない、いいデザインなのだ。
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ベースは台湾の熟したパイナップルを思わせる、濃い目の黄色と、パイナップル(ちょっと銀杏に見えるけどね)のパターン。商品名をぐっと下に置いているのはかなり大胆なのだけれど、通常ギフトとして外装に入っているので、商品名はそれほど主張しなくてもいいという判断(のはず)。
すごくいいと思ったのは、賞味期限のスタンプを思い切って前面に持ってきたこと。
地の印刷と違うスタンプがアクセントになっているのと同時に、賞味期限をすぐ分かるところに置くことで商品のフレッシュさを印象付ける。
これはうまい。

こちらがご実家の鳳梨田 Pineapple Farmのサイト。
www.pineapplefarm.com.tw
小豆ケーキもおいしそう…。

台北だとそごう(太平洋SOGO忠孝館 台北市忠孝東路四段45號B2)にも入っているとのことなので、台北に小旅行に行かれる方は是非チェックを。
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by dezagen | 2015-08-04 02:43 | プロダクト・パッケージ
マケドニアの食品パッケージなど
ライター渡部のほうです。

マケドニアとウィーンに行って、今朝戻って来ました。
メインの目的は、
1)マケドニアの首都スコピエで50年前に作られた丹下健三の都市計画、その後を見ること。
2)オーストリアのスーパーマーケットBillaのプライベートブランド、高級ラインのBilla Corso http://blog.excite.co.jp/dezagen/21578381/ の専門店の偵察と商品の買い出し。

建築の話は内容が濃いので(まだ帰国したばかりで頭がボーッとしてるんで)後にするとして、まずはマケドニアで見たパッケージから。

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縦割りパイナップルをぎっちぎちに入れるとか、西瓜半分を袋に入れるとか、日本では見ないタイプの包装。これはいいような気がする。

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マッシュルーム型のシール。

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卵のパッケージ。目玉焼きがシズル写真というのが多かった。

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牛乳パックは青一色印刷。

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涼しそうなペンギンパッケージの飲料。同行の青野尚子さん(建築+アートのライターさん)が飲んだところ、レモン味だったそうです。

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スープのパッケージというか、商品が入っている箱の山積み。

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ハーブティーのパッケージはこの程度で良い、という例。

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薬っぽいパッケージのビスケット。日本でいうと多分グリコのビスコや森永マンナみたいなものだろうか。

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牧歌的な娘さんがパッケージにいるとつい買ってしまう。

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マケドニア(旧ユーゴスラビア/東欧)なので、こういうそっけないパッケージがもっとあるのかと期待していたが、意外になかった。

ちなみに、マケドニア自体小さい国なので、スーパーに並んでるものは、近隣の外国、トルコやクロアチア産あるいはバルカン半島向けに一括して作られた外国製のものが多いのです。

さておき。
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イタリアなんかでも見るSAMURAI爪楊枝。

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多分黒胡椒。上の値札の付け方も新しいな。

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目が踊っている。そんなに嫌なら食べなきゃいいだろうに。

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かと思うと、こしゃくに軽くウィンクを投げてくるHELLO TONI(右手前)、上のHAPPY COW、上の棚奥のHOPLAのシェフのおじさん。チーズ(など)コーナーは笑顔に満ちていた。むしろ何がそんなに嬉しいんだろうかと疑うほどの笑顔だ。特にTONI。

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マケドニアの人はウエハースが好きに違いない。
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一見普通のウエハースパッケージだが、よく見ると800g。
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ウエハースは当たり前すぎるので、別にパッケージの工夫は要らない、というわけか。

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こちらは個人商店。量り売り。チョコレートが割れて入ってるけど、これも量り売りなのですよ。

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市場も偵察。

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市場のハーブ専門店。手前の花のようなものは何に使うんだろう。

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乳製品量り売り。奥の黄色っぽいのはバターなんじゃないかと思うのだが、手作りバターだったら絶対おいしいだろうな、今、日本でバター入手しにくいしな、とか、本気で買うか悩んだ。

マケドニアの食品パッケージの最後。市場の蜂蜜屋さん。
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上の蜂蜜入れが、普通クマだと思うんだけど、どう見てもブタに見えるのだよな。それともこれがマケドニアのクマ観なのだろうか。気になるところだ。
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by dezagen | 2015-07-09 17:21 | プロダクト・パッケージ
シャンプー、コンディショナー、柔軟剤
ライター渡部のほうです。

このブログでもたびたび書いているような気がするのだけれど、ドラッグストアにおける女性向け妖艶デザインに違和感を覚えている。

シャンプー、コンディショナーの売り場に行くと8割から9割が、白地に花柄、とか、ピンク、紫、金で彩られたゴージャス系のパッケージで埋まっている。

男性が買えるヘアケア製品ってほとんどないんじゃない?と、学生に聞いてみたところ、
自宅から通っている学生は、まあそのまま違和感なく使っている様子。
「髪がさらっとして結構いいです」
そうなのか。そうか…。

一人暮らしの男子(というか成人男性だけど)では、紫ゴージャス系のシャンプー、コンディショナーの詰め替え用を買い、無印良品のボトルに詰め替える、という人も。
それ、パッケージの意味ないな。

昨今の柔軟剤も、アロマ押しで、かなり濃厚。厚化粧を重ねた熟女っぽい。
そろそろ揺り返しで、アロマなし、さっぱり系が出そうな気もしなくはないけど。

普通に、男性とか女性とか関係なく使える、適度な値段のものが欲しい、プリーズ。
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by dezagen | 2015-06-23 14:31 | プロダクト・パッケージ
香港 パッケージ その他
ライター渡部のほうです。

香港で見たパッケージなどの話。

新しいもの好きの香港ですが、実はスーパーマーケットの商品は日本ほど変化がないのです。
安くておいしい外食がいくらでもあって、自宅で料理しなくても全く問題ない土地。
街角の食堂やレストランは新しさを提供し、スーパーマーケットは基本的なものを買う場所、という位置付けのような気がします。

基本的なもの=定番もの=となると、昔ながらのパッケージが延々使われているケースが多い、ということでしょうか。前回のvitasoyのように特別版が突然出たりして、一慨には言えないのですが。
スーパーやドラッグストアで見た、レトロっぽいものをいくつか。

SESAMEと書いてあってイカの絵。胡麻味はしません。
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こちらはあえてレトロ風なパッケージ。胡麻団子とピーナツ団子。繁体字はきれいだなあ。
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昔から変わってないというか、箱、製品名、色とパターン、以上。みたいなミニマル具合がむしろ薬っぽさを醸している。
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昔っぽい!と思ったらムヒだっった。。
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今もよく分からない日本語が書いてあるパッケージは健在。「ちょっとの幸福」。お菓子のパッケージポエム集を出したくなりました。
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日本語も健在ですが、最近はハングルもよく出てきます。「바나나 우유」はバナナミルク。そのままでした。
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こんな感じであんまり変化が激しくないスーパーの中にあって、新商品が続々登場し、パッケージも変わりぐいぐい攻めているのが即席麺コーナー。

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こちらは香港日清のカップヌードル。フレーバーが多いのが特徴です。恐らく店員さん(あるいはお客さん?)が勝手に変えたのだと思いますが、一棚(段ボールの横を切っただけだけど)に同じ種類、ではなく混在させたことですごくおいしそうなシズルを醸しています。

パッケージじゃないけど。
金物などを売っているお店。外にはみ出した商品群のお陰で、この店が何を売っている店なのか分かる。
看板要らず。
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商店街の途中で突然古紙の塊に出会いました。テヨ・レミの家具みたい。
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と、思ったらミニミニ古紙プレス工場。香港はすごい小さいスペースに個人商店や工場があったり。香港という場所は歩いていて飽きないところです。
体力要るけどね。
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by dezagen | 2015-06-11 00:30 | プロダクト・パッケージ
香港 vitasoy のパッケージ
ライター渡部のほうです。

先週末は香港に行っておりました。

香港のスーパーマーケット商品の中で、とびきり良かったパッケージがこちら。
維他奶(vitasoy)という豆乳飲料の特別パッケージ。
ブリック型の紙パックの裏面全部を使って、アルファベット1文字か数字が印刷されています。
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3個パックだと分かりづらいのですが、上のポスターを見ると、アルファベット全部が揃っていることが分かります。

こちらはクッキー屋で見たvitasoyのモルト味。表ではなく裏面のほうを出して棚に並んでいました。
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好きなアルファベットや数字の商品を揃え、「CONGRATULATIONS」とか「U R NO1」とか名前とか、なんでもいいのですが、単語やフレーズを作ることができるしくみ。
ブリック型なので、積み重ねもでき、ちょっとしたディスプレーにもなります。

vitasoyは1940年から続く(戦争中はお休みしていたそうなので、本格始動は終戦後から)豆乳を中心に、飲料を出している会社。香港だけではなく、世界の中華系スーパーマーケットには必ず置いてある定番商品で、私もロンドン滞在中は飲んでおりました。

この特別パッケージを仕掛けたのは、これまでもvitasoyのキャンペーンを手がけてきた、クリエイティブエージェンシーDDB香港。以下のページが詳しいです。
http://ddblimelight.com/?p=7934#.VXcom2CzuGg
こちらの資料を見ると、アルファベットを選んで買える自販機も、5月16日から6月14日まで期間限定で香港島太古のコーンヒルプラザに設置されているとのこと。

カルチャー誌のMILKの表紙もvitasoy特別バージョンに。これ、一つ一つ剥がせるシールになってます。
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ペットボトルに押されブリック型の飲料は地味な存在となっていますが、ブリック型だからこそできるパッケージの楽しさもあるなあと実感しました。
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by dezagen | 2015-06-10 03:47 | プロダクト・パッケージ
福永紙工工場見学+コンペ開催
ライター渡部のほうです。

先日、大学の渡部ゼミで福永紙工の見学に行ってきました。

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ゼミ生に抜き型を見せ、解説する山田明良社長。

福永紙工といえば「かみの工作所」。
www.kaminokousakujo.jp

福永紙工の印刷、紙加工技術とデザイナーの発想で、テラダモケイ(デザイン:寺田尚樹 www.teradamokei.jp)や空気の器(デザイン:トラフ建築設計事務所 www.kamigu.jp/category/select/cid/359)など、これまでなかった新しい紙製品を発表しています。

特に得意なのは厚紙の抜き加工。
厚紙を抜く機械で、箱の抜きが出てきた、と思いきや、なんと1mmを切る厚さの段ボールでした。
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この薄い段ボールにオフセット印刷もでき、抜き、折り、箱加工も可能です。

機械さえ導入すれば工場のできることが変わるというものでもありません。
機械を使いこなし「加減」を理解する職人さんあってこそ。
例えばかみの工作所のカード「ミーーーラ」 
www.kamigu.jp/category/select/cid/357/pid/9420 は、包帯がぐるぐると巻かれたようなミイラの形。上からそっと剥がしていくと、細い包帯のように切り込まれた紙が細い紙片とな1本でペリペリとめくれていく、楽しいカードです。
これは2枚の紙を弱粘着で合わせて、そこに抜き型を当てて作ります。下の紙は抜けないように、上の紙だけ、しかも布のようなテクスチャーのある紙を抜くようにするのは高度な技術。

「うちは別に特別な機械を入れているわけでもないんですよね」と山田社長は言います。「でもそこをアイデアと工夫で何かできないかな、と試行錯誤しているわけです」
最近は社員の紙工ディレクター(この職業名は初めて聞きました。斬新)宮田泰地さんが中心になり、紙器研究所なるものを始めたとか。1枚の紙からどんな構造ができるか、プロトタイプを作りながら研究しているそうです。

工場が単に外部から受注を受けるのではなく、内部から発信していく。こうしたことはデザイン媒体の取材では多く目にしてきたことなのですが、では一般的かというとそうでもないのですね(この件については長くなりそうなので、いずれブログで書こうと思います)。
福永紙工さんのようにアイデアを積極的に受け入れていく、実行に移す企業は本当に希少で、そして魅力的です。

さて、そんな福永紙工さんの「かみの工作所」からお知らせ。
「ペーパーカード」デザインコンペ 2015 www.kaminokousakujo.jp/compe2015
「気持ちを伝える」というテーマに即し、平面の紙を立体にできるペーパーカードのデザイン提案を募集します。
エントリー期間は6月1日〜8月31日。
グランプリ1名 商品化+ロイヤリティ。 優秀賞2名 商品化+ロイヤリティ 審査員賞 10名 

重要なのは参加費 3000円が必要、ということです。
企業主催で有料のコンペは少しハードルが高くなるかもしれません。ですが、その分、本気で商品化を目指す人が募集対象とも受け取れます。
応募者限定の工場見学(7月3日と8月3日の2日、各40名)を行うのも、工場の技術をきちんと知ってもらった上で作品を作ってもらいたいという気持ちから。

結果はもちろんですが、この工場見学でどんな質問が飛び出すのか、すごく気になります。

福永紙工さんの工場に行って思ったのは、工場内がとてもきれいだということ。印刷会社はインクも出れば、断裁した時の紙の繊維も溜まって行きやすい、非常に汚れやすい場所なので、新品のシンクのようなというわけにはいかないものの、機械もパーツからきれいに磨かれていて、大事に使われていると感じました。

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by dezagen | 2015-05-29 10:00 | プロダクト・パッケージ
ブリュッセルで見たパッケージ
ライター 渡部のほうです。
ブリュッセルにいます(明日帰ります)。

アメリカではスーパーマーケットの商品の大きさ、多さにばかり目が行ってしまいましたが、さすがにヨーロッパはアメリカほどではないので、パッケージデザインの表現に目が行きます。

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どん!きのこ。
乾物類のパッケージ。と言われないと分かりにくいですが、これくらい直球なパッケージでもいいような、というか、かっこいい。

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売り場で小さい男の子が欲しそうにしていた、スプレー洗剤。
なるほど、おもちゃのガンっぽい。
洗剤は強さが売りなので。

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マシーンエイジな感じのマスタード。菱形のロゴは質実剛健な感じがします。
マスタードに質実剛健もないだろうけど。

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台湾の調味料にもあったのですが、ボトルの曲面を活かして顔を付けると、なんとなく愛着が湧くもの。
塩ですけどね。マトリョーシカ。でもって、オランダの塩でしたけど。

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しばらく私を悩ませている、世界のマヨネーズはガラス瓶か逆さまプラスチックボトル、チューブなのか、はたまた日本のやわらかポリエチレン容器がいずれ台頭するのか、問題。
ベルギー人はマヨネーズ好きらしく、マヨネーズの種類はびっくりするほど多かったのですが、圧倒的にガラス瓶。ライト、タルタル、他スパイスなどをミックスしたマヨネーズソースになると逆さまプラスチックボトルが多いようです。

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2人の中国娘。後ろの娘が前の娘の脇の下を抱えているように見えるのは、「おいしすぎて倒れちゃう」「だめだめ、しっかり」みたいな会話がなされているのでしょうか。
(写真が分かりにくいのでHP http://www.soubry.be/foodservice/beschuiten-bloem-nodig-soubry-en-anco-bieden-u-de-juiste-oplossing/soubry-chinese-mie のリンクです)

ベルギー、ブリュッセルに本社を置くDelhaizeは、東欧やインドネシアなどで展開している大手チェーンです。
ここはプライベートブランドのグラフィックが上手。
オーガニックラインや高級ラインなどいくつか(HPによれば6種)のバリエーションを揃えていますが、一番安い「365」というシリーズが一番いいような気がします(個人的主観)。
イラストレーションが明快で、分かりやすい。
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最初見たときは、白地が多すぎてびっくりしましたが、他の365商品も一緒に見て行くと、棚にあるざわついた商品群の中で白さとイラストレーションと丸ゴシックの書体(書体なんだろう…宮後さーん!)が引き立ちます。

これはちょっとガムに見えてしまったけど。
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タンポンです。
日本の生理用品にもこれくらいのあっさり加減が欲しいところです。

ブリュッセルのスーパーマーケット商品観察。以上です。
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by dezagen | 2015-04-28 04:32 | プロダクト・パッケージ
Grippo'sのネギ子さん
ライター渡部のほうです。

シンシナティのスナックメーカー、Grippo'sのパッケージについて書きましたが。
http://blog.excite.co.jp/dezagen/24291616/
写真では細かいところがよく見えないと思うので、改めて、
(1回スーツケースに入れて、長旅を経て取り出した状態ですので、くしゃくしゃ感はお許し下さい)

sour cream & onionフレーバー、ポテトチップスのパッケージ
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このネギのキャラクターがすごく気になります。
私は勝手に「ネギ子さん」と呼んでいますが、パッケージにおけるネギ子さんの役割は何なのでしょう。
同メーカーのBBQ味やプレッツェルに登場する坊やのように(日本であれば出前一丁の出前坊や、チキンラーメンのひよこちゃんのように)強いブランドイメージを作る役割ではありません。
このフレーバーが「onion」が入っているよ、の意味でしょう。
onionだと意識しないと分からないくらいなので、なんとなくひょろひょろしたものが周りにいる、という風に見えます。
とはいえ、ずっと見ているとこのネギ子さんの浮かれ具合に、いいなあ、と味わいを感じてしまいます。
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by dezagen | 2015-03-31 02:35 | プロダクト・パッケージ
シンシナティのスナックメーカー Grippo's
ライター渡部のほうです。

シンシナティで見つけた、ローカルな商品。
Griippo's www.grippos.com というスナックメーカー。

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これぞ私が期待するアメリカのデザイン!
会社のスローガンというかmission(使命)って書いてありますけど「Fun Food Company」楽しい食品会社、ですよ。これはいい。
手書きのロゴ文字がばーんと使われて、下にキャラクターがいて、ポップさ爆発!みたいな商品です。

一番売れているのは、右下のBBQ味ポテトチップスで、近隣のお店は一棚全部BBQ味だったり。スモーキーフレーバーの味が濃さが人気の理由だそうで、HPを見るとこのBBQ味スパイスやBBQソースも売られています。でも日本人のワタクシからすると「甘い…」。なので、写真を取る(&お土産用)には小さいサイズを買いました。
とはいえ、このBBQ坊やのニコニコ顔がすごくいい。真ん中のプレッツェルにも登場しています。
Grippo'sのサイトを見ると、プレッツェルが先に発売されたそうなので(1920年代〜30年代)、ひょっとすると、プレッツェル坊やのほうが先なのかもしれません。当時のパッケージがないので分かりませんが。

キャラ立ちでは、左のポテトチップスのジャガイモ君達もいい。微妙にかわいくないところもそそります。
Grippo'sがポテトチップスの製造を始めたのは、1959年。
アメリカの製品にあるキャラクターは歴史が古いものもありますが、顔がデフォルメされて大きくなり、にこやかなポップキャラクターは50年代〜60年代に多く登場しているので、この頃からかもしれないです。

ちょっと謎なのは、真ん中上のsour cream & onionの周りにいるほっそい女の子。多分ネギ子さんなんだと思います。

右上のキャラメルポップコーンは、ポップコーンマシーンの絵が使われています。下に車輪があるので、移動式ポップコーン屋のノスタルジーなのかも。調べるまで知らなかったのですが、アメリカでは最初キャラメル味のような砂糖掛けから始まって、その後恐慌時代に塩味で値段を安くしたものが普及し、その手頃さから映画の娯楽のお供になったのだとか。
キャラメルポップコーンのセリフが強調された、ちょっと西部劇っぽい文字も素敵です。
味は、ピーナツ入りということもあってキャラメルコーンみたいでした。日本人には嬉しい味。食べ終わった後に、服のところどころにポップコーンがくっついていました。

それにしてもサイズがでっかい。
人気商品のBBQ味は28gから340gまで各種あるのですが、他は大体220gだけとか。
この豪快さもアメリカンポップとして捉えよう。

取材を申し込んだのですが、突然すぎ(シンシナティ到着してから商品を見つけて、連絡したので)、また今商品の見直しをしていて、社員総出のフル稼働なので対応できない、とお断りされてしまったのでした。残念。

電話で少しお話をしたのですが、パッケージのロゴは創立者のAngelo Grippoさんが書いたものをずっと使い続けている、絵も社内で書いたものを使っている、とのこと。今までずっと家族経営で小規模でやっているので、製造も品質管理も、パッケージも全部社内で、ということでした。

が、電話の最初に聞いた「商品の見直しをしているところ  we change our products」というのが気になります。
ひょっとするとこのパッケージが見られるのは今が最後なのかも。
貴重なアメリカの財産なので、是非継続していただきたいです。
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by dezagen | 2015-03-27 15:20 | プロダクト・パッケージ
アメリカのスーパーマーケット Kroger
ライター渡部のほうです。

昨年は全米、および世界第1位のスーパーマーケットWalmartの本拠地に行った
  http://blog.excite.co.jp/dezagen/22293459/ ので、今回は全米第2位のKroger(以下、クローガー)のお膝元、シンシナティに来ました。

(厳密には、スーパーマーケットという業態ではクローガーが全米第1位で、総合小売店でくくると第2位なんだとか。系列店などもあってややこしいので、ここではざっくり2位としておきます)

本社に一番近いクローガー。
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都心なので、比較的小さめ。とはいえ、日本のスーパーマーケット規模で言うと大きいけど。

クローガーの創立は1883年。
創立者バーナード・クローガーのスローガンは「Be particular. Never sell anything you would not want yourself.(こだわりを持て。自分が欲しくない物は売るな」。時代が違うので比較するものでもないけれど、Walmartの最初のスローガンは「The Lowest Prices Anytime, Anywhere. (いつでもどこでも、どこよりも安く」。Walmartが価格勝負だとしたら、Krogerは品質勝負というところでしょうか。

クローガーの始まったシンシナティのOver Tha Rhineというエリアは、ドイツ系移民が多く移り住んで発展した町で、バーナード・クローガー自身もドイツ系です。今はいろんな出身の人達が混じっているようですが、ホテルやお店の人の対応(真面目。適度に親切、でもそんなに干渉しない)、場所の雰囲気(ローカル色は強くない。クローガーなど大企業が並び、P&Gの本社も近い商業地域。どこの都市にも見られるような均質的な感じ)成功した再開発活動などを見ていると、ドイツの系譜を受け継ぐアメリカの合理性を感じます。あくまで私感ですが。

品質中心だからなのか、Krogerのプライベートブランド商品のデザインは地味。主張が激しいPBとはちょっと違います。
靑地の四角に、楕円形の水色+中にロゴで、控えめ。よく見ないとクローガーの、というのは分からない感じ。
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スパイスのデザインとか、いいと思うんですが、やはりクローガー色はひっそりしてます。
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色のきれいなサプリメントのパッケージ。
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なのに、残念。値段のタグのほうに目が行ってしまいます。

アメリカの一般的なスーパーマーケットの商品は、デザインをどんなに頑張ってもやっぱり値段が物を言うみたいです。
風邪薬のパッケージ(ホテルのエアコンが強すぎて鼻風邪引きました)。
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右上の赤地に黄色の文字。「ヴィックスのNYQUIL COLD & FLU LIQUICUPSの主要成分と比べて下さい。側面もご参照下さい」と。ヴィックスの商品と同じ主要成分が使われています。で、価格は半額くらい。パッケージにこういう宣伝文句を入れてしまうっていうのはすごくアメリカらしいと思います。強気というか。

行く海外の先々で、スーパーマーケットで売られる商品を見て、どんなデザインがその土地の人々に訴求するのかをずーっと観察中で、スーパーマーケット巡礼にアメリカにも来るようになりましたが、デザイン視点では、スーパーマーケットの本場(?)アメリカが一番残念な国。
デザイン頑張っても結局値段か、と。
同じ英語圏でもイギリスは毎月のように新商品が出たり、PBがリニューアルされたり、行くだけでワクワクするんですが。。
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by dezagen | 2015-03-27 14:10 | プロダクト・パッケージ