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カテゴリ:イベント( 138 )
DesignTalks 03 「コスモテックの箔押しマスキングテープ制作裏話」 開催のお知らせ
本ブログで取材させていただいた、デザイナーの小玉 文さんと箔押し会社コスモテックの青木政憲さんによる箔押しマスキングテープ「ナスカの電子回路」。その第二弾が完成したのにともない、小玉さんと青木さんによるトークイベントを開催いたします。

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(上)第一弾のテープ「ナスカの電子回路」、(下)第二弾のテープ「錦鯉スパイラル」



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タイトル:DesignTalks 03
「コスモテックの箔押しマスキングテープ制作裏話」
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出演青木政憲(コスモテック)、小玉文(デザイナー/Bullet inc.主宰)

日時2016年10月16日(日) 15:00〜17:00

場所:Book&Design
(東京都台東区浅草2-1-14 2F/最寄り駅は東京メトロ銀座線、都営浅草線、
東武スカイツリーラインの浅草駅です。朝日信用金庫となりの4階建てビルの2階です)

定員:先着順 20名、要事前申し込み

会費:1,500円(当日会場でお支払いください。サンプルなどのおみやげ付きです)


内容
難易度の高い箔押し加工に挑戦し、クリエイターの方々からの信頼もあつい箔押し加工会社、コスモテック。今年、デザイナーの小玉 文さんとともに「ナスカの電子回路」という豪華箔押しマスキングテープを制作し、大変な話題となりました。

(「これ、誰がデザインしたの?」ブログでも渡部さんと一緒に取材をさせていただきました。http://dezagen.exblog.jp/25313565/

続く、第二弾となる新作テープ「錦鯉スパイラル」の完成を記念して、コスモテック営業担当の青木政憲さんとデザインを担当した小玉 文さんをお招きし、マスキングテープができた背景や制作プロセスなどを語っていただきます。ほかにもコスモテックで制作された箔押しマスキングテープの数々を会場でご紹介いただきます。テープの現物や箔押しのサンプルも持ってきていただく予定です。

話題のテープや箔押し加工について、制作当事者のお二人に直接質問ができる絶好の機会ですので、皆様ふるってご参加ください!(申し込み方法は、このブログの一番最後をご覧ください)


登壇者プロフィール
コスモテック
独自性の高い「箔押し印刷」分野での市場開拓というミッションのもと、2001年に設立。「印刷会社からも請ける印刷会社」として、アート分野にまで市場を拡大。取引先は印刷会社・デザイン事務所から一般企業など多岐にわたるほか、特殊加工の名刺キャンペーンなど、個人からの注文も受け付けている。
http://blog.livedoor.jp/cosmotech_no1/

小玉 文(Bullet inc.)
1983年大阪生まれ。東京造形大学デザイン学科グラフィックデザイン専攻領域卒業。株式会社粟辻デザインへの7年間の在籍を経て2013年、株式会社BULLETを設立。東京造形大学 非常勤講師。
http://www.bullet-inc.jp


主催:Book&Design
(当ブログを執筆している編集宮後と有志メンバーによる団体です。「浅草デザイン蚤の市」や「DesignTalks」など、本とデザインにまつわる各種イベントを企画しています)


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お申し込み方法
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・参加ご希望の方は、お名前、参加人数、メールアドレス、携帯電話など当日のご連絡先
(緊急連絡用)をご記入の上、以下の宛先までメールでお申し込みください。
 折り返し、受付完了のお返事をいたします。

・会費は当日会場でお支払いください(1万円札はご容赦ください)。
・お申し込み後、欠席される方はお手数ですが、ご連絡いただけますと幸いです。
・定員に達しましたら申し込みを締め切ります。

 申し込み先:y.miyago(アットマーク)gmail.com
 件名:DesignTalks 03申し込み
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by dezagen | 2016-09-26 08:01 | イベント | Comments(0)
ロンドンデザインフェスティバル V&AとTent London
ライター渡部のほうです。

毎年秋に行われる、ロンドンのデザインフェスティバル。

今年は9月17日〜25日まで、約400カ所の場所を使い、展示が行われている。
さすがに全部回るのは無理、せめてその雰囲気だけでも、とロンドンに来たのだが、実質使える日は1日。
どれも面白そうな展示でどれを見るか、かなり計画を立ててみたのだが、結果、行けたのは、ヴィクトリア&アルバートミュージアム(以下、V&A.。ロンドン西側)とTent London (以下、Tent。ロンドン東側)のみ。

V&Aのベンジャミン・フバート(発音が難しい、ヒューバート、のほうが近いかも。 Benjamin Hubert)がデザイン監修、ブラウン協賛のインスタレーション。

幅1.20m×長さ20mのシートの上に5000個の三角形の金属を貼り、両脇に配置されたLEDライトの反射を、V&Aのタペストリー展示場の壁と天井に映し出す。
シートはさざ波のように静かに動き、部屋いっぱいに溢れる反射の灯りも同時にゆっくりと動く、というもの。

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動いている様子はこちらのビデオで。


中庭で行われているElytra Filament Pavilion

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鉄骨の骨組みに糸を吐き出すような機械で樹脂を巻き付けていく。樹脂は固まるとがっちり堅くなる。
鉄骨の形次第で、どのような形にも作れる。
動画はこちらで
インスタレーションとしても 面白いものだったが、この糸状の樹脂を巻き付ける機械自体は小さいので、例えば建築の工事現場で、パネルを作って運ぶよりも、この機械で糸状の樹脂を自由に形作っていけば、時間やコスト面でも節約できそうだ。

さて、移動して
Tent London

開場の22日の前日、21日に近隣に行ったら、まだまだ設置中。
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前日でこんなで大丈夫だろか、と思ったら、初日にはしっかり展示会場が出来ていた。偉い!

雑誌blueprintの展示。この本の見せ方は大胆。
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比較的若手のデザイナー、メーカーの展示が多いTent。
正直なところ、すごく目新しい、というものはなかったのだが、今年はファブリック系に目が行った。

SAFOMASI
インド(デリー)をベースにし、製作はすべてインドで行っている。
なにより、虎や鹿、猿など動物のモチーフがいい、

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Gail Bryson
こちらは、布地のプリントのみを行い、クッションカバーなどの製作は下請け工場に依頼。
幾何学模様だけで、きれいに見せている。要素が少ないだけにグラフィックの色やバランスの勝負。
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アホみたいなことに、現物を撮影し忘れ、カタログ(1枚1枚取っていく方式)だけ写真に撮ってきた、100%Norway
ここもファブリック(織物)がとても良かった。
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グラフィック作品(ノートやカレンダーなど印刷物)が目を引いた、Nicki Shen

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罫線やドットを自分で作り、ノート型の本(本型のノートというべきか)を作成。
台湾人で、現在はロンドンにベースを置いて作品を制作している。
ロンドンに来る直前に東京アートブックフェアに行ったためか、彼女の作品がアートブックフェアに出ていたら良かったのに、と思ったり。

さて、と、若手の集まるTentよりも、もっとプロフェッショナルや中堅から大手メーカーの集まるdesign junction他、もう少し行きたかったのだが、1日で数カ所を回って見るのは体力的に無理だった。
寄る年波には勝てず…。

短い時間だったけれども、ロンドンではまだまだ若手デザイナーが自主制作、販売を行い、「作りたいものを作る」という意志が見えたのは良かった。
先に書いた、ベンジャミン・フバートもまずはこうしたデザインイベントで自分の作品を小さく展示したところから、注目を浴びるようになったデザイナー。
ロンドンにはこういう可能性がある。


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by dezagen | 2016-09-23 08:01 | イベント
DesignTalks 02 「『これ、誰がデザインしたの?』取材裏話」トークイベント報告
編集宮後です。
9月4日(日)に開催したDesignTalks 02 「『これ、誰がデザインしたの?』取材裏話」トークイベントにいらしていただいた皆様、ありがとうございました。このブログを借りて御礼申し上げます。

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当日は、取材先であるトンボ鉛筆広報、川崎さん、アイ・デザインの児山さん、書籍デザインを担当した山野さんも参加。企業やデザイナーからの視点でお話いただき、より立体的な話ができました。

いままでに取材したアイテム62件、その取材先、誰がデザインしたのか?、一言コメントをつけたシートを受付でお渡しし、それを見ながらトークを進行して行きました。

まず、連載が始まった経緯について。「え、なに、このデザイン!?」というデザインに対する渡部さんの怒り(?)や「どうしてこうなるの?」という疑問を検証するべく、そのデザインがつくられた現場を取材するというのが連載の趣旨。連載第1回で取材したプロ野球のユニフォームの話からスタートしました。

次に「特に印象に残った取材先」コーナーでは、担当者の方のお話の深さに感動して、思わず2回、3回と取材を重ねた取材先を紹介。トンボ鉛筆のMONO消しゴムと会社のロゴ、アイ・デザインが手がけた成田国際空港やJR東海のサイン計画については、会場に来ていただいた担当者の方々から直接お話をうかがいました。

「行ってみたらたくさん資料が出てきた取材先」では、森永、TOP'S、紀ノ国屋(スーパーマーケット)、鈴廣を紹介。膨大に保管されている資料の量に、老舗企業の底力を見た思いでした(ぜひ展覧会などで披露していただきたい!)。

「デザインがよく変わるもの、変わらないもの」では、よく変わるものとして、台所用洗剤を例にあげ、ラベルに入っているイラスト(手やスポンジなど)が細かく変化していくさまを説明。また、変わらないものでは、輪ゴム(オーバンド)やノート(キャンパスノート、ツバメノート、ジャポニカ学習帳)などの文具が多いという気づきもありました。

キャンパスノートを取材した際にうかがった「ノートは万人が使うものなので嫌われないデザインを心がけている」というお話にうなづいてくださるお客様が多かったです。とかく「売れるデザイン」に注目しがちですが、「嫌われないデザイン」という新しい視点が新鮮だったようです。

「ツバメノートを誰がデザインしたのか?」という話はこちらのブログをご参照ください。答えは「通りすがりの人」。歴代でもっとも衝撃的な回答でした。
http://blog.excite.co.jp/dezagen/21326208/

ほかに質問でいただいていた「インハウスデザイナーが担う役割について」「有名なデザイナーとそうでないデザイナーがデザインしたものの違い」について、お答えしつつ、会場の方からも活発に意見をいただけて良かったです。プロのデザイナーのお客様が多かったためか、スピーカーとお客様で双方向のやりとりができました。それだけ皆様の関心が高いテーマだったのかなとも思います。参加いただいた皆様、ありがとうございました。
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by dezagen | 2016-09-05 18:23 | イベント | Comments(0)
DesignTalks 02 「『これ、誰がデザインしたの?』取材裏話」トークイベント開催のお知らせ
(申し込みが定員に達しましたので、締め切りとさせていただきます。ご了承ください)

本とデザインにまつわる浅草のスペース「Book&Design」でトークイベントを開催します。本ブログ「これ、誰がデザインしたの?」開設8周年を記念して、ライターの渡部さんと編集の宮後が取材裏話をお話します。身の回りのロゴやパッケージがどのようにデザインされているのか、知りたい方はぜひ!


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(8月19日追記)
この告知の最後に過去に取材したものリストを追加しました。

(8月22日追記)
トンボ鉛筆様より来場者の皆様へ素敵なプレゼントがあります。
(お渡しするのは写真のどちらか一方になります)
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出演:渡部千春(デザインライター、『これ、誰がデザインしたの?』著者、東京造形大学准教授)
(聞き手:宮後優子[編集者、元『デザインの現場』編集長])

日時:2016年9月4日(日) 16:00〜17:30

場所:Book&Design
(東京都台東区浅草2-1-14 2F/最寄り駅は東京メトロ銀座線、都営浅草線、東武スカイツリーラインの浅草駅です。朝日信用金庫となりの4階建てビルの2階です)

定員:先着順 30名、要事前申し込み

会費:1000円(1ドリンクつき。当日会場でお支払いください)

内容:
デザイン専門誌『デザインの現場』で2000年から連載を開始し、書籍化(2冊)ののち、Excite ismの公式ブログとして継続している長寿連載「これ、誰がデザインしたの?」。ロゴやパッケージなど、身の回りのものがいつ誰によってデザインされたのか、当事者を取材する記事としてスタートし、16年間で100以上の企業やデザイナーを取材。これまでに、企業のロゴや、ビール、カップ麺、お菓子のパッケージなど、誰もが知る定番デザインの意外な誕生秘話を紹介してきました。
Excite ism 公式ブログ「これ、誰がデザインしたの?」
http://blog.excite.co.jp/dezagen/
過去に取材したもの:日本航空のロゴ、キリンビール、カップヌードル、ポッキー、キャンパスノート、MONO消しゴム、アラビックヤマト(やまと糊)、パスポート、年賀はがき、切手、プロ野球のユニフォーム、サッカーチームのロゴなど

今回のDesignTalksでは、デザインライターでこの本の著者である渡部千春さんをお招きし、取材に同行した担当編集者が聞き手となり、取材の舞台裏についてお聞きします。記事には書けなかった取材時のエピソードなども交えて、普段は聞けないお話をしていただく予定です。デザイン関係の仕事や勉強をされている方はもちろん、デザインに興味がある方々もふるってご参加ください!

会場は、本とデザインにまつわるイベントを開催するスペース「Book&Design」(「浅草デザイン蚤の市」会場)です。蚤の市で販売した各種デザイン雑誌のバックナンバーも直接手にとって見ていただけます(販売あり)。今後は、さまざまなゲストをお招きし、本とデザインに関連したイベントやセミナーを不定期開催する予定です。

申し込み方法:
参加ご希望の方は、お名前、参加人数、メールアドレス、携帯電話など当日のご連絡先(緊急連絡用)、渡部さんへの質問(質問がある方のみでかまいません)をご記入の上、以下の宛先までメールでお申し込みください。折り返し、受付完了のお返事をいたします。会費は当日会場でお支払いください(1万円札はご容赦ください)。お申し込み後、欠席される方はお手数ですが、ご連絡いただけますと幸いです。

 申し込み先:y.miyago(アットマーク)gmail.com
 件名:DesignTalks 02申し込み


(8月19日追記)
過去に取材したものリスト:

『これ、誰がデザインしたの?』
歯ブラシ、乾電池、キャンパスノート、三菱ユニ、ハイマッキー、チャーミー、タバコ、カップヌードル、菊水、ヤクルト、ほんだし、キリンラガービール、カール、百貨店の包装紙、紀ノ国屋、日テレのマスコット、toto、プロ野球のユニフォーム、JAL、ドトールコーヒー、ロンドンの地図A-Z、パスポート、成田国際空港、JR東海、郵便はがき

『続これ、誰がデザインしたの?』
ポッキー、サントリー烏龍茶、牛乳、紙おむつ、ジャポニカ学習帳、MONO消しゴム、アラビックヤマト、オーバンド、公衆電話、初期の携帯電話、デザインケータイ、東北楽天、PASMO、TOP’S、Pasco、週刊新潮、名作ロゴ、Jリーグ、出版社、ファストフード(ケンタッキーフライドチキン)、銀行、日本郵政グループ

『Typography』01〜06
トンボ鉛筆のロゴ、NHKスタジオパークVIのリニューアル、日本たばこMEVIUS、超変換!! もじバケる、切手のデザイン、日本航空のVI

これ誰ブログ
オキナ Project Note、メイトーのホームランバー、オリックスバファローズのユニフォーム、美術大学・専門学校のロゴ、ライオン事務機のテープカッター、東京オリンピック招致ロゴ、ツバメノート、鈴廣かまぼこのデザイン、仙台の七夕まつり、マルマンのスケッチブック
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by dezagen | 2016-08-19 07:39 | イベント | Comments(0)
リオオリンピックは楽しいのかもしれない
ブログご無沙汰のライター、渡部のほうです。

大学の前期が終わって(7月30日)から、しばらく家に引きこもっておりました、いや、引きこもってます。

(です・ます調が苦手なので、以下、だ・である調で書きます)

引きこもりにはうってつけのような今年の夏。
天気はもやっとしてるわ、家ではテレビでオリンピックが見れるわ。
このままだと歩けなくなるんじゃないかと思うくらい引きこもっているのだが、まあ、個人的なことはさておいて、オリンピックのテレビ及びオンライン放映を見ていると、デザイナーの仕事が多いということに改めて気付く。

デザイナーの仕事なのかどうかよく分からないが、陸上のゼッケンがA4のOA用紙みたいなもので驚いた。多分布なのだろうが、安全ピンで止められ、選手によってはべろんべろんにユニフォームに止まっているので、見ていて辛い。
各布、繊維メーカーが一秒でも記録を!と作っているであろうユニフォームが台無し。

というのはびっくりしたところだが、びっくりしてないところでは、
水泳プール後ろの幕(なぜ、幕なのだろ?)、観客席の幕、競技器具それぞれに付けられるロゴ(の位置やマニュアル)、表彰台、表彰と言えばメダリストに渡されるフィギュアみたいなもの(あれ、何だろう…)、表彰する人の服(少なくともネクタイとスカーフ)、レフリーのユニフォーム、レフリー他選手以外の関係者の身分証明(首からぶら下げてるもの)、観客用のサインシステム、ちらっと見える選手が準備をしている場所でのロッカーの表示、サイン、見た事ないけど、チケット、座席表示、あと開会式と閉会式もあるなあ。

メディアの側も、IOC、JOCのオフィシャルサイトだけでなく、各マスメディアによる特設サイト。
競技場ではカメラワークが段々ハイテクになっていて、選手の目の前で見ているような見せ方もあれば、記録を確認するためのカメラチェック、とはいえ、ここらへんはデザイナーの仕事じゃないか。

書き出していったら本当にきりがなくなってきた。

エンブレムや競技場、メダル、ピクトグラム、ポスターなどは注目を浴びている、が、一方で目立たないながらも、デザイナーの仕事がそこかしこにある。

ゼッケンを見た当初、これはどうなんだろう、と思ったのだが、昨日知人が「開会式がおかんアートみたいだった」と言うのを聞き、全体的にどこかユルめなリオオリンピックもおかんアートだと思うと、まあ、それはそれか、という気にもなり、そう考えるとかなり楽しい。
あんまり完璧を目指さないほうがいいのかも。
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by dezagen | 2016-08-16 18:32 | イベント
「『デザインの現場』とデザインメディア」報告
ひとり編集部、宮後です。
3連休前の金曜日、皆様いかがおすごしでしょうか。

昨日、印刷立ち会いを終えて一息ついたので、先週7月10日(日)に開催した「『デザインの現場』とデザインメディア」トークイベントのレポートをアップしてみます。

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蚤の市で使用したスペース「Book & Design」初のトークイベントということで、実験的に定員20名で企画してみました。開催3週間前に出演者のTwitterとFacebookのみで告知。デザイン編集者や研究者、デザ現OBには直接メールを送りました。当日欠席される方もいらっしゃると思い、23名まで申し込みを受付。小さいスペースだからなのか、案外ドタキャンする方が少なく、ちょうど満席となりました。

15:30ごろ、デザ現バックナンバーが入ったスーツケースを転がしながら、藤崎さんが登場。打ち合わせせず、16:00からトーク開始。17:45くらいまでお話していただきました。

デザ現の歴史を年表にしてみますと、

1983年    美術手帖別冊『デザインの現場から』(当時はA5判)創刊
1984年    『デザインの現場』創刊(B5判)。創刊編集長は田中為芳氏
1986年    このあたりから藤崎さんがデザ現に加入? 編集長は出村氏
1990〜1993年 藤崎さん編集長時代
90年代半ば  リニューアル。ADが中垣信夫氏から坂哲二氏に。
1996年頃?  再びリニューアル。ADが松田行正氏に
1998年    宮後がデザ現に加入(〜2007。連載のみ〜2010)
2010年    休刊

となっておりまして、藤崎さんが退社された5年後に私が入社するので、時期が完全にずれているのですね。その間に雑誌は2回のリニューアルを経てドラマチックに変わっていくことになります。この時期のお話も当時の編集長にぜひ聞きたいところです。

藤崎さんが『デザインの現場』編集部にいらした時代は、企業やデザイン事務所など、とにかく現場に行って取材していたそう。デザイナーが仕事をしているところを撮影し、見開きか、1ページで大きく掲載。現場の雰囲気を写真で伝えるという編集意図ですね。取材先によっては仕事場の写真を撮らせてもらえず、会議室に案内されたこともあったとか。現場感を出すために、それらしい道具を並べて撮影するなど、編集部員の苦労がしのばれるエピソードも。創刊から休刊まで撮影をしてくださっていた桜井ただひささんも会場に来てくださったので、撮影エピソードなどをお聞きしました。

当時はライターが記事を書くのではなく、なんと取材先のデザイナーに書いてもらっていたそう。原稿料を抑える苦肉の策だったらしいのですが、ただでさえ忙しいデザイナーに原稿を依頼するという無茶振りは私には到底できません(創刊編集長のアイデアなんだとか...)。

『デザインの現場』は創刊時から、いろいろなジャンルのデザインを紹介するという編集方針でしたが、藤崎さんの時代は画材やクラフト系の記事も多かったそう。画材メーカーのタイアップページでイラストレーターに取材したり、曲げわっぱや人形の取材で日本各地に出張したりすることも。それらの記事のページがそれなりに多かったので、バラエティ豊かな誌面でした。

「現場をそのまま切り取ってきて誌面で見せる」という編集手法は、「批評性がない」と言われたこともあったそうですが、では「デザイン批評」とは何なのか? 藤崎さんはそれを評論家による一方的な批評ではなく、作り手と受け手が語り合うことだと考えているそう。作り手の説明によって外観からはわからなかった制作意図に気づくこともあるわけで、デザインを語り合うことはとても重要だと思えました。そしてその開かれた姿勢は、ネットによってオープンにつながっている今という時代ともマッチしているような気がします。

デザインについて語り合う機会をもっと増やしていこう、そのための場所やメディアを考えようというところでトークは終了。

この日は1994年以降の話ができなかったので、時代ごとの比較ができなかったのですが、これ以降、編集部員も大幅に替わっていくことになります。個々の編集者が「おもしろい」と思うものを記事にするので、編集メンバーが替わると雑誌の内容も変わるのです。ありふれた言い方になってしまうけれど、「雑誌は生き物」なんだなと思います。
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by dezagen | 2016-07-15 20:16 | イベント | Comments(0)
DesignTalks 01 「『デザインの現場』とデザインメディア」開催のお知らせ
【7月のトークイベントのお知らせ】

『デザインの現場』大先輩の藤崎さんをお招きして、お話をうかがいます。みなさま、ふるってご参加ください!

(定員に達しましたので、申し込みを締め切らせていただき7月6日現在)

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DesignTalks 01
『デザインの現場』とデザインメディア

出演:藤崎圭一郎さん(デザインジャーナリスト、東京藝術大学教授、元『デザインの現場』編集長)
(聞き手:宮後優子[編集者、Book and Design主宰、元『デザインの現場』編集長])

日時:2016年7月10日(日) 16:00〜17:30
   (17:30〜19:30 トーク開催会場にて懇親会)

場所:Book and Design
(東京都台東区浅草2-1-14 2F/最寄り駅は東京メトロ銀座線、都営浅草線、東武スカイツリーラインの浅草駅です。朝日信用金庫となりの4階建てビルの2階です)

定員:先着順 20名

会費:500円(当日会場でお支払いください)

内容:
1984年に創刊し、2010年に休刊するまで、さまざまなジャンルのデザインを紹介してきたデザイン専門誌『デザインの現場』。90年代前半に同誌の編集長を務め、現在はデザインジャーナリスト・教育者として活動する藤崎圭一郎さんをお招きし、『デザインの現場』のバックナンバーを見ながら、90年代から2010年代まで約四半世紀のデザインシーンを振り返ります。これからのデザイン批評やデザインメディアはどうなってくのか、今後の展望も交えてお話していただく予定です。デザイン関係のお仕事、勉強をされている方はもちろん、デザインに興味がある方々もぜひご参加ください。

会場は、本とデザインにまつわるイベントを開催するスペース「Book and Design」(「浅草デザイン蚤の市」会場)です。蚤の市で販売した各種デザイン雑誌のバックナンバーも直接手にとって見ていただけます(販売あり)。今後は、さまざまなゲストをお招きし、本とデザインに関連したイベントやセミナーを不定期開催する予定です。

注意:
当日は、浅草で「ほおずき市」が開催されます。駅および会場周辺の混雑が予想されますので、ご注意ください。

申し込み方法:
参加ご希望の方は、お名前、参加人数、メールアドレス、携帯電話など当日のご連絡先(緊急連絡用)を明記の上、以下までメールでお申し込みください。折り返し、お返事をいたします。会費は当日会場でお支払いください。お申し込み後、欠席される方はお手数ですが、ご連絡いただけますと幸いです。

 申し込み先:y.miyago(アットマーク)gmail.com
 件名:DesignTalks 01申し込み
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by dezagen | 2016-06-15 08:14 | イベント | Comments(0)
蚤の市の報告
編集宮後です。浅草デザイン蚤の市が無事終わりました。出展者の皆様、来てくださった皆様、ありがとうございます。

告知期間2週間だったので、お客様がいらっしゃるかドキドキのスタートでしたが、ほぼとぎれることなく大勢の方に来ていただけました(来場者数のカウントをすっかり忘れてましたが、体感では300人くらい?)。奥から順に文字関係で3ブース、蔵書3ブース6名、雑貨2ブースの合計8ブース12名が出展しました。

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こちらが会場風景。縦長な場所のうえ、お客様の顔が写ってしまうので、うまく撮影できませんでしたが、なかでも寄席文字の橘右龍さんのブース(写真の一番下)が人気でした。色紙に好きな文字を書いていただける出し物があったり、寄席文字関連の本が販売されていたりして、文字っ子たちが色めき立っておりました。

来てくださったお客様は20代とおぼしき若い方が多かったです。SNSとウェブサイトでしか告知していないのに、若者の情報収集能力恐るべしです。90年代の雑誌を見ていた若者に「僕、5歳でした」と言われ、時の流れを実感しました。日本にいる留学生の皆さんも来てくれて、勉強になりそうなデザイン書を買っていきました。いい本から売れていったので、みなさん目利きだなあと思った次第。

蚤の市は体力を使うので、また涼しくなったら開催したいです。
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by dezagen | 2016-06-06 07:02 | イベント | Comments(0)
「浅草デザイン蚤の市」のお知らせ(追加)
(出展者情報追加:2016年5月28日)
出展者が確定しました。文字のくじ引き「もじくじ」もやります。

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編集宮後です。

浅草にある空き物件を使って、本とデザインにまつわるイベントやセミナーを期間限定&不定期で開催していくことになりました。

第1回はデザイン関係の本や雑貨の蚤の市を開催いたします。デザイナーや編集者の本(書籍、雑誌、展覧会図録)、デザイン雑貨や紙ものなどを販売いたします。

活版関係では、嘉瑞工房さんとLUFTKATZEさんの製品のほか、活字見本帳なども販売される予定があるそうです。

浅草演芸ホールの寄席文字を書かれている橘右龍さんによる寄席文字の実演と販売もありますので、皆様ふるってご参加ください。


日時:2016年5月28日(土) 13:00~18:00

場所:台東区浅草2-1-14 2F(大通りに面した朝日信用金庫となりのビルの2階。
公園側からは入れないのでご注意ください)
都営浅草線 浅草駅より徒歩5分、銀座線 浅草駅より徒歩3分、
東武スカイツリーライン浅草駅より徒歩1分

出展者(確定):
 
[文字]
・橘右龍さん(寄席文字の実演と販売)
・嘉瑞工房(活字関連雑貨と本など)
・LUFTKATZE(活字関連雑貨と本など)

[雑貨]
・永岡綾さんと守屋史世さん(紙ものなど)
・やまうらのどかさん(イラストなど)

[蔵書]
・東泉一郎さんと西嶋裕之さん
・高橋正明さん
・藤松瑞恵さん
・上田宙さん
・中島郁子さん(本と工具)
・藤崎圭一郎さん(ご本人不在)
・宮後優子(本とくじ引き)

以上12組です。

宮後蔵書エリア周辺で、文字グッズが当たる
文字のくじ引き「もじくじ」をやります。

28日午後、会場でお待ちしております!
       
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by dezagen | 2016-05-28 02:48 | イベント | Comments(0)
蔵書整理
編集宮後です。
今週土曜日の蚤の市を前に、蔵書の整理をしていました。

自分がインターネット専門誌の編集者からデザイン雑誌の編集者になったのが1998年。それから約20年間分のデザイン雑誌、書籍となると、かなりの量があります。ざっと集めたところ、段ボール9箱分ありました。

雑誌は、自分がかかわっていた『デザインの現場』のほか、『広告批評』『WIRED』『STUDIO VOICE』など。どれも大事にとっておいたものですが、リアルタイムで読んでいない若い人に読んでほしいと思ったので手放すことにしました。

古本屋さんに引き取ってもらえないか聞いてみたんですが、「バックナンバーがあるので要りません」というお返事が多かったので、「それなら欲しい方にゆずりたい」と思った次第。ネットオークションで1冊ずつ売るのも面倒なので、まとめて放出します。大切にしていた本が本当に必要としている誰かの手に渡り、役立てていただけるのであれば、これほどうれしいことはありません(営利目的で転売しないでね)。

私が尊敬するデザイナーや編集者の方々も蔵書を提供してくださるそうなので、楽しみです。当日は売り場にいるので、気になる本があったら、ぜひ声をかけてください。当時のエピソードなど、要らん蘊蓄もセットにして暑苦しくお届けします。

好評ならば6月も開催しますので、お楽しみに。
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by dezagen | 2016-05-23 01:04 | イベント | Comments(0)