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デザインの現場4月号発売
『デザインの現場』4月号が発売されました。
特集は「これだけは知っておきたい デザイン大辞典」。
詳細はこちらをご覧ください。

http://www.bijutsu.co.jp/dezagen/book/

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これ↑、誰がデザインしたの?

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本誌デザインは1998年から、
松田行正さんが担当されています。

今回は、ヘルベチカ展のレポート記事もつくりました。
展覧会に行けなかった方はこちらをお楽しみください。

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by dezagen | 2009-03-27 14:16 | Comments(0)
贈答
 大変な菓子好きな自分であっても、自ら購買を控えている菓子というのもいくつかある。その中の一つが本高砂屋「エコルセ」

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 というのも、ここらへんは各ご家庭により異なるところであろうが、幼少時我が家にやってくる贈答菓子の中でもひときわ高級感の高かったのがこのエコルセで、いただいた時のうれしさ感を加味した味を、自ら買っては味わえないと思っているからである。

 ヨーロッパを感じさせる独特な木の模様が文字とからみあった、きれいなパッケージ。相変わらず、と思ったが、実際のところ1970年の発売当初、2001年度、2008年度でリニューアルされているのだという。

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発売当初からマイナーリニューアルしていったもの。
当時の資料がなく誰のデザインか分からないそう。残念!

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2001年度から2008年度のデザイン

 パッケージリニューアルの成功は、過去のイメージを崩さず、同じようでいてちょっと新しくさせることにある。むろん、まったく変えてしまう、という方法もあるが、その場合は大々的な広告投入など付加的要素が必要だろう。贈答系のパッケージに関しては「いつもおいしいものをありがとうございます」という「いつも」感が大事だ。

 エコルセの「いつも」感とは何か、本高砂屋さんに聞いてみた。
「仏語で樹の皮を意味するエコルスからの造語、エコルセのタイトルを持つ商品イメージにふさわしい、樹をモチーフとしたデザインを踏襲してきました」とのこと。加えて「2008年度のリニューアルに際しても、樹が柔らかな芝生の上に年月を経て大樹に育った様子をイメージしております」
 リニューアルに合わせて成長していくなんて粋な配慮である。

 このパッケージを2001年度から手がけているのは、綿貫宏介氏。本高砂屋のデザイン顧問であり、エコルセだけでなく本高砂屋のロゴ始め、主な商品はほとんど綿貫氏の手による。

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 そもそも氏が自宅茶室用の和菓子を本高砂屋に受注したことから縁が始まったというから、何がきっかけになるのか分からないものだが、単独でも読ませつつ絵柄にとけこむような文字作りは素晴らしい。綿貫氏は先頃発表された日本タイポグラフィ協会第8回佐藤敬之輔賞を受賞されている。

 自分で買ってはいかん!と言いつつ、記事執筆に際しエコルセ自主購入の禁じ手をやってしまった。薄い生地が重なった繊細なる美味は自分で買っても同じであった、とはいえ、やっぱりもらうありがたさも残しておきたい。皆さん、渡部への贈答にはエコルセを。

本高砂屋HP
http://www.hontaka.co.jp/
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by dezagen | 2009-03-25 12:13 | Comments(4)
小林章さんの欧文書体ブログ開設
『デザインの現場』欧文書体の連載でおなじみの
ライノタイプ社タイプディレクター、
小林章さんのブログを開設しました。

(タイプディレクターとは、書体製作の企画や
ディレクションをする書体の専門家のこと。
小林さんは日本人で初めてライノタイプ社[ドイツ]の
タイプディレクターに就任した欧文書体の第一人者です)

このブログでは、ドイツ在住の小林さんが身の回りで見つけた
パッケージや風景の中の欧文書体を
楽しく分かりやすく解説してくれます。

それでは、海外を散歩している気分で、
書体の世界をお楽しみください。

デザインの現場オフィシャルブログ「タイプディレクターの眼」
http://blog.excite.co.jp/t-director/

↑まず「はじめに読んでください」のところからご覧ください。
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by dezagen | 2009-03-17 01:02 | Comments(0)
銀座で2つのDRAFT展
DRAFTとは「物事の本質に迫る」「社会とつながる」という
共通マインドを持つデザイン集団。
そのすごさはとても一言では語れませんが、
間違いなく日本で最も勢いのあるデザイン会社の一つです。

そんな彼らの展覧会が、
先週から銀座の2つのギャラリーで開催されています。

一つは、ギンザグラフィックギャラリーで開催されているDRAFT展。
オープニングパーティーがあった初日の3月6日は
ものすごい人の熱気とお祝いの花の香りで、
会場はむせかえるほど。人が多すぎて、
会場全体の写真も満足に撮れないほどでした(これが精一杯↓)。

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1階、地下とも作品は現物展示ではなく、
すべて映像での紹介になっていました。
地下のほうは9人のADごとにそれぞれ編集された映像が映し出され、
観客は切り株やキノコの椅子に腰掛けて
ゆっくり映像を楽しめるような演出になっています。

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確かに、スタッフ39名を擁するドラフトの仕事すべてを
ギャラリーに展示するのは物理的にも無理なので、
映像というのは新しい見せ方かもしれません。

そして、ギンザグラフィックギャラリーの近くにある
クリエイションギャラリーG8では、
亀倉雄策賞を受賞されたDRAFTのアートディレクター、
植原亮輔さんの展示が行われています。

受賞対象となったシアタープロダクツの仕事と、
DRAFTのデザインレーベル、D-BROSの仕事が展示されていました。

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ギンザグラフィックギャラリーとクリエイションギャラリーG8は、
この2か所の展示をチェックしておけば
今のグラフィックシーンが分かるといわれるほど、
いきのいい展示が開催されている場所。

今回、植原さんの受賞によって偶然にも同時開催となったDRAFTの展覧会。
デザイナーはもちろん、企業関係の方々も
絶対に見たほうがいいです。←言いたかったのはココ。
この機会をお見逃しなく。


DRAFT展 ブランディングとアートディレクター
2009年3月6日(金)- 3月30日(月) 日祝休
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/

第11回亀倉雄策賞受賞記念 植原亮輔展
2009年3月2日(月)- 3月27日(金)日祝休
クリエイションギャラリーG8
http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/g8_exh_200903/g8_exh_200903.html
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by dezagen | 2009-03-10 00:52 | Comments(2)
すごい本
自分で編集した本を「すごい本」というのは気がひけるのですが、
以前からお知らせしておりました美篶堂さんの本
『はじめての手製本 製本屋さんが教える本のつくりかた』
の見本ができました!

でも、まだこれは最初につくった5冊の見本のうちの1冊。
残りは製作中でございます。

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というのも、この本は長野にある美篶堂さんの工場で
一冊一冊、手で製本されているのでした。
通常は16頁を1折にして重ねて機械で製本していきますが、
この本は4頁1折で重ねて背をボンドで固めて手製本されています。

本体表紙は仮フランス装。そして、しおりも付いてます。
美篶堂のスタッフの方々が一冊ずつ手で折っていらっしゃるという、
なんとも贅沢な本なのです。

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自分で絵本を製本したり、写真集をつくったり、
紙をたばねてノートにしたり、楽しみ方はいろいろ。
ぜひ、お気に入りの一冊を仕上げてみてください。

そして、このブログお約束の「これ、誰がデザインしたの?」。
答えは、セキユリヲさんでした。


『はじめての手製本 製本屋さんが教える本のつくりかた』
美篶堂著、美術出版社刊 定価2000円+税
A5判変型、144頁、並製・手製本・フランス装
4月15日、全国書店で販売開始予定

※関連イベント
 4月28日〜5月10日 御茶ノ水・美篶堂ギャラリーにて展示販売
 5月6日 御茶ノ水・湯島聖堂で美篶堂まつりを開催
 詳細は、美篶堂さんのウェブサイトにアップされる情報をご覧ください。
 製本ワークショップの情報も詳細が決まり次第、お伝えしていきます。
 
 美篶堂
 http://www.misuzudo-b.com/
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by dezagen | 2009-03-06 01:11 | Comments(0)
すごい入社案内
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どこのオフィスにもありそうなコピー用紙。
でも、中を開けてみると
1枚ずつペラで印刷されたリクルート用の入社案内が。
一見、社内でとったカラーコピーに見えますが、
よく見てみると、きちんとオフセット印刷されていたのでした。

このご時世、「そこまでしなくても」と言われそうな凝り方ですが、
ここまでやってしまうところに
「こんな時代だからこそ、いい人材を採用したい!」という
会社の意気込みのようなものを感じます。

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そして、印刷だけでなく、中身もすごい。
先輩社員の仕事の様子を伝える詳細なレポート、
びっしり書き込まれた手帳の写真、
実際に仕事で使ったCMの絵コンテなど、
現場感あふれるビジュアルがもりだくさん。
(不特定多数の方々にに見せるものではないので、
ウェブで詳細な中身までお見せできないのが残念…)

ここまで見せちゃっていいの?と思うと同時に、
見ているとなんだかこんな仕事をしてみたいと思えてくる。
「この会社に入りたい!」と思わせる秀逸なデザインです。

この入社案内は、広告会社アサツー ディー・ケイのもの。
アートディレクションを担当したのは、
以前『デザインの現場』08年10月号でご紹介した
同社の松本ゆき菜さん(ちなみに昨年の入社案内も松本さんが担当)。
松本さんの技量もさることながら、
最終的にこのアイデアにOKを出された責任者の方もすごいですね。

先日、自社の求人広告でダメ社員を紹介したら
応募が殺到した会社のニュース
http://www.j-cast.com/2009/02/25036595.html)がありましたが、
アイデア次第でおもしろくなりそうなこの分野、
デザインでまだまだ開拓できそうです。
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by dezagen | 2009-03-02 23:35 | Comments(0)