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カテゴリ:展覧会( 256 )
アレキサンダー・ジラード展
ライター渡部のほうです。

今、ロンドンにおり、まだ6日の夕方なのですが、日本はすでに土曜日。
今日までやっている展覧会、是非是非時間のある方は、行ってみて欲しい。

アレキサンダー・ジラード展:
彼の独創的なビジョンが生み出した世界
2015年10月24日(土)~11月7日(土)  11:30~20:00
会場: ハーマンミラーストア  東京都千代田区丸の内2-1-1  丸の内MY PLAZA
http://www.hermanmiller.co.jp/content/hermanmiller/apac/ja_jp/home/emm/alexander-girard-an-uncommon-vision.html

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会場がハーマンミラーストアと、ミュージアムと違い狭いスペースなのだけれども、コンパクトながら充実の内容。
私自身、こんなにアレキサンダー・ジラードの、本物の作品を見たことがなかったのだけれど、日本できちんと紹介された機会ってあったんだろうか。。私が知らないだけかもしれないけれど、ハーマンミラーの家具、マハラムのファブリック、ヴィトラの小物(ピローやステーショナリーなど)、書籍、グラフィック

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ブラニフエアの印刷物、レストランの小物(テーブルクロス、テーブルウエアまでもやっていたとは!)、1960年代の実物の家具も。

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そして、人形(おなじみですな)
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(以上写真すべて:Daici Ano)

個人的にぐっと来たのは、60年代の家具と、今の家具を比較できたこと。
足の形が同じに見えて、触ってみると(一部触れる展示です)、今の家具はとてもなめらかに仕上げられている。金属加工の技術がこの約半世紀の間に随分進化したんだろうな、と思わせる。
工場見学したくなってしまった。

ジラードに関しては、調べれば調べるほど面白く、もっと書きたいところだけれど、本日までの展示なので、もう是非是非行って!のアピールということで、これくらいにしておこう。
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by dezagen | 2015-11-07 02:38 | 展覧会
print galleryの展示
編集宮後です。
白金高輪にあるprint galleryでBernd Kuchenbeiserの展示を見てきました。

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こちらのギャラリーは、もともとバーゼルでタイポグラフィを学び、デザイナーとして活動されてきた小泉均さんが開設したスペースで、現在は同じくバーゼルの卒業生である阿部宏史さんが運営されていらっしゃいます。白金高輪の商店街の奥にある小さなスペースですが、まだ日本に紹介されていないヨーロッパのデザイナーやタイポグラファーの作品を展示しているギャラリーです。いつも新鮮な作品を精力的に紹介してくださるので、たびたび足を運んでいました。「print」という名前のとおり、印刷物(ポスター、書籍、活版印刷物など)を中心に展示され、ご自身で企画された展示を中心に運営されているそうです。

10月3日から始まった「Bernd Kuchenbeiser: Black White Type Things」展は、ドイツ・ミュンヘンを拠点に活動するグラフィックデザイナー、ベルント・クーヘンハウザー(1969年生まれ)の書籍やポスターを展示した展覧会。クーヘンハウザー氏は、音楽レーベルECM、出版社ラース・ミュラー、文化交流期間ゲーテインスティテュート、アーティスト個人からの依頼を受け、幅広く活動するデザイナーで、「ドイツの美しい本」を数回にわたり受賞する実力派。

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今回は彼から直接送ってもらったというポスターや書籍を展示されており、それらの作品をまとめた新聞形式の小冊子「Black White Type Things」(上)も会場で販売されています。この冊子はドイツで印刷されて運ばれてきたそう。

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スイス系のタイポグラフィが好きな方ならきっと好きな感じの作品です。入口のポスター(上写真)もかっこいいんですよ。

展示は、11月15日(月)まで。
ギャラリーが開いているのは、土日の13:30〜20:00と金曜、月曜の15:00〜20:00で、入場は無料。
白金高輪駅から徒歩5分くらい。小さな商店街のちょっと脇に入ったところにあります。
行かれる前にウェブサイトで最新情報を確かめることをお勧めします。

print gallery tokyo
港区白銀台1-8-6 1F
http://www.printgallerytokyo.com/
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by dezagen | 2015-10-19 07:55 | 展覧会 | Comments(0)
PAPER MOVEMENT 紙が動く、心が動く展
編集宮後です。
久しぶりの投稿です。

9月25日から渋谷ヒカリエ8Fで、かみの工作所の新作展「PAPER MOVEMENT 紙が動く、心が動く展」が始まりました。

かみの工作所は、東京立川の福永紙工がディレクターの萩原修さんやデザイナーさんと一緒に紙の可能性を追求するプロジェクトで、9年前から数々の製品を自社で製造し、世に送り出してきました。

前回も同じ会場で「ゲーム」をテーマにした製品発表が行われましたが、今回のテーマは「紙が動く」です。「動く」というのは難しいテーマのように思えますが、参加されたデザイナー4組はそれぞれの視点から「動く」を解釈して、アプローチしていてとても興味深かったです。

展示入り口から順にご紹介すると

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POINT/長岡 勉|建築家

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原田 祐馬|アートディレクター/デザイナー

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村越 淳|プロダクトデザイナー

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switch design|プロダクトデザイナー

それぞれの作品コンセプトもうかがってきましたが、ネタばれになってしまうので、ぜひ会場で説明を読んでみてください。特に印象的だったのは、原田さんの作品(植木鉢のカバー)。水に溶けるインキを紙の植木鉢カバーに印刷し、カバーが水を吸うと美しい滲み模様が浮き上がるプロダクト。何種類もの紙やインキで滲み方を検証したそうで、その実験過程も展示されています。

会場では、今回の展示作品および過去の製品も販売されていますので、ぜひお気に入りを見つけてみてください(テラダモケイの本 第二弾も販売していただいております)。
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ただ製品を売るのではなく、デザイナーの考えを伝える活動してきたかみの工作所。10年近くも続いているのは、デザイナーと製造現場が一体となり、いつも新鮮な驚きを与えてくれるからなのかなと思いました。新しく始めるより、続けていくほうが難しいのですよね。何事も。

PAPER MOVEMENT 紙が動く、心が動く展
会場:渋谷ヒカリエ8F [8/CUBE1,2,3] 渋谷区渋谷2-21-1
日時:9月25日(金)~ 10月11日(日)11:00 ~ 20:00
※最終日のみ18:00閉場
http://www.kaminokousakujo.jp/news/2015/08/paper-movement.html
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by dezagen | 2015-09-26 21:11 | 展覧会 | Comments(0)
ミナ ペルホネンの展示会に行って来ました
ライター渡部のほうです。

今日は大学の4限終了後、大ダッシュでミナ ペルホネンの展示会に行って来ました。

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シックなインビテーションは菊地敦己さんのデザインです。
1番下の紙は皆川明さんからのメッセージ。次回春夏のテーマは「join」。モチーフの連続性、集合体を、作り手のスタッフや職人さん友人との繋がりに見立て、その思いを伝えるものとなっていました。

今回は大学のテキスタイルの先生、二本木聡子先生と、ミナ ペルホネンで働いている大学の卒業生に新しい商品のこと、一見見過ごしてしまいそうだけど、手の込んだ技術のこと、素材のことを聞きながら見る、というとても贅沢な展示会でした。

展示会の写真がなくてブログ読者の皆さんには申し分けないですが。。
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by dezagen | 2015-09-11 23:24 | 展覧会
日本とスイス 12人のデザイナーによるポスター展
編集宮後です。
6月19日から7月5日まで西麻布のCALM & PUNK GALLERYで開催された日本とスイス12人のデザイナーによるポスター展「Schweiz 日本 Japan スイス」のことを書きたいと思います。

関連ウェブサイト
https://www.facebook.com/events/1640737202825244/
http://gasbook.net/in/?p=6627

スイスと日本の国交樹立150周年記念をきっかけとした両国のデザイナーを結ぶ文化貢献イベント「Weltformat Poster Festival」。Weltformatとは、ポスターの重要性と多様性を伝えるために2003年にスイスで設立された団体で、毎年スイスのルツェルンでポスターフェスティバルを開催するなど、ポスターの普及活動を行っています。今回の展覧会は昨年秋に開催されたWeltformat Poster Festivalの関連イベントとして、東京で開催されたものです。

今回の展示では、スイスから6組(Bonbon、Prill Vieceli Cremers、Felix Pfäffli、Claudiabasel、Johnson/Kingston、Demian Conrad)、日本から6組(服部一成、植原亮輔、原田祐馬、寺島賢幸、佐野研二郎、長嶋りかこ)合計12組のデザイナーによるポスターを展示。「exchange」というキーワードのもと制作された新作ポスターだそうです(Stephanieさんから展示会場の写真をいただいたので、掲載します)。

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事前告知はあまりなく、突然始まった展覧会でしたが、それにしては参加メンバーが豪華というのが第一印象。どのような経緯で企画されたのか気になったので、スイス大使館の方や主催者の一人、Stephanie Cuérelさんにうかがいました。

そもそもはGrilli TypeのNoel Leuさんから日本で展覧会をするという話を聞いていて、彼らやStephanieさんが展覧会開催のために奔走していたそう。日本のデザイン事務所でインターン経験があるStephanieさんがキュレーションを担当し、日本のデザイン団体やギャラリーの協力を得て、6人の日本人デザイナーに参加を依頼したのだとか。スイス大使館ほか、スイス関連機関からの協賛を得て、展示場所も確保し、展覧会にこぎつけたそうです。

それにしてもすごいのはStephanieさんやNoelさんたち、運営チームの行動力とコミュニケーション能力。自分達で資金を集め、面識がない日本のデザイナーにコンタクトして、展覧会を開催してしまうのはやっぱりすごいです。自分が同じことをやれと言われたら、できないかもしれない。

自分は編集者なので、展示準備のほうが気になるのですが、ポスター展は現物を輸送せず現地で出力して展示することもできるので、このような海外展には向いているのかも(立体物だと輸送時に保険をかけたり、展示ケースも手配しなければならなかったり、いろいろと手続きが面倒なのです)。垂木を組んだ柱にポスターが貼ってあるミニマムな展示でも違和感がなかったので、移動する巡回展にも向いてます。我々は国内でつくったものを海外にどう運ぶかという発想になりがちですが、彼らはなるべく現地で調達しようという発想なのですね。世界を移動しながら仕事をしている彼らのフットワークの軽さ、発想の自由さが印象的な展覧会でした。

同展は7月24日から8月1日まで(13:00-20:00、日曜日定休)、京都のvirtineにも巡回するそう。7月24日のオープニングレセプションには、スイスのグラフィックデザイナーも参加されるそうです。

vitrine
385-10 Kamigamo Motoyama, Kita-ku, Kyōto-shi, Kyōto-fu
603-8047 Japan
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by dezagen | 2015-07-20 22:02 | 展覧会 | Comments(1)
インテリアライフスタイル展
ライター渡部のほうです。

ブログ相方、宮後さんのポストにも書かれていましたが、今年のインテリアライフスタイル展。
かなーり時間が経ってしまってますが、渡部が気になったものをいくつか。

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FIVE GOKAYAMA http://www.five-gokayama.jp
デザインチーム minna http://minna-design.com がデザインした和紙製品シリーズの一つ。顔料で染め、こんにゃく糊で揉み込んだ和紙を使ったカードケース。蛍光色が鮮やかに出ています。
和紙のステーショナリー、日用品は、深澤直人の「SIWA・紙和」シリーズなど様々出ていますが、地味な色味が多かったところに、新しい視点を持ち込んでいます。

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INSTANT JEWEL http://www.instantjewel.jp
宮後さんもチェックしていたこちら。やはり飛び抜けて良かったブースの一つです。
日本の工場が持っている技術、すでにある金型などを活かして、新しい発想のプロダクト=ジュエリーを作る、というもの。
プラスチックパーツを作っているのは、普段自動車、電気機器、医療用などの部品を製作しているツルミプラ http://www.turumipla.co.jp/
今回の新商品金属線のものはどこのメーカーのものか聞き忘れてしまいました。ごめんなさい。
INSTANT JEWELはブースのプレゼンテーションが非常にうまい。実際に売られる状態と同じ真空パックを壁に並べ、透明な袋に印刷された黄色、中のジュエリーのカラフルさが目立ちます。関係者に送られていた招待状もこの黄色印刷の透明袋に入っていたので、「あのDMを送ってくれたところだ」とすぐ分かります。
ジュエリーのデザインからブースのデザインまで手がけたのは大友学さんと小澤真奈さんのstagio http://stagio.co.jp 。大友さんはプロダクトがメインのデザイナーさんですが、数々の展示会に出展した経歴があるだけに、いかに見せるか、のツボを押さえています。

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光伸プランニングのmonopuri http://monopuri.jp
かみの工作所もそうですが、通常は印刷加工業や製造業をやっている会社/工場が自発的に発信したプロダクトが増えています。
光伸プランニング  http://koshin-p.jp は普段屋外広告やサイン・ディスプレーの印刷を行っている会社。紙だけでなく様々な素材への印刷技術に長けていることを活かし、デザイナーと協力し、アクリルやメッシュに印刷加工をした小物を製作、販売しています。今回の新作「POT」は波打つ形のコンクリートに印刷した小物入れ。
「これはどうやって印刷してるんですか!?」と思わず聞いてしまったのですが、教えてもらえませんでした(笑)。取材で聞きに行きたい。

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POLS http://pols.jp はできたてほやほやのテキスタイルブランド。
高度なジャガード織り技術を持つ兵庫の老舗テキスタイルメーカー丸萬 http://www.maruman-inc.jp とテキスタイルデザイナー梶原加奈子さん http://www.kajihara-design.com が協力し作られた製品は、異なる柄が織機で1回で織れてしまったり、4枚の布を合わせたように見えるのにこれまた1回の織機で出来てしまう、といった驚きの布地を活かしたもの。
梶原さんはすごいアクティブな人なんですよ、と聞いてましたが、今回初めてお会いして納得。お話をしてるだけでも、色んなアイデアがばんばん出て来るのですごいです。北海道と東京と産地をほぼ毎日のように移動しているという体力にも頭が下がります。
グラフィックデザイナーに白井陽平さん、コピーに安藤隆さん、とサン・アドの方々が参加。パンフレットは素晴らしく美しいです。

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proef http://proefdesigns.com のストッキング。ストッキング生地にフロッキーやメタリックのプリント。印刷で乗せている部分がかなり厚いので伝線しそうですが、伝線しないような柄、柄のサイズなどをストッキングメーカーと試行錯誤しながら作っているとのこと。

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Acrylic Resin は、樹脂の機械パーツなどを作るワイザーリンケージ http://www.wiser-l.com/ の技術と、サン・アドのアートディレクター高井薫さんの発想で生まれたアクリル板の雑貨シリーズ。
モチーフがかわいいコックさんに蚊取り線香にカセットテープにでっかい盆栽、って、おしゃれーなインテリアライフスタイル展の中で突然膝がっくんをされたような、緊張をほぐす力の抜き具合。高井さんの、この塩梅の巧さにはいつも感激してしまいます。

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他にも色々面白いものが溢れていた今回のインテリアライフスタイル展ですが、やはり一番良かったのはアトリウムの展示。気持ちよかったです。
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by dezagen | 2015-06-24 05:47 | 展覧会
LCX X TAKORA Kimiyoshi Futori 香港にて
 ライター渡部のほうです。

 2週間ほど前、1泊2日の弾丸で香港に行った際に見て来た展示がこちら。
『LCX X TAKORA Kimiyoshi Futori』 
http://www.lcx.com.hk/eng/what-s-new/details.php?n=35989
会期が4月15日〜6月14日と、すでに終了しているので、このブログ記事見てる方には申し訳ないけど。

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写真提供 太公良

「ヴィジュアルクリエーター/アーティスト」を名乗るタコラこと太公良(ふとり・きみよし)の個展。
今回の展示が行われたLCXは、香港の中心部、尖沙咀(チムサーチョイ)エリアにある巨大ショッピングセンターハーバーシティ・オーシャンターミナルの中、若者向けのファッションや雑貨など70余りの店舗を抱える場所。
そんな巨大フロアの中、中心を直線で繋ぐ広いフリースペースを使い、オブジェの展示、ファッションデザイナー濱田明子さんとのコラボレーションプロジェクト「TAKOLABO」の展示、さらにチャリティ用グリーティングカード、ポイントカード、特別プレゼントスーツケースのデザイン、トートバッグDIYワークショップなど、その告知広告も展開され、フロア全体でタコラのデザインが見れる、という大がかりなもの。

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フロアの途中ででくわす、オブジェ展示
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TAKOLABOの展示

テーマは『PATTERNS & SEQUENCES(パターンと繋がり』。印刷物や布モノに使われるパターンがポップアップブックのようにオブジェとして立体にもなって現れる、逆から見れば、立体で見たキャラクターが館内至るところにある平面に潜む面白さを目指した。

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展示の告知
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ポイントカードの告知
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ポイントをためてもらえるタコラグッズ

また、これはタコラの作品に一貫していることだが、見ている人に幸せな気分、楽しい気持ちになって欲しいというのも重要なポイント。彼の作品の特徴である鮮やかな色彩の組み合わせが見る人をぐいぐい引きつける。オブジェと共に遊ぶ子供ら、前で記念写真を取る家族やカップルが引きも切らず。
というわけで、私のカメラでは、展示の裏側、遠くから撮るしかなかった、という次第。

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by dezagen | 2015-06-22 00:09 | 展覧会
Schweiz 日本 Japan スイス
編集宮後です。
7月5日まで、西麻布のCALM&PUNKでスイスと日本のデザイナーによるポスター展「Schweiz 日本 Japan スイス」が開催されています。スイスと日本の国交樹立150周年記念をきっかけとした両国のデザイナーを結ぶ文化貢献
プロジェクトだそうで、Grilli TypeのNoel Leuさんやグラフィックデザイナーのステファニー・グエレルさんを中心に企画され、日本とスイス12組のデザイナーが参加しています。

参加デザイナー:
ボンボン(チューリッヒ)
クラウディアバーゼル(バーゼル)
デミアン・コンラッド(ローザンヌ)
フェリクス・ファエフリ(ルウェン)
ジョンソン/キングストン(ルウェン/ベルン)
服部一成(東京)
佐野研二郎(東京)
寺島賢幸(札幌)
プリル・ビヒェリ・クレーマス(チューリッヒ)
長嶋りかこ(東京)
植原亮輔〈キギ〉(東京)
原田祐馬(大阪)

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Noelさんは春にスイスから日本にやってきて、しばらく東京に滞在しながら展覧会の準備をしたそう。日本のデザイン事務所でインターンの経験があるステファニーさんがキュレーションを担当。日本のデザイン関連機関などの協力を得ながら展覧会をつくりあげたバイタリティには脱帽です。

6月25日(木)19時から出品作家によるトークイベントがあるそうのなので、こちらもぜひいらしてみてください。
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by dezagen | 2015-06-21 23:42 | 展覧会 | Comments(0)
ミナペルホネン20周年
編集宮後です。
5月20日から6月7日まで、青山のスパイラルでミナ ペルホネンの展覧会『1∞ ミナカケル』が開催されました。ミナ ペルホネンは皆川明さんが1995年に立ち上げた服のブランドで(当初のブランド名は「ミナ」。途中から現在の名前に改称)、今年20周年なのだそう。

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いままでに発表されたテキスタイルや服の展示のほか、ミナ ペルホネンのテキスタイルやモチーフを使った生活用品に囲まれた宿泊施設の提案もありました。テキスタイルだけでなく、生活をとりまくプロダクトや空間にも広がりをみせていく様子が印象的でした。ブランドが大きくなるにつれて、どのように展開していくかというのはとても難しい課題です。ミナ ペルホネンの活動を見ていると、自分たちでできる規模で着実に続けられているのがとてもすばらしいと思います。

個人的に気になったのは、展示会場で販売されていた書籍。前回15周年のときに刊行された書籍は出版社から刊行されていましたが、今回はミナから刊行されていました。いまはコンテンツを持っている会社や個人が自分たちで情報発信するオウンドメディアの時代なんですね。
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by dezagen | 2015-06-21 19:19 | 展覧会 | Comments(0)
「単位展 ― あれくらい それくらい どれくらい?」
ライター渡部のほうです。
5月31日(日)まで六本木の21_21 デザインサイトで「単位展 ― あれくらい それくらい どれくらい?」が行われています。

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テーマは、タイトル通り「単位」。
長さや重さや大きさや速さや、あらゆるところに単位が存在する。普段ほとんど意識せずに使っているものですが、考えてみると自然界にそもそもあったものではありません。社会生活の中で「あれくらい」「これくらい」を共有するために生まれてきたものです。
また、普段当たり前に使っている単位を基準に考えていると、違う単位で計った時に「?」となることがあります。
展覧会企画チームの1人、前村達也さん(21_21 デザインサイト エキシビションプランナー)は、「テマヒマ展」や「コメ展」などを手がけた時に、日本の昔からある物を作る、見るのに、メートル法ではなく尺貫法が通用していて、かつ、尺貫法で考えた方が分かりやすいことに気がついたそうです。
伝統的な方法でなくとも、例えば建物や敷地の大きさに「東京ドーム何個分?」と聞くとなんとなく分かりいい時があるのもそんな例でしょう。

今回の展示では寺田尚樹さんが、21_21の敷地をテラダモケイで別の尺度からみせてくれました。メインの展示スペースはおおよそテニスコート1個分。
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岡崎智弘さん(写真)と+Think the Earthの作品「1秒の世界」は、台の上に乗っている間、目の前の動画が動きます。降りると、
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何秒乗っていたか、地球がどれだけ移動したか、ハチドリの羽ばたきなど数字で見せてくれる、というもの。動画が気持ちいいのでずっと乗っていたりしますが、そんなあっという間に地球がぐんぐん動いている、1秒ってすごいかも、という驚きを感じる作品です。

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岡田憲一+冷水久仁江(LENS)、播本和宜+渡邉啓高(studio仕組)、劉 功眞(LIUKOBO)(ごめんなさい、敬称略)の作品は単位展の施工の様子を上から俯瞰で撮った動画を合成してある作品です。見ている人の手元にあるインターフェイスで拡大率を変えることが出来ます。
これは単位がどうこうというよりは、準備風景を見ているのが実は楽しかったです。寄って行くと細かい作業をやっていることが分かるんですが、俯瞰すると人間小さく見えるものですね(当たり前か)。

会場構成監修を手がけたトラフ建築設計事務所の鈴野浩一さんのメッセージの中に「あまり難しく考えず」というのがあったのですが、そこがこの展覧会のよいところだと思いました。数字が相手だと、難しくすることはいかようにも可能で、そうするとどんどん分かる人が減っていっちゃうと思うのです。
(そういえば最近トマ・ピケティ著『21世紀の資本』みすず書房刊を読んだのですが、数字の部分を全部解読しなくても楽しく読めるところが素晴らしい本でした。まあ、つまりかなりすっ飛ばして読んでたということではあるけれど)

今回の展示は日常で見る物がとても多くて分かりやすい。
メイン会場の奥に並ぶ、駐車場のコーンや一斗缶や消しゴムは、展覧会企画チーム/構成:寺山紀彦さん(studio note)の「長さの比較:1から100のものさし」で、日用品で1センチから100センチまでを見せるもの。1本100円くらいのボールペンにはどれくらいのインク量があって、どれだけ書けるのか、を見せる椛田ちひろさんの「ボールペンと距離」。複数の人が提案した「わたしの単位」の中の、ヨシタケシンスケさんのイラストによる新しい単位の紹介(りんごの皮むきで1剥=1peel、とか)も面白かったです。

こちらは宮後さんの着目点。
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「わたしの単位」の中、大日本タイポ組合、
ハンコの達人ですね。美しい。

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造本見本帳(太田泰友+加藤亮介)の「嵩見本」
こんな極小および分厚い見本はないぞ、とは思いつつ、一度は作ってみたいサイズだったりする、そんな夢のような見本。

通常21_21の企画展は1人のディレクターが立つのですが、今回はチーム。しかも大勢。
さらに参加作家も多い。書き切れないので、21_21のページからコピペします(世の中便利だな)

展覧会チーム
企画:
中村至男/展覧会グラフィック
鈴野浩一(トラフ建築設計事務所)/会場構成監修
稲本喜則(AXIS)/テキスト
岡本 健/会場グラフィック
菅 俊一/コンセプトリサーチ
寺山紀彦(studio note)/展示構成

学術協力:星田直彦
会場構成協力:五十嵐瑠衣
企画リサーチ協力:石黒知子、上條桂子、土田貴宏
ショップ監修:山田 遊(method)
企画進行:前村達也(21_21 DESIGN SIGHT)

参加作家一覧
[参加作家]
荒牧 悠、大西麻貴+百田有希/o + h、大野友資、岡崎智弘+Think the Earth、岡田憲一+冷水久仁江(LENS)、奥田透也、華雪、椛田ちひろ、桐山製作所、熊野 亘、佐野文彦+無印良品、Bryan Nash Gill(ブライアン・ナッシュ・ジル)、Helmut Smits(ヘルムート・スミッツ)、造本見本帳(太田泰友+加藤亮介)、大日本タイポ組合、寺田尚樹(テラダモケイ)、野老朝雄、冨井大裕、西本良太、Noritake、Maarten Baas(マーテン・バース)、パーフェクトロン、深津貴之、ヨシタケシンスケ、吉行良平と仕事
[特別参加]
葛西 薫、木内 昇、クライン ダイサム アーキテクツ、作原文子、高山なおみ、皆川 明、Jasper Morrison(ジャスパー・モリソン)、柳本浩市

詳細はこちらでどうぞ。そして是非会場で遊んで下さい。
「単位展 ― あれくらい それくらい どれくらい?」
www.2121designsight.jp
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by dezagen | 2015-02-25 16:19 | 展覧会