エキサイトイズム エキサイト(シンプル版) | エキサイトイズム | サイトマップ
<   2009年 12月 ( 22 )   > この月の画像一覧
ラクガキ・マスター
ライターの渡部千春です。

美術出版社より『ラクガキ・マスター』をいただく。
b0141474_9134495.jpg


寄藤文平氏のイラストレーション満載な面白本であり、
最初から読んで、見て、あまりに面白いので
後ろから読んで、また適当なページを開いては見て、
最初読んだ時には、このディテール、気がつかなかったなあ、
などとイラストレーションにほれぼれする次第で
本来の目的を忘れそうであった。

ラクガキ術をマスターする方法が1から10まで書いてある本、
なのである。

ワタクシも子供時代からラクガキはよく行っており、
大人になってもやっており、
でもなんとなく疎遠になっていた、その理由を思い出すまでもなく
本書に書いてあって、気がつかされたのは
PCの「唯一の難点はラクガキができないことです」。
ラクガキしなくなったのは渡部千春のPC投入時代と同時期であった。

それ以前にも何か壁があったような、という記憶をほじり出すまでもなく
本書に書いてあって、気がつかされたのは
「顔ばっかり練習するので〜どんどん上達するのですが、〜
カラダがおそろしくテキトーだったりする」。
それ。それです、私。

そのような人のために、寄藤氏が人体モデルを作ってくれていた。

b0141474_9135823.jpg

(出版社の許可をいただき、特別に中ページ掲載!)

これを頭に入れておけば、
締まっている人も、ゆるんでる人も、力んでる人も、脱力してる人も、傾いている人も
さらには、あえてねじれてる人だって描くことができるのだ!
すごい!

他にも本書に書いてあって、気がつかされたのは、
と延々書いてしまいそうなのでここら辺でやめておこう。
だってこれから新幹線に乗って実家に戻るから。
実家では掃除をしたいと思っているが
そのような合間になんとなく紙などを見つけ
とりあえず掃除という仕事はサボって
2階の部屋で寝転がりながらラクガキをしていると、
洗濯物を取り込みに来た母に「またラクガキばっかりして」
と、言われる
というのは未来の予測というよりは、中学生時代のぶり返し。

中学校時代から変わっていない、
というのも本書に書いてあって、気がつかされ……
[PR]
by dezagen | 2009-12-28 09:50
工場見学
編集の宮後です。

12月は編集作業でまた会社にこもっていたわたくしですが、
合間をみつけて欧文印刷さんの坂戸工場に工場見学に行ってきました。

『デザインの現場』の告知を見てきてくださった方など、
約20名の方々と一緒に見学会に参加しました。

当日は、欧文印刷さんのご挨拶、技術担当の方による
ニスのレクチャー(すごくためになった)、
実際にニスを使った感性価値印刷や製本加工の
作業工程を見学するというフルコースでした。

工場の現場の方の説明も分かりやすく、パーフェクト。
人と機械が一体化して、すごくスムーズに動き、
自然なたたずまいを醸し出していました。
こういう工場はいい工場なんです。

最後の懇親会までは出られなかったのですが、
後日、担当者の方が持ってきてくださったおみやげがこちら。

b0141474_147531.jpg


ブックカバー「CANSAY」で使われている柄の裏に
参加者個人の名前とメルアドを印刷したオリジナル名刺です。
(CANSAYのデザインは井上広一さん)

わたしたちが工場見学をしている間に名刺を印刷していて
懇親会で参加者の方々におみやげとして渡されたとのこと。

工場見学だけでももう大満足でしたが、
サプライズプレゼントまでいただいてしまい、大感謝です。
そして何よりも、印刷のことを伝えたい、
参加者に喜んでほしいという
工場の方々の熱意が感じられた素敵な見学会でした。

1年の終わりをすがすがしい気持ちで迎えられ、
本をつくるエネルギーがわいてきました。

美術出版社は今日で仕事納め。
年始は5日からです。
今年一年ありがとうございました。
それではみなさん、よいお年を〜。
[PR]
by dezagen | 2009-12-28 01:47
年賀状募集
編集の宮後です。
先日、久々に渡部さんと取材に行ってまいりました。
担当者の方に詳しく教えていただき、すごく充実した取材でした。
年明けにアップの予定ですので、しばしお待ちを。

デザイナーの皆様からそろそろクリスマスカードが届き始めました。
この時期は毎年、いろいろなデザインを拝見するのが楽しみになっています。

そ・こ・で、皆様からいただいたクリスマスカード&年賀状の中から
「いいな!」と思ったものをこのブログでご紹介したいと思います。

自信作ができた方、こちら↓までお送りください。
お待ちしております!

〒101-8417
東京都千代田区神田神保町2-38 稲岡九段ビル8F
株式会社美術出版社 編集部 宮後宛
[PR]
by dezagen | 2009-12-22 12:06
Thonik Exhibition 〝en〟
渡部千春のほうです。

そういえば最近、スパイラルのロゴが
水玉飾り付きに変わったなあ、と思っていたら
最新号の『デザインの現場』12月号に詳しい記事が書いてあった。
(執筆は川上典李子様)

この水玉付きは
スパイラル25周年記念キャンペーン用で、一年限定とのこと。

そのデザインを手がけたオランダのデザイン事務所Thonikのエキシビションが
現在スパイラルガーデンで行われている。

詳細はこちら↓
www.spiral.co.jp/e_schedule/2009/12/thonik-exhibition-en.html

入ってびっくり、
b0141474_11175882.jpg

あれ?カフェがない。

のではなく、カフェスペースも展示スペースに使い、
カフェは吹き抜けの部分に移動してるのだった。

什器はThonikがデザインした丸をベースにしたテーブルを起用、
いつもより格段に明るく、2階から見ると、人々の談笑が見えるのもいい。
床には巨大カーペット、奥のらせんスロープには垂れ幕、
と、普段とはかなり違う空間が体験できる。

ヴィジュアルアイデンティティをメインにしつつも、
その使い方、配置によって、空間全体のデザインに繋げられる。
こんなダイナミックなデザインのエキシビションは久々な感じがする。

概してオランダ人はグラフィックから空間まで、
トータルなコーディネーションがうまいようにも思う。

b0141474_11312072.jpg

印刷物の展示は2階へ上がる階段のほうに展示。
スパイラルのCI例もたっぷり見れる。

Thonikの作品集はスパイラルでは先行発売中。
美術出版社刊、定価2100円(税込)。
一般書店では1月中旬から発売予定なので、お楽しみに。

繰り返しになるけど、このロゴ使用は1年限定。
来年の秋まで集中して、スパイラルの人と名刺交換したい。
[PR]
by dezagen | 2009-12-22 11:36
エコ・コンシャス・デンマーク/ピーター・オプスヴィックの椅子展
渡部千春のほうです。

昨日はメーラーのデータがぶっ飛んでしまい、大ショック。
こんな時は、北欧の空気でヒーリングだ、
というわけで、成田へ向かった、
ということは全然できない年末なので、
手近なところでリビングデザインセンターOZONEヘ行く。
自転車で10分。北欧は意外に近い。

現在『ピーター・オプスヴィックの椅子展』『エコ・コンシャス・デンマーク』が開催中。

ピーター・オプスヴィックと言ってもピンと来ない読者の方も、
バランスチェア、トリップ トラップは見たことあるのでは?
b0141474_8105490.jpg

b0141474_8119100.jpg

巨大、トリップ トラップ。
子供の視点を大人に置き換えたら、というサイズ。
ストッケ社+ヴァリエール社代理店の
ロイヤルファニチャーコレクションの方に座っていただきました。

座れる椅子の展示はいいですな。
背骨まっすぐ、あー気持ちいい。

『エコ・コンシャス・デンマーク』は、COP15に合わせて、
デンマークのエコな試み、概要を紹介。

カーウォッシュならぬ、Soul Washは


b0141474_8141913.jpgb0141474_8145893.jpgこれが回る→


って、デザインじゃなくてアート作品なんだけど。
間を抜けると、心が洗われます、というコンセプト。
実際、ぶおーっと風が吹いてくるので結構気持ちいい。

もっと回ってる様子はこちらでどうぞ。
www.vibskovemenius.com/10.html
[PR]
by dezagen | 2009-12-18 08:18
ラクガキ・マスター
編集の宮後です。

気がつくと全然更新しておらず、
渡部さんに頼りっきりの状況になっておりました。

今日ご紹介するのは、
明後日19日発売の本『ラクガキ・マスター』です。

b0141474_14394021.jpg


寄藤文平さんが誰でも鼻歌まじりで絵が描ける、
簡単、かつ楽しいラクガキの方法を解説した本。
ブックデザインももちろん寄藤さん。

編集は、寄藤さんを10年以上前から知っている
弊社編集のT女史が担当。

12月20日(日)13時から
青山ブックセンター本店で寄藤さんによる
ワークショップが開催されるそうです。
申込はこちら↓
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200912/20091220.html

こんな楽しいラクガキが描けるようになれば、
原稿催促とか言いづらいこともごまかせたりして…。
[PR]
by dezagen | 2009-12-16 14:46
さよならアール
渡部千春のほうです。

行く年来る年。
さようなら、と言えば、これ。

b0141474_875842.jpg


ディースペック・アール・サイドスライド・ボックス

JTのサイトによれば、
「2010年1月もしくは弊社在庫の売り尽くしをもって廃止とさせていただきます」
とのこと。
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・福岡県 限定販売だったが、
佐藤直樹氏を起用し、デザイン優先で作った珍しいたばこなので
『デザインの現場』2005年6月号でも書き、
他にも多くの媒体で紹介されていたのを思い出す。

さよなら、アール。

と書くとまるで犬が死んだみたいだが、
ホントそんな気分。
グレーで控えめ、割と人に迷惑掛けないいいヤツだったのに、
涙ながらにサイトを見ていたところ、
潤んだ目で気のせいかと思った。
往年の名ブランド「みね」も
「2010年1月もしくは弊社在庫の売り尽くしをもって廃止とさせていただきます」。

1973(S48)年7月1日発売。
筆文字含め、デザインは当時専売公社の田中晋氏。

みねは立派過ぎて犬に例えられないのもライターとして残念だ。
[PR]
by dezagen | 2009-12-14 08:29
カウチンセーター・プロジェクトx眞田岳彦 - 神話の衣服展
ライター渡部です。

昨日は寒かったので、セーターを見に行こう!
ということで、現在カナダ大使館で行われている
「カウチンセーター・プロジェクトx眞田岳彦 - 神話の衣服展」展を見に行く。

b0141474_1114819.jpg

会場の天上高が高い!

この展覧会まで「カウチンセーター」というのは
ざっくりした手編みのセーターの総称、などと誤解していたのだが、
実は、カナダ、バンクーバー島のカウチン族が編むセーターのこと。

かわいいなあ、と見ていた絵柄は、
熊がパワーの象徴。ワタリガラスが未来を運ぶメッセンジャー
波模様が世界がひとつに繋がる環、と
一つ一つの模様に神話から取られた意味があり、
セーターの中にもその物語が生きている、ということなのだった。
驚き。


b0141474_112281.jpg
真ん中の小山は、羊毛のフェルト。
見ているだけで暖かそうで、
山の中に飛び込みたい気分になるも
「大地から生まれ大地に還るすべての生き物たちの魂を包むブランケット」とのこと。
おっと、神聖な空間を壊すところだった。


b0141474_1121292.jpg
こちらは、カウチンセーターの前身頃、後身頃、左右の袖、襟に
それぞれ日本の青森で育った羊の毛を編んだパーツを組み合わせベストやバッグにしたもの。

空間の広さ、羊毛の柔らかさ、
あとはひょっとしたら神話の世界?
ソファに座って見ていたら、
とても気持ちがよかった。

2010年2月12日(金)まで開催。
平日:午前9時から午後5時半まで
水曜日:午前9時から午後8時まで
(12月23日と30日は午後5時半に閉館)
土、日、12月25日、1月1日、2月11日は休館
場所: カナダ大使館高円宮記念ギャラリー
東京都港区赤坂7-3-38 
入場: 無料
[PR]
by dezagen | 2009-12-10 01:40
はみだし台湾のデザイン
ライター渡部です。

台湾でよく見るものなど。
b0141474_22565349.jpg

分かりづらいけど、マンホールの蓋。
よく見ると魚柄。白くペイントされている部分は森の柄だった。
ポイ捨て禁止!

b0141474_2258723.jpg

世界で最もコンビニ普及率が高いとどこかで読んだ。
台北のファミリーマート。通常は日本とほぼ同じ看板デザインだが、
ビルに合わせてシックな彩り。

b0141474_2259929.jpg

鍵+ハンコ屋でよく見る看板(?)スタイル。
こういう分かりやすい看板、日本ではほとんど見なくなったけど、
台湾でも減ってる感じがする。

b0141474_2305456.jpg

セキュリティ会社新光保全のマーク。
これは怖い。効果ある。

b0141474_2322923.jpg

台北から郊外に行くと、配電線の箱(?名前、なんて言うんでしょう?)などに、
ペイントが施されているのをよく見る。
日本の銭湯並に上手かったりして。誰が描いているのやら。
[PR]
by dezagen | 2009-12-07 23:05
手芸的?台湾のデザイン
ライター渡部です。

etsyというサイトをご存じだろうか?
手作りのもの(とその道具、素材類、及びビンテージアイテム)を売買するサイトで、
お母さんの手芸的ニットや布モノ、ジュエリーから、
工業製品に近い小物、家具まで、
あらゆる有象無象が日々売り、買いされている。
発祥のアメリカが圧倒的に多いものの、現在売り手の所在地は
世界150カ国に広がっている。

流行やマーケティングにも左右されない破天荒っぷりがあったり
全く違う国籍の人なのに、同じようなニット製品を作っていたり、
手芸の世界というのはかなり自由である。

今回台湾で見た、ホテルJust Sleepのインテリアや永盛帆布のバッグ、
茶器メーカー三希のパターン作りや、それ以前に取材をしたものなど、
台湾のもの作りの場を見ていると、
どこかで見た風であったり、ダイレクトに素材集から拾ってきたものだったり
日本で考える、マーケティングに沿ったデザイン、あるいはデザイナーのオリジナリティ、
と言った基準とは違うように感じる。

いいな、と思ったものは素直に取り入れていくくったくのなさ。
これは手芸に通じるものなのではないだろうか。
あまりにも類似しすぎていれば、違法かもしれないが、
まるっきりの真似というわけでもない。

零細企業の場合、むしろこれくらいのおおらかさがあったほうが
独自のもの作り体勢をキープでき、下請け企業として親会社に揺さぶられることもないだろう。

現在、ロハス流行もあり、台湾では「made in Taiwan」を見直そうという動きが出ている。
自国の人が安っぽいと感じていたものに、再度目を向け
その独特の味わいは台湾らしい個性なのではないか、と考えを改め始めている。

etsyの手芸作品と、台湾の生産品を全部いっしょくたにはできないけれど
domestic(家庭内、国内)で細々としていたものが
自信を付ければ、外に出て行った時に非常に強い力となる、
そんな感じがする。
[PR]
by dezagen | 2009-12-07 00:34