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カテゴリ:インテリア
  • フリッツ・ハンセンのナチュラルウッド展開、余談
    [ 2011-11-19 09:21 ]
  • 「フライターグ・ストア・トウキョウ」
    [ 2011-10-07 07:23 ]
  • 台北 HOME HOTEL
    [ 2011-09-14 23:05 ]
  • バンコクから LUXX at Silom
    [ 2011-06-28 12:08 ]
  • ソウル IP Boutique Hotel
    [ 2011-03-13 08:06 ]
  • ハーマンミラーストア
    [ 2010-12-13 00:08 ]
  • 東京造形大学 CSプラザ
    [ 2010-11-28 09:17 ]
  • トラフ 3M store
    [ 2010-09-10 20:19 ]
フリッツ・ハンセンのナチュラルウッド展開、余談
ライター渡部のほうです。

昨日、フリッツ・ハンセンのプレビューで撮った別の角度からのナチュラルウッドバリエーション。



木目ってこんなに色々バリエーションがあるんだな、と、ほれぼれ見てしまう。

例えば日本だったら杉、といったようなその国独自の木材を使ったお国シリーズとか、間伐材とか、使いにくいので捨てられてしまう木材とか、いろんな木材を使った限定バージョンなどもできるのかな、とふと思った。
by dezagen | 2011-11-19 09:21 | インテリア
「フライターグ・ストア・トウキョウ」
編集宮後です。
銀座一丁目にオープンした
フライターグのショップを見てきました。

フラターグとは、トラックで使われる幌(ほろ)などの
リサイクル素材でつくられたバッグのブランド。
1993年にスイスのフライターグ兄弟が作り始めた
このバッグは今では世界中で販売されています。

日本にも1996年から輸入販売されていましたが、
このたび銀座にアジア初となる直営店がオープン。
フライターグのバッグはリサイクル素材でつくられているため、
1点1点違うデザインの中からお気に入りを選ぶ楽しさがあります。
そんな体験ができるのがこの直営店というわけです。

店内の全体写真は、こちらのサイトでどうぞ。
http://www.freitag.ch/shop/FREITAG/page/news_content_page/detail.jsf

ショップデザインは、トラフ建築設計事務所。
築50年の古いビル(元は靴屋さんだった場所)を改装し、
1、2階とも左側の壁一面にフライターグのバッグが入った箱を積み上げて
そのまま商品陳列されています。この仕組みはほかの海外店舗でも見られますが、
元の建物の雰囲気ととけあって、独特のおもむきがあります。



写真はショップで行われたプレス発表の様子。
左が鈴野さん、その右脇がフライターグ兄弟。

こちらは女性向けラインのバッグ。



もともとフライターグが持っている世界観が明確なので
その世界観でまとまってしまうのでは?と思ったんですが、
店内にしこまれた街灯や窓の仕掛けなど、
所々にトラフらしいデザインがほどこされていて
両方が無理なくとけあっていました。

トラフのお二人がフライターグのバッグを持っていても
たぶん全然違和感がないと思うんですが、
そういう「らしさ」がショップデザイン全体に
出ているような気がします。

本日10月7日から銀座一丁目にオープン。
(日本デザインセンターの横なので、
 デザイン関係の方もぜひ)

フライターグ・ストア・トウキョウ
中央区銀座1-13-12
月〜金 11:00-21:00
土日  10:00-20:00
地図http://www.freitag.ch/shop/FREITAG/storelocator.jsf

by dezagen | 2011-10-07 07:23 | インテリア | Comments(0)
台北 HOME HOTEL
ライター、渡部のほうです。

台湾紀行でもう一個、書いておきたいことがあった。
今回滞在したHOME HOTELについて。

ここ十数年、毎年1,2回は台北に行っているのだが、いつもホテル選びには悩まされる。
簡単に言うと、ホテルのレベルが低い。
もちろん世界中のあらゆるホテル、台北のすべてのホテルを知り尽くしているわけではないが、比較的海外旅行の多いホテル客としての目線は持っている。いわゆるブティックホテルにいつも泊まっているわけではない。ビジネスホテルの時もあるし、自費で行く時はかなり安い宿だったりする。
ただ宿泊する前にホテルのHPなどから受ける「ある程度こんな感じで泊まれるだろう」というイメージを、ある程度実際のデザイン(インテリア、備品など)が裏切らない範疇のもの、というのが私のホテルジャッジの基準となる。

台湾のホテルに関しては、HPの説明が不十分で、実際には見かけの立派さに気を取られて使いにくい什器備品が多い、というのがよくあるパターン。トータルなイメージの統一、というデザイン面で見たらほぼ壊滅的である。

そんな中で、全くホテルには期待せず、今回「HOME HOTEL」 www.homehotel.com.tw というホテルに泊まったのだが、ここが私の知る限り台北の中ではずば抜けていいホテルだった(コストパフォーマンス的にも)。



こちら ↓ は私の泊まった部屋。一番お安いタイプ。渡部撮影(これ以外はすべてホテル提供)。



この写真だけでは分かりづらいかもしれないけれど、木を基調にした落ち着くインテリアで、無駄がない。椅子の座り心地もいいし、常にホテルで悩まされる机とのバランス(高さが合ってない、収まりが悪いなど)もよく、スーツケースの置き場(広げるには狭すぎ、大体もてあます場所となる)も細長い棚にしたことで、荷物の整理が楽で、使わない時は棚の下に収納できる仕組みもいい。

室内インテリアを手がけたのは、蘇誠修氏。
作品リスト: http://www.inhouse19.com/tedsu/index.html
クラブやバーなど、割とギラっとしたデザインの多い人なのだが、今回は蘇氏お得意のミラーもブラウン系のフィルムを貼り控えめに使っていたり、私は泊まってないランクが上のお部屋にはブルーグリーン系中間色の穏やかなソファを用いたり、あれ?肩の力が抜けたかな?という感じ。

ちなみにこれまで台北のホテルで私が唯一、デザイン合格点を出した(生意気な発言ですが)ホテル、喜瑞飯店 アンビエンスホテル www.ambiencehotel.com.tw もこの方のインテリアデザイン。こちらはまぶしいほど白を基調にしたデザインで、まあ、こっちはこっちで泊まるのにちょっと覚悟がいるのだけれど。

備品のグラフィックもモノグラムの柄をベースに統一。




このホテルのCIを行った、BLANQのポートフォリオサイトでさらに詳細な備品、およびロゴのグラフィックを見ることが出来る。

http://www.behance.net/gallery/HOME-Hotel/1842307

「人」という漢字をベースにした「H」のロゴマークや、漢字のストロークを活かした部屋番号数字の文字はやや詰めが甘い気がするけれど、私の考える「ある程度」OKの範疇ではある。

ついでに言うと、HOME HOTELの重要なコンセプトはMade in Taiwan。
備品のマグカップ、お茶、家具、シャンプーなどのトイレタリー製品はすべて台湾製を選んでいる。
家電に関しても、高級感を出すならSONYかもしれないが、あえて台湾製にこだわりCHIMEI www.chimei.com.tw の液晶を選んだという。
一階に入っているブティックも台湾の素材、製造にこだわる prefer www.prefer.com.tw というブランド。

台湾製だけれど、伝統的な中華風や原住民風ではなく、今の台湾を見せるというコンセプトがしっかり貫かれている。
考えてみると、台湾の外資チェーン以外でブランディングをしっかりやっているホテルは本当に珍しい。台湾でもホテルの取材を何度かしているけれど、デザインはホテルのビルを設計した事務所が一括で、とか、社長が決めました、ということもしばしば。
HOME HOTELの強いブランディングは現ジェネラルマネージャーの王念秋さんの努力に負うところが大きい。アメリカに留学後、アメリカ系の広告会社、ブランディング会社に勤務、今に至るという経歴。CIを手がけたBLANQの王九思氏も、NYのパーソンズで学んでいる。
一度外に出て台湾を見る、という目線があるからこそ出来たのではないだろうか。

いつ来ても田舎っぽいな、と思っていた台湾もそろそろ国際スタンダードの時代に入ったと思わせる。
by dezagen | 2011-09-14 23:05 | インテリア
バンコクから LUXX at Silom
ライター渡部です。

今回のバンコクでは、(いつになるか分からないけど)自宅改装の参考になるようなインテリアのホテルにしよう、と決めたのがこちら、LUXX at Silom http://www.staywithluxx.com/


(着いてすぐ、早朝に撮ったもの。写真がブレブレなんですが、撮り直すまで当座こちらで)(後記:取り直すチャンスを逃しました。すいません)

ウェブサイトの写真を見て決めたのだけれども、実際泊まってみるとかなりいい。




33平米で、天井も割と低めにもかかわらず、圧迫感がなく、ゆったりとしている。
ベンチ風に作った収納部分など無駄な装飾やでっぱりがなく、直線的にきれいにまとめていることや
チーク材を中心として渋めの色合いと柔らかいライティングの妙。
また、壁一面をガラスにし、その向こうに小石を敷いた小さなバルコニー(出れないんだけれど、窓は開く)が見えることで、視覚的な抜けがある。



こちらは別の部屋。やっぱり、窓の向こうに小さくとも庭のようなスペースがあることで、すっと抜けた感覚。

斜めのガラス壁などで、隣のお部屋が見えそうなものだが、そこは柵を設けたり、窓に付ける格子の角度、幅を工夫し、他の人の部屋は見えないように工夫されている。

5階建ての建物に13室のミニホテル。周辺は新宿のようなビジネス街だが、少し中心から離れて静かな通り。ミニキッチン付きの部屋もあり、ホテルというよりは仮の自宅風の過ごし方ができる。

内装のデザインは誰が?と聞いたところ、ホテルのオーナー兼支配人のDusadee Srishevachartさん自身の設計だという。
聞けば建築学科卒。その後経営学を学び、IT企業に勤めた後、このホテル経営に着手。2006年にオープンした。


「以前は自宅だったんです。引越して10年以上使っていなかったので、ホテルとして使うことにしました。ミニマルでシンプルなインテリアにまとめ、落ち着きのある木素材を多く使っています。主にチーク材なんですが、木材始め内装素材の9割はタイの国産で、新しいタイらしさを考えたんです。むろん環境に配慮した意味もあります」

ユニークなのは木のバスタブ。



「インテリアが木材中心だということと、物理的に木のバスタブのほうが軽いということもあって、採用しました。毎日清掃をきちんとしてるので、カビやぬめりはないですね。1度、板の継ぎ目から水が漏れたことがありましたけど(笑)、すぐに修理しました。
バスタブだけでなく床、壁の木材のメンテナンスは非常に気を使っていて、1年に1回やすりをかけ直し、表面の加工をし直しています。私自身手がけた初めてのホテルだったんで、お金を掛けすぎましたね(笑)。維持費が掛かりすぎるんで、2軒目のほうは木のバスタブはやめてます」

お手頃価格なのに贅を尽くしすぎたホテル、というのは経営的に見るとNGなのだろうが、泊まり客の立場からすると最高。
Dusadeeさんの場合、経営やマネージメントの知識があるからこそ、ホテル経営ができるのだが、それ以前に建築を学んでいること、コストより先に、人が住んで心地良いかどうかを優先して作っているからこそできたホテルだ。
by dezagen | 2011-06-28 12:08 | インテリア
ソウル IP Boutique Hotel
先日ソウルに行った際、こんなホテルに泊まってみた。
IP Boutique Hotel
http://www.ipboutiquehotel.com/





かなり装飾に凝ったホテルである。

私はこの手のホテルをどう呼ぶか決めかねているのだけれど、「デザインホテル」とか「ブティックホテル」とか、エクステリア/インテリアデザインに力を入れセールスポイントにしているホテル、というのはここ10年くらい世界的な傾向として増えている。
今回、初ソウルでエリアの特徴もよく分からなかったこともあって、どこでもいいからデザインに特徴のあるホテルにしてみようかなと思って探してみたのだが、意外なことにほとんどない。
実際、この点では東京に似ていて、贅を尽くした高級ホテルを除き、その手の…、なんかいい言い方がないので「おしゃれホテル」としておく、は少なく、中級ホテルは機能重視でビジネスホテルのステレオタイプに依っているところが圧倒的に多い。
その中でIP ブティックホテルは唯一の中級「おしゃれホテル」だった。

工業デザインの世界ではデザイン大国と言われる韓国の首都なのに、なぜここだけ?
気になって泊まることにしたのである。

IP ブティックホテルがオープンしたのは、昨年2010年の3月2日。主に団体旅行客向けだった「梨泰院(イテウォン) ホテル」を、インペリアル パレスグループが買い上げ、大幅にリニューアル。周囲は大使館の多いエリアであることを反映し、海外から来る個人のビジネス客に主なターゲットを絞った。
オープンから1年、狙いは見事に当たり、個人の旅行者だけで平均回転率98%だという。98%は大げさなのでは?と思ったものの、部屋数は132とそれほど多くなく、ロビーのチェックインチェックアウト具合を見た限りあながち嘘でもなさそうだった。徒歩圏内にある大使館はタイ、ラオス、カンボジア、パキスタン、ガボン、アンゴラ、ベルギー、アイスランド、セルビアモンテネグロで、確かにその辺だなあという人々がtumiとかビジネスマンっぽいスーツケースを持って行き来していた。日本人の利用は少なく全体の8%だそうである。

と、ちょっと待て。私は「数多あるソウルの中級ホテルでなぜここだけおしゃれホテルなの?」を聞きにきたのである。
客室マネージャーのキム・テヨンさんに聞いてみると「私達はデザインに焦点を置いているわけではありません。一番重要なのはホスピタリティです。装飾的だと思われるかもしれませんが、付加的なものです」とあっけない返事。
続けて「インペリアルパレスホテルのグループはこれまで、ソウルと福岡にヨーロッパ風のインペリアルパレスホテル、セブ島にリゾートとアミューズメント要素のあるインペリアルパレス・ウォーターパーク・リゾート&スパを作り、今回はこれまでとは違った新しい形のビジネスホテルを作ろうと思っていました。ソウルのインペリアルパレスよりもカジュアルで、ビジネス対応を重視したホテルです。表から見えるレストランはかなりインテリアを重視していますが、ホテルのお客様だけでなく一般の方も使うレストランですから」と言う。



しかし、部屋にはどーんと壁画が描いてあるし(私の部屋はキスマークだった)、




廊下が足下がおぼつかないほど暗いし(というのは部屋の白さを引き立てる演出だそうだ)、それでもデザインを意識したとは頑なに言ってくれなかったのだが話を続けていくうち、
「あまり過剰にデザインに力を入れたホテルはモーテル(ラブホテル)だと思われてしまいます」と言われてやっと納得した。

帰国後、私なりに考えてみた(かなり横暴な)解釈はこうである。
「世界的に見ておしゃれってこんな感じなのかも」。

IP ブティックホテルは海外客をターゲットとしたビジネスホテルである。
梨泰院という場所を選んだとして、駅のすぐそばには中級ホテルのハミルトンがある。高級ホテルがよければグランドハイアットがある。駅から多少歩いてもここに泊まりたいと思わせる個性的な付加価値を付けなければいけない。
個性的な付加価値として視覚的に見える装飾性は分かりやすい。
レストラン及び同じフロアのロビーは地元の人も利用する飲食店の基準で装飾性を付加しても構わないので、どんどん作り込む。
では客室はどうするか。
ここに遊びを取り入れすぎればラブホテルだと思われかねない。
本家のインペリアルパレスと同じヨーロッパ路線で作ったとしたら、よほど作り込めば別だが、海外の人から見れば「韓国でヨーロッパ風?真似がうまいね」になってしまう。
シンプルモダンな路線では「何もない」と解釈する人もいる。
恐らく、ここが肝。

シンプルなデザインにおしゃれさを見いだすのは、世界的に見て実際ごく一部でしかない。
海外旅行に行くたび、変な柄や妙なヒネリのない普通の食器、イラストのついてないノート、柄もロゴマークも付いてない白いTシャツ、こうしたものを探すのにどれだけ苦労してきたことか。
白物家電ですら未だに柄付きのものが変わらぬ人気を誇っている国も多い。
シンプル=なんにも着いていないもの=貧乏臭い、と思う人々が世界の大半なのだ、と、思う。


(こういうシンプルさに「何もない」と思う人もいるわけです)

IPブティックホテルの室内は、壁画(とあと1,2個のこと)さえなければ、極めてシンプルで使いやすく、すっきりしたデザインである。壁画の役割は無地のジャケットに着けるブローチやコサージュのようなもの。「無地だからってオシャレに気を使ってないわけじゃないのよ」のステートメントというわけだ。
ホテルのデザインは壁画も含め、インペリアルホテル会長、シン・チョルホ氏のディレクションの下、社内のデザイナー2名が担当して作っているという。

正直なところ、行く前はもっとトンデモなホテルを想像していて、どこが扉かわからないクローゼットとか、場所ばっかり取って座りにくい椅子とか、バスタブや水栓の形を凝っちゃったばっかりに水が四方八方へ飛んでいくとか、飲みにくいコーヒーカップとか(すべて「デザインに凝りました」と言われたホテルで経験済み)ないのかなーと思ったが、なかった。
スタッフは何事も対応が早いし、ウォッシュレットだし(ハングルなんでなんだかよく分からなかったけど)、


wifiタダだし、iPodステーションもあるし、コムデギャルソンのビルやサムソン美術館も徒歩圏だ。

雑感をだーっと書いてきたけれど、一番気になるのは「デザインが過剰だとラブホテルに見えてしまう」という点。どんなデザインになると、ラブホテルだと思われてしまうのか、あるいはその区切りを考える自体おかしいのだろうか。


ロビーにあったブランドで遊ぶ親子。ラブホテルだとは思ってないよね。
by dezagen | 2011-03-13 08:06 | インテリア
ハーマンミラーストア
ライター、渡部です。

内装をトラフ建築事務所と山野英之さんの高い山が手がけたというので、丸の内に出来たハーマンミラーストアのオープニングに、宮後さんと共に行く。

見所はこち…


こちら…


うーむ。人多すぎ。


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宮後追記。

こちらが全体写真。


TAKAIYAMA inc.による店内グラフィック。
デザイナーの言葉が記されています。


店舗デザインのポイントは床。
コンクリートの床に、
カーペットや木材が埋め込まれています。
でも、人多すぎで肝心の床が見えない....


ショップは、12月11日にオープンしました。
平日昼間にもう一度リベンジしてきます!
http://www.hermanmiller.co.jp/
by dezagen | 2010-12-13 00:08 | インテリア
東京造形大学 CSプラザ
ライター渡部です。

先日、東京造形大学の新校舎棟「CS PLAZA」を見てきた。
食堂、売店、学生ホール、クラブ室、防音室、アトリエ、準備室を備えた、地上3階、地下1階の建物。



建築は安田アトリエ。

カフェテリア(学食をオシャレに言う言葉)の什器は藤森泰司氏のデザイン。




主に竹の集積材を使っている。素材自体はがっちりみっちりしているけれど、メタルフレームとの組み合わせで軽やかに見える。
食事用のカウンターの他に、コーヒーやスナックなどのカウンターもあり。
カウンターを区切る引き戸は、収めてしまうと戸だとは気がつかない作り。


行った日はとても晴れていて、大きく取られた窓から見える樹木の紅葉が美しく、気持ちいい空間だった。

by dezagen | 2010-11-28 09:17 | インテリア
トラフ 3M store
ライター渡部です。

犬も歩けば棒に当たる。
渡部は表参道から原宿駅まで歩いたら、トラフの禿(かむろ)真哉さんに当たった。
トラフ建築設計事務所が手がけた、表参道の3M storeをちら、と覗いたら、たまたま定休日でたまたまメンテナンスに来ていた、という偶然。


さらに禿さんの隣にいて、ガラスなどのメンテナンスをしていたのが三保谷硝子の三保谷昌弘さん。
別件で週末にゲラチェックしてもらったばっかり、で、これまた偶然。
すごいな、表参道。きっと20メートルおきにデザイン関係者が隠れているに違いない。

さておき、
これはチャンス!と禿さんを捕まえて、3M storeの話を聞いてきた。
「3M storeは約4ヶ月間、期間限定のショウルームと店舗です。これの前に、The SOHOでも期間限定の3Mオフィス提案ショウルーム、というのを作ったんですが、あっちはポスト・イット(R)ノートとスコッチ(R)メンディングテープを中心に、可動式オフィスの提案を展開しました。
もちろんポスト・イット(R)ノートやスコッチ(R)メンディングテープみたいに、一般の人が知っているものもたくさんあるんだけど、3Mってそれだけじゃないんですね。特殊フィルムとかディスプレイとか、今までほとんどBtoBでやってきたものがたくさんある。それをもっと一般の人にも知ってもらおう、というのが、前回のショウルームも含め、全体の企画をしているビーツーエンジンさんの狙いなんです」


店は2階分を使用。
1階はディスプレイモニターなどを使ったエクスペリエンスエリア、フィギュアや黒田潔さんの壁画があるエキシビションエリア、携帯から自転車まで3M のフィルムを貼ってカスタマイズできるマイスターエリア、の3つのエリアから成るフロア。2階は一般小売り商品を並べたショップで構成されている。

エクスペリエンスエリアのハイテクっぷりや、でっかいサルのフィギュアなど見所満載だが、素材の好きなトラフらしいな、と思ったのは床壁天井に貼られたフィルムの数々。
「もちろん、ショウルームとして色んなフィルムがありますよ、という説明の意味もあるんだけれど、フィルムのサンプル帳とか見てる時の面白さをそのまま出してみました。歩道のパターンから続いているような感じで、ずっと四角のフィルムが貼ってあって、面発光ディスプレイを使った照明まで続いていく感じで」


一番上の、禿さんが写っている写真は2階の様子。こちらは一転して、真っ白な中に3Mの商品群が並ぶ。
「2階は商品に焦点を当てて、他は真っ白で何もしないインテリア。同じものがストックも含めてだーっと並んでいるインパクトを見せたかったから。リング状にディスプレイすることで塊感を出しました」

そういえば、トラフを追いかけて昨年サンフランシスコまで行ってしまった私なのだけれど、アメリカのスーパーマーケットの「大量生産」「工業製品」がどえええと並んでいるあのインパクト、楽しさを思い出した。
と、ワタクシのようにサンフランシスコを思い出さない読者の方でも楽しめるので(高飛車ですか?すいません)期間が終わらないうちに、是非、表参道を歩いて3M storeに当たってみて下さい。

企画、総合プロデュース: ビーツーエンジン
設計: トラフ建築設計事務所
フィギュアデザイン: ビーツーエンジン
施工: イシマル、和光

3M storeの詳細はこちらで。
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5-1-3
TEL: 03-3486-0058
営業時間:11:00~20:00
定休日:火曜日
http://3mstore.jp/
by dezagen | 2010-09-10 20:19 | インテリア