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椅子の背中
最近出た、オフィスチェア2種。

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左:内田洋行「RUTA」 デザイン 藤森泰司
右:ハーマンミラー「Embody Chair」 デザイン ビル・スタンフ、ジェフ・ウェバー

椅子は背中が勝負。

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方や、男は黙って…(何を飲むんでしたっけ?)といった、静かなたたずまい。
方や、骨格まで見せ見せ。

自宅作業やカジュアルな仕事場にも向くスマート椅子か、
長時間座っていても疲れなさそうな高機能ハイテクチェアか。
仕事の仕方も様々。

詳細は
内田洋行 www.uchida.co.jp
ハーマンミラー www.hermanmiller.co.jp
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by dezagen | 2009-02-26 01:48
純ココア 後編
前編の前置きが長かったが「これ、誰がデザインしたの?」的な回答は意外にあっさりしたものであった。

「社内です」

 じゃあ、社内の誰?と聞きたいところだが、戦前から綿々と作られてきたものを継承したもの。オリジナルは誰がデザインしたのか資料が残っていないのだそうだ。残念。

 堂々としたココアっぷりを作る、茶色ベース+文字の構成は「ブレクファストココア」登場1920年当時から続いている。
 1955年、戦後再発売され、飾り文字を使い始めてからの印象はほぼ同じ。

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商品、左から1936年、1968年、1970年、1976年、1977年のもの。

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これが現在の商品。

 飾り枠、エンゼルマークの変化があり、缶から紙パックに移行し、と徐々に若干微調整されている。
 現行のデザインは2001年から変わってない。社内デザイン室で頑なに美感を貫いた方がいるのか、というとそういうわけでもない。

 森永製菓の基本姿勢は「お客様第一」であり、時代背景、技術革新、消費者のニーズに合わせて、適時デザインのリニューアルをし、できるだけ消費者の気持ちを反映させている。
 ということは、消費者自身が「純ココアは変わらなくてもよい」と判断しているとも考えられる。

 むろん、認識を定着化させている工夫もある。
「エンゼルマークとCOCOAのロゴをおおまかに見た山形で純ココアを認識できます。その部分は箔押しで特に目立ちますね。エンゼルマークを大きくしているのは森永の製品という表明です。日本のチョコレート、ココアのパイオニアですから信用、安心感につながると思います」と、デザイン室室長の大塚隆氏は言う。

「他の製品ですと内容が改良されたり、変化して大胆なパッケージリニューアルをすることはありますが、純ココアの場合、原材料の改良研究を日々行っていますが、100%ココアパウダー、というところは全く変わらないことですから」と加えるのは、史料室長の野秋誠治氏。
 この史料室というのがまたすごく……、という話をすると長くなるので、その話はいずれ。

 森永製菓史料室様。また取材させて下さい。

 森永製菓 純ココア
 http://www.morinaga.co.jp/cocoa/pure/index.html
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by dezagen | 2009-02-26 01:33
純ココア 前半
 先々週末はバレンタインデーだった。

 バレンタインデーといえばチョコレート、てなわけでチョコレートの「これ誰」をやろうかしらん、と思ったが、待てよ。8年前、取材に行ったではないか。明治ミルクチョコレート。
 『これ、誰がデザインしたの?』に収められているので、まだ未見の読者は是非手に取って欲しい。むろん書店で買って。

 もう少し源にさかのぼり、今回は「ココア」にすることにした。「ココアはやっぱり森永♪」の森永製菓に行く。
 
 ココアはやっぱり♪ の音と思い浮かぶのは「森永ミルクココア」だと思うが、今回はさらに源流を訪ねて「純ココア」にする。

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写真:ミルクココア 120g

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写真:純ココア

 ミルクココアは「調整ココア」と呼ばれ、粉末にお湯を注ぎ混ぜればミルクココアができあがるもの。
 純ココアは、そのメイン材料であるココアパウダー100%。飲料以外、料理材料としても使う。飲むココアにするときは砂糖、熱湯と混ぜ、ペースト状になるまで練ってから、ホットミルクを注いで作る。

 ミルクココアと純ココア、かなりデザインは違うが、それぞれの「ココア」と「COCOA」が飾り文字になっているところで微妙に兄弟感を演出。ニクい!

 今回「純ココア」を取り上げたのは、そのあまりにもそのままなココアっぷりである。
・ベースとなる色はココアパウダー色。
・色と文字と飾り枠だけの構成で、表面に他の情報を見せていない
・表面の文字は英語のみ!
 
 こんな堂々としたココアっぷりのあるパッケージ、外国でもなかなかお目にかかれない。正に正統派。正に純。名とパッケージが見事に合致した希少な例である。
 このパッケージ、いかにつくられたのかは次回、後編にて。

 ちなみに渡部は、純ココアと蜂蜜を混ぜ、ペースト状になったものをそのまま舐めるのが好きである。こんな食べ方、どこにも載ってなかったが、いいのだろうか。
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by dezagen | 2009-02-24 00:41
どんどん紹介していきます
デザイナーの皆様から
「こんなのつくりました!」と
最近のお仕事を送っていただくことが多いのですが、

限られた誌面の都合で
掲載を見送らなければならなかったり、
隔月刊のためにすぐご紹介することができないまま
時期を逸してしまったりと、
「もったいないなあ」と思うことが多々ありました。

せっかくブログがあるので、
今年からはそうしたものも
積極的にご紹介していきたいと思っています。

なるべく早くご紹介していきたいので、
「これ、おもしろい!」という
直感的な記事になってしまいますが
(じっくり取材するのは本誌のほうで…)、
旬な情報をお届けします。

「あの展覧会がおもしろかった」
「このプロダクト、いいですよ」
「最近ぐっときたDMはこれ!」といった、
自分の好きなものだけ&
偏見全開のゆるい記事になりそうですが、
気軽な気持ちでお楽しみください。

デザイナー&企業の皆様へ。
「こんなのつくりました!」という
お仕事がありましたら、ぜひお知らせください。
あ、直接私宛に送っていただけるとうれしいです。
送付先メアドは当ブログの
「これ誰が書いているの?」をご覧ください。
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by dezagen | 2009-02-20 17:31 | Comments(0)
またまたHELVETICA
昨日は、大阪dddギャラリーで開催されているほうの
HELVETICA展の取材に行ってきました。
なんだか今月はHELVETICAづくしです。

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出張の目的は、この日行われたトークショウ。
金属活字のHELVETICAが日本で初めて
使われたときのエピソードや、
欧米での最近の使用例など、
ここでしか聞けない貴重なお話も。

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写真はHELVETICA(左)と
NEUE HELVETICAのRを比較しているところ。

左からライノタイプの小林さん、
嘉瑞工房の高岡さん親子。
画面には写っていないのですが、
書籍『Helvetica forever』の監修者、
小泉さんによる4名のトークでした。

HELVETICAが使われているポスター、プロダクトなど、
会場の展示構成は東京展とほぼ同じですが、
例えば4枚組ポスターの1、2枚目が東京で、
3、4枚目が大阪というように
出品物が微妙に違っていました。

HELVETICAの写植用の原図については、
東京展では壁面展示なのですが、
大阪展のほうは平台の上に展示されているので、
至近距離で見られます。
職人がフリーハンドで描いた
緊張感のある線は必見です。

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会場では映画「HELVETICA」の
DVD映像も放映されていますので、
まだご覧になっていない方はぜひ。
書体マニアでなくても十分楽しめます。

大阪展は2月27日(金)まで、
東京展は2月28日(土)まで開催。

展覧会の様子は次号『デザインの現場』4月号で
お伝えいたしますので、ご期待ください。

*この写真は取材用にdddギャラリーの許可をいただいて
 撮影しております。転用はお控えください。
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by dezagen | 2009-02-20 00:38 | Comments(0)
すごいリボン
もう展示は終わってしまったけれど、
六本木ミッドタウンで開催されていた
JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)主催の
「GIFT ~ 未来へ託すデザインリボン」展を見てきました。

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会場にはJAGDA会員のみなさんがデザインした
オリジナルリボンが展示され、1巻500円で販売。

あいにく欲しかったリボンは売り切れていましたが、
誰もが見て楽しめるこうした展示はいいものです。

Jagdaのサイトで展示作品の一部が見られます。
http://www.jagda.org/contents/gift/gallery/

中でも目を見張ったのは、今回のリボン加工を
担当された矢地繊維工業の技術。

「スーパーソニック技術」でリボンにスリット
(型を使わない抜き加工)が入れられるそうで、
びっくりしました。

過去にデザ現でもオリジナルリボン制作企業の
取材をしたことがありましたが、
そのときはまだプリントしかできなかったはず。
技術は進化しているのですねえ。

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オリジナルのリボンもつくれるそうです。
詳しくは、こちら。

矢地繊維工業
http://www.yachi-tex.com/
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by dezagen | 2009-02-13 15:31 | Comments(0)
息抜き
 今回のこれ誰ブログはバレンタインデーに合わせたネタをしっかり取材してきたのだが、少しリサーチに時間が掛かりそうなので、その合間の息抜きを。

 図書館という場所はすばらしく、古本屋でも滅多にお目にかかれない希少本が読める。しかもタダ。

 今、夢中になっているのが『少年少女世界推理文学全集』。あかね書房が1964年から65年に掛けて出していたもので、全20冊が出ている。今のところ、借りて読んだのは以下の4冊。

No.6 『魔女のかくれ家/二つの腕輪』 カー 内田庶訳 後藤一之絵 1964年刊
No.8 『エジプト十字架の秘密/十四のピストルのなぞ』 クイーン 亀山竜樹訳 横尾忠則絵 1964年刊

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No.14 『あかつきの怪人/暗黒街捜査官』 チャータリス/チャンドラー 福島正実訳 灘本唯人絵 1964年刊
No.18 『ジキル博士とハイド氏/自殺クラブ』 スチーブンソン 飯島淳秀訳 伊坂芳太良絵 1965年刊

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No.19 『人工頭脳の怪/ノバ爆発の恐怖』〈SF編〉 シオドマク/ハインライン 内田庶訳 松下勲絵 1965年刊

 もう気が付いたかと思うが、この全集の飛び抜けているところは「挿絵」。『腰巻お仙』で話題となる前の横尾忠則とか、独立前の灘本唯人とか、昨今再評価高い伊坂芳太良とか、こんなに贅沢にイラスト放出しちゃっていいのかしらん?と思うほど絵がたくさん(子供向けだし)。
 その他、真鍋博、和田誠、黒田征太郎、山下勇三らがイラストを寄せているらしい。続けて読まねば。

 あ「これ、誰がデザインしたの?」でした。
 ブックデザインは沢田重隆・鈴木康行です。
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by dezagen | 2009-02-12 23:29
HELVETICA展に行ってきました
ついに昨日から始まりましたHELVETICA展。

会場のギンザ・グラフィック・ギャラリーは
こんな感じになっております↓

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HELVETICAの書体が使われている
ポスターやアイテムが展示され、

関連書籍、ポストカード、缶バッジなど、
購入できるグッズも充実していました。

http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/
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by dezagen | 2009-02-06 15:04 | Comments(0)