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欧文書体セミナー
編集宮後です。
7月11日(日)13-15時にアップルストア銀座で
小林章さんによる欧文書体セミナーを行いました。
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お集まりの皆様、ありがとうございました。
立ち見の方も会場に入り切らなくなり、
会場の前の床に一列に座っていただくという
寄席のようなスタイルになりました。

当日、会場でメモ代わりに
ツイートした内容を箇条書きでまとめます。

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ドイツ、ライノタイプ社の紹介と
タイプディレクターという仕事について。

海外で見かける不思議な日本語の使い方を写真で紹介。
私たちも欧文を組む時、これと同じことをしているかもしれない。

ここから今日の本題。

海外の街で撮影したフォントの写真。
最初はNYの地下鉄で使われてる書体Helvetica。
ルイヴィトンのロゴはFutura、ディオールはCochin。

Macに入ってるフォントについて。
バンドルされているフォントの中には高品質なものもあるという話。

Macに入っているフォント、Zapfino。
バンドルされるときにヘルマン・ツァップさんと
小林さんで文字の形を見直した。

Macに入ってる主な欧文書体40をセリフ、サンセリフ、
見出し用の3つに分類。Apple Chancery の使用例を紹介。

ハーブティーのパッケージに使われているTextile,手描き風のZapfino。
フォントは見た目で選んでいい。

フランケンシュタインの映画タイトルを
Times, Cooperblack, Didotなどで組んだ場合。
「もしこんなフランケンシュタインがいたら?」という
架空の設定をつくり、最適なフォントを挙手して答えてもらう。

ある書体が特定のイデオロギーと結びつくことはない話。
Futuraの噂の否定。「ここにもFutura」ブログ。

弁護士のためのタイポグラフィサイト。
http://www.typographyforlawyers.com/

ここで質問タイム。後編に入ります。
似た名前の書体。CourierとCourierNew 。
タイプライターのような字幅が均等な書体。

欧文組版のルールについて。
・本の書名はイタリックに。
・fiには合字を使う。
・マヌケ引用符を使わない。
・ファミリーの使い方。
 エールフランス機内食のメニューの使い方がうまい。
 見出しに HelvaticaNeue Ultra Light。
・見出しに向くフォントはBigCaslonなど。

まとめ。
・Macのフォントには高品質なものがけっこうある。
・フォントは見た目の雰囲気で選んでOK。
・必要な所でイタリックを使う。
・長い文章では読み手のことを考えてフォントを選ぶ。

質疑応答。終了。

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今後のセミナー情報は、こちらのブログや
デザインの現場公式ツイッター(@DezagenKoredare)で
告知してまいりますので、よろしくお願いいたします。
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by dezagen | 2010-07-31 23:56 | イベント | Comments(3)
レバノン ベイルート Souk El Tayeb グラフィック
ライター渡部です。

レバノンのベイルート行きの最初の目的は「食」。

ベイルートを拠点とするSouk El Tayeb
(スーク・エ・タエブ、というような発音だったけれど、
言う人により若干違ったのでアルファベットで)
Kamal Mouzawak氏により始まった活動グループで
食を中心にして人々のコミュニケーションをうながそう、というのが目的。
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一番の基本は、週1回行われるファーマーズマーケットだが
その食材を使ったレストランを開き、そこで料理教室を行い、
食材のルーツ地方のフードフェスティバルを企画し……
と実に盛りだくさんな内容。

こうした草の根活動を促すにあたって、情報伝達は重要な要素だ。
ウエブサイトもあるけれど、口コミ(よって電話とか)や紙媒体、フライヤーの力が強い。
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ウェブサイトのいいところは明確な目的があったときに
すぐさま情報を取り出せるところ。
方や、ニュースレターやフライヤーは、様々なところに置かれるので
その存在を知らなかった人がふと目をとめて、ピックアップし、
初めて知る、情報を得る、という利点がある。

レバノンという土地は、国内でも宗教上の違い(イスラム教、キリスト教など)や
民族の違いや、あるいは海外に移住した人が戻ってきたり、
首都ベイルートと(生産者のいる)地方では情報量も文化も違い
それぞれコミュニティの持ち方が異なる。
マーケットに出している生産者の人の中には、メールアドレスを持っていない人もいたし、
日本のように全国津々浦々ネットが普及しているわけでもないようだ。
そうした中で、主催者、消費者、生産者、をそれぞれ繋ぐ道具として
ネットよりも、物としてあるフライヤーのほうが有効だと感じた。
また、使用される紙は、レバノンで作られるかなり粗めの再生紙。
時折印刷の文字を邪魔するほどの粗さだが、
紙はいつも白いわけではないことを意識させるのに役立っている。

これらの印刷物のグラフィックは、Mouzawak氏
(学生時代にグラフィックを勉強していた)がほとんど,自ら手がけるもしくは
ディレクションを行っている。

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ロゴのデザインは、レバノン及び地中海地域を原産とする
「小麦」「オリーブ」「ぶどう」を描いたもの。
Mouzawa氏がアイデアを出し、Maya tawil氏がデザイン。

他、写真上のニュースレターのバックナンバーは 
http://soukeltayeb.com/pressNewsletter.php で見ることもできる。
ニュースレターのデザインはGenia Kodash氏が手がけている。
布のパターンのようなフライヤーも同じく、Kodash氏のデザイン。

グラフィックで面白いと思ったのは、アラビア語と英語のバイリンガル表記の扱い。
アラビア語は右始まり、英語は左始まり、なので、
併記しにくいかとおもいきや、シンメトリーにすることで問題解消。
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文字の進行方向の違いが、むしろ配置の面白さに繋がっている。
写真は簡単な並列の例だが、上下逆にしてみたり、対角シンメトリーにしてみたり、
レバノンのバイリンガルグラフィックはかなり興味深い(読めないけど)。

ちなみに、ベイルートはフランスの影響が強かったことから、
ほとんどの人が公用語のアラビア語、フランス語を喋る。
おまけに英語もほとんどネイティブ並に喋る人が多い。

次回はレストランのインテリアなどについて。
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by dezagen | 2010-07-31 12:59 | グラフィック
レバノン ベイルート 建築
ライター渡部です。

7月22日から27日に掛けてレバノンのベイルートと、アラブ首長国連邦のアブダビに行ってきた。
ベイルートでは、食を中心として地域活性化活動を行っているSouk El Tayeb を、アブダビでは有名建築家による有名美術館を計画しているサディヤット島 を見に行ってきた。

Souk El Tayebの話の前に街の話から。

レバノンに行くのは初めて。2002年にロンドンに4ヶ月ほど滞在していたとき、中東、主にレバノン系移民が非常に多いエリアにいてかなり食の面でお世話になっていたので、1度本場の食を食べてみたいなあ、と常々思っていたので、じゃ、行ってみるか、くらいの気分だったのだが、行ってびっくり、これがえらい素敵な街だったのだ。

古いものに興味がない方には全然素敵でもなんでもないとは思うけど。
イスラム教とキリスト教の共存(それに到るまでに激しい歴史があったにせよ)、フランスの影響、60年代から70年代に発展した名残、これらが折り重なって、乾燥した土地ならではの乾いた建築の経年がさらに良い味を出している。

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面白かったのは扉のデザイン。色んな時代の色んな鉄扉が玄関に。イスラム建築の影響だと思うが、幾何学模様使いの巧さが光ってる。

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むろん内紛の名残も垣間見えるし、新しい土地開発でできた凡庸なビルもあるけれど、古い建物がそのまま放置されていたり、あるいはその建物自体の味を残したまま大事に使っていたり、植物が入り交じっていたり、この混在ぶりはかなり面白い。
あと、今考えるとゴミをほとんど見なかった。
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by dezagen | 2010-07-30 01:31 | その他
ノック!ミュージック—打楽器からコンピューターに至る4つの進化論—についてのフリーなトーク
ライター渡部です。

現在日本科学未来館で行われている、明和電機さんの展示『ノック!ミュージック-打楽器からコンピューターに至る4つの進化論-』 に、ミュージシャン/タレントの金剛地武志氏とお邪魔した。

なぜ、金剛地氏?と疑問の方もおられようが、詳細に書くと長いので、休刊中『スタジオボイス』に掲載された、『デザインのひきだし』(グラフィック社)に掲載中の「金剛地デザイン研究所」を参照されたし。

明和電機の土佐社長、金剛地武志さんとの対談から、音楽の基本とデザインを掘り起こす、ということは特にないフリートーク(を聞きながら撮った写真が全くカメラ目線ナシ、後ろ姿ばかりだが)どうぞ。

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明和電機土佐社長(以下土佐)「こんにちは。渡部さん、血色がよくなりましたね。これ(エクササイズのジェスチャー)?」
渡部「いえ。ここ6ヶ月ほど怠けてます。私じゃなくてこの周囲環境です。オレンジの基本色が顔に反射して、顔色よく見えるんです」
金剛地武志(以下金剛地)「なんでオレンジなんですか?」
土佐「ツクバシリーズは全部オレンジです。魚器(NAKI)シリーズは青、ノック系はすべてツクバシリーズです」
金剛地「今回の展示はどういう内容なんですか?」
土佐「100Vでノックする装置、ノッカーを使って、打楽器とコンピュータミュージックをくっつけましょうというコンセプトです。夏休みなので、子供向けを意識しています」
渡部「解説にふりがながついていて分かりやすいですね」

展示は大きく4つのコーナーに分かれている。
STEP1 機械通信時代 トントンくんでノック!
「ノッカー」(電磁石を使ったビートを刻む装置)を取り付けた音源と、スイッチ「トントンくん」をつなぎ、打楽器を操作する。
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土佐「最初は単に打楽器です。このオレンジの「トントンくん」を押すと、壁のものをノックします。(ゴンゴン)叩くと、音が出る、と」
金剛地「だるまはやっぱりいい音しないですね(笑)」
渡部「トントンくんの素材はなんですか?」
土佐「プラダン(プラスチックダンボール)と塩ビです。いかにも工業製品のように見えますが、アトリエで手作りです。ここでサルのようにポカポカやったら、次へ」

STEP2 電子通信時代 おもしろスイッチでノック!
厚紙とアルミ箔で作った手作りスイッチなど、様々なおもしろスイッチを組み合わせて、ノッカーを操作する。
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土佐「世の中いろんなスイッチがあることを分かってもらうコーナーです。5Vの小さなスイッチが、ミディタップというものを通して、ノッカーを動かす100Vの大きなスイッチに繋がりますよ、ということを説明しています」
金剛地「ミディのインターフェイスになってるんだ。んんー、何かこの、つなぎがたの感じがテクノ心をそそりますね」

土佐「これはノックの進化論のリトグラフ絵巻ですね。ノックから命が生まれてという、横山大観の生々流転のようなものです」
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(絵巻より:「ノックあれ!」神様が杖をふりあげて、何もない世界をおもいっきりノックしました。すると世界がぶるぶると振動し、たくさんの〝ビート〟が飛び出しました……)
金剛地「こんな嘘を子供に教えていいんですか」
土佐「はは、科学未来館でね」

STEP3 自動機械時代 エレビートでノック!
手動式の記憶装置「エレビート」を使って、あらかじめ決められた操作手順(シーケンス)でノッカーを動かす体験をする。
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土佐「こっからいよいよ打ち込みに入ります。コンピュータで言うメモリーとクロックを原始的なしくみで分かってもらおうと」
金剛地「これ、見たかった。100円ショップで売っているマグネットを置いて、そこを叩くところが鳴ると」
渡部「これがシンセサイザーとかの基本ですか?」
金剛地「いえ」
渡部「じゃあ、打ち込みマシーンの基本?」
金剛地「はい。それをコンピューターではなく、メトロノームをいかに電気信号に変換するかという方法を使って説明しているんです」
土佐「自動演奏って一定のリズムを作る「クロック」という装置と、リズムやメロディを記録した「メモリー」という装置で出来ているんです。そのクロックが最初なんだったかというと、振り子(メトロノーム)なんです」
渡部「今、普通にライブとかで使うコンピューターの打ち込みマシーンのメモリーは、「エレビート」の何倍くらいなんですか?」
土佐「(困惑)……ものすごいです。横とか縦とか」
渡部「東京タワーくらい?」
土佐「行くかもしれません」

STEP4 コンピューター時代 コンピューターでノック!
機械的なシーケンスを電子的に置き換えた「エレビートタッチ」による、自動演奏。
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土佐「ここで、コンピュータミュージックに辿り着きました、と。実際のコンピューターミュージックシーケンサーもこのミディタップ、クロックとメモリーというものから出来ているわけです」
金剛地「パット・メセニーは明和電機さんがこういうものを作っているって、ご存じなんですかね」
(6月11日パット・メセニーの来日時、土佐社長が楽屋で対面している)
土佐「知らなかったですね。セーモンズは見せたらうおーって言ってました」


土佐「最後に自動演奏のステージです。訳あってパンチくんレンダちゃんを持って来れないので、ノックパンチくんレンダちゃんを急遽作ったんですけど、顔をどうしようと言いましてペットボトルで作ってます。ノックトントンくんとノックドラムはたたむと箱になるんですよ」
金剛地「完璧。全部箱型に収納して持ち運べるというのは、70年代からの電子楽器の基本です」
土佐「ちょっと『電人ザボーガー』みたい。箱ののままでも鳴らせます」
金剛地「全部100Vのプラグが使われている。made in Japanを感じさせますね」

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(ノックドラムの畳まれっぷりがすごいものの、会場内の暗さに渡部の写真技術がついていかずコマ撮り出来ず。失礼)

渡部「土佐さん、フル説明ありがとうございました。掲載時、多分8月頃のお二人のご予定を教えて下さい」
土佐「飛んでイスタンブウウル♪で、文化庁メディア芸術祭の展覧会をイスタンブールでやります」
金剛地「イスラム文化圏ですね」
土佐「どこかのパーツがアラーをおとしめるような文字に見えないか心配です」
金剛地「僕はライブです。3年ぶりなので「リハビリテーション」というタイトルで」
渡部「機械に負けないで下さい」
金剛地「いや、これは敵いません」
土佐「貸しましょうか?今ゆずがライブツアーでトントンくんとパンチくんレンダちゃんと音源を使ってますよ」
渡部「そういう出張のさせかたをしていたんですか?」
土佐「始めました」
金剛地「人材派遣(笑)」
土佐「僕も着いていきますよ」
金剛地「オタマトーンをまずうまくならなきゃな」
土佐「フレットレスですし」
渡部「期待してます」

果たして金剛地氏のライブに土佐社長が飛び入りするのかどうかは、さておき、最後はお二人、メインステージでポーズ。

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by dezagen | 2010-07-28 14:55 | 展覧会
『欧文活字(新装版)』
編集宮後です。
7月上旬に烏有書林さんから
欧文活字(新装版)』が刊行されました。
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原書となった『欧文活字』は、
優れた欧文活字組版で評価の高い嘉瑞工房の高岡重蔵さんが
1948年に執筆した本。欧文書体の成り立ちから分類、組み方など、
現場で役立つ必要最低限の知識がコンパクトにまとめられています。
(もちろん今読んでも十分通用する内容です)
戦後、欧文の印刷物の需要が増えた時期と重なり、
当時、大変な話題となった名著です。

原書の大きさが文庫判サイズなのは、
物資が乏しい時代の紙の節約というのが理由ですが、
組版工がズボンのポケットに入れて携帯できたので
印刷現場で使うのに重宝したそうです。
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新装版でも同じ判型を踏襲、本文は新たに組み直し、
中頁には重蔵さんが活字で組んだポストカードを再現した図版(上写真)、
巻頭には重蔵さんのご子息で、『欧文組版 組版の基礎とマナー』で
おなじみ、現 嘉瑞工房代表の昌生さんが、
詩を4種類の書体で活版印刷した作品(下)を追加収録しています。

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この本を刊行した烏有書林さんは、上田宙さんという編集者の方が
つくられた文芸・人文書の出版社。この『欧文活字(新装版)』が
創業一作目の刊行物となります。しおりに活版で印刷された
「No paper, no ink, not a book.」の文字に
上田さんの心意気を感じました。
(ご本人は「心意気なんて大それたものじゃなくて、
iPadとKindleを見ての素直な感想です」とおっしゃってます)
手元に置いて大事にしたい本です。

取り扱い書店はこちら。
http://uyushorin.com/bookstorelist.shtm
烏有書林さんへの直接注文も可能です。
http://uyushorin.com/order.shtm
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by dezagen | 2010-07-27 11:48 | | Comments(0)
ISOT国際文具・紙製品展その2
編集宮後です。
引き続きISOTのレポートから。

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最近、雑貨屋さんでよく目にする透明の付箋「stipee」。
黒いシルエットってところがいいですな。
知らない間にすごく種類が増えていて現在20種類あるとか。
最近、雑貨ショップでよく見かけます。

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「D-BROSのシールカレンダー?」と思ってよく見たら、
違うメーカーさんから出ていたもの。うーん。

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GRAPHのブースに出品されていたデザインレシート。
レシートの裏にデザイナーがデザインしたグラフィックが印刷されてます。
北川一成さんやgroovisionsなど、そうそうたるメンバーが参加。豪華です。

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同じくGRAPH ブース内で見つけた、ヨシモリさんのコーナー。
金銀蒸着紙の取り扱いを行う同社の紙「クニメタルコグチ」を
使った名刺入れ。写真だとわかりにくいけれど、フタの断面が
45度にカットされていてピッタリ閉まる。
精度が高くてビックリしました。すごいです、これ。

1000個以上から、オリジナルで制作してくれるとのこと。
興味ある方はヨシモリさんへお問い合わせを。

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ヨーロッパ民芸調のかわいいパッケージ。
これはこの中にキャンドルが入っていて
箱にして郵便で送れるキットなのです。

Trigon Graphic Service というデザイン事務所が
運営しているブランド「Titto」の製品でした。

有名文具メーカーを紹介していない
かなり偏ったセレクトですが、昨年よりも全体的に
デザイン系文具が増えている印象を受けました。

今後、いいアイデアや素敵なデザインの文具が
爆発的に売れる可能性もあるわけで、
デザイナーの方々に期待されている部分が大きいのではないかと。
楽しみにしてます!
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by dezagen | 2010-07-27 02:28 | イベント | Comments(0)
ISOT国際文具・紙製品展その1
編集宮後です。
ブログ更新ができなかったのは、
7月の湿気と暑さのせいです(と言い訳)。
さて、そんななか先日東京ビックサイトで開催された
国際文具・紙製品展に行ってきました。

全部ちゃんと回りきれなかったので、
目についたところだけですが、ご紹介していきます。

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こちらはデザインフィルさんのブース。
かわいい水玉模様やストライプが印刷された折り紙
「オリガミオリガミ」のお披露目。9月発売だそうです。

「どうして模様付きの折り紙ってないのかな?」と
思っていたところにジャストミートな製品を見つけてしまったので、
思わず紹介してしまいました。

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はい、次は欧文印刷さんのブース。
すっかり定着した特殊印刷のブックカバー「CANSAY」に
新柄が登場。手前にあるのが新柄です。

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こちらはマスキングテープmtで有名なカモ井加工紙さんのブース。
巨大なmtロゴ、どうやって運んだんでしょうか。
今年のクリスマスに発売される新柄が展示されていました。

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スケッチブックが有名なマルマンさんのブース。
白い紙を丸めた断面に、
製品にちなんだ数字を大きくあしらったブースデザインが秀逸。
写真の「680」は、オリジナル筆記用紙の紙厚68g/m2にちなんだもの。

紹介しきれないので、後半へ続きます。
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by dezagen | 2010-07-26 21:14 | 展覧会 | Comments(0)
小倉ひろみ個展
編集宮後です。
続けて展覧会情報その2。

『儲かる色の選び方』著者である
色彩の専門家、小倉ひろみさんの展覧会。

厚手の色紙を組み合わせてつくる
立体パズル「いろくみ®」のお披露目です。
昨年発表されたものから改良され、
より組み立てやすくなりました。
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抜き加工を何回も試して、ちょうどよい紙の厚さや
切り込みの入り具合を試作されたのだとか。
付箋1枚をはさむとちょうどよいはまり具合になり、
その色の具合もまた素敵なのです。

会場で製品を購入することもできます。
3ピース入りで500円から。

会場となっているCreator's Gallery & Shop +D
アーティストやデザイナー、教育機関や企業団体など、
約50のクリエイティブメンバーにより運営されているスペース。
代官山の洋書店Hacknetのお向かいにあります。

小倉ひろみ個展
2010年7月22日(木)~27(火)
平日12:00-18:00
土日12:00-19:00
最終日12:00-17:00
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by dezagen | 2010-07-25 03:26 | 展覧会 | Comments(0)
小野英作 + 山野英之 二人展
編集宮後です。
先週、渡部さんと久々にこれ誰取材を敢行。
記事はもうちょいお待ちを。

急いで告知しなくては!な展示2つ続けてご紹介。

小野英作 + 山野英之 二人展
010.7.22(Thu.)- 7.28(Wed.)
open: 12:00 – 20:00(最終日18時close)
Nidi Gallery
http://nidigallery.com/postid3690.html

エディトリアルを中心にグラフィックの分野で
活動するデザイナーの二人展。
(ちなみにお二人は元師弟同士)

小野さんは身体全体を使ってクラフト紙に
ペンキで描いた作品、山野さんは木箱に
アクリル絵具で描いたグラフィカルな作品(下写真)を発表。
山野さんはDICの色見本帳で色を決めてから
絵具で描いていったそう。さすがデザイナー。
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普段のデザインワークとはちょっと違う、
お二人の内面が垣間見えたような作品が新鮮でした。
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by dezagen | 2010-07-25 03:01 | 展覧会 | Comments(0)
ファインペーパーがちょっとわかる展5のDM
ライター渡部です。

宮後さんの「ファインペーパーがちょっとわかる」展レポートに引き続き、
展覧会の案内状について、ともう少し。

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水色の封筒(使用紙:マーメイド アイス 四六判Y目 110kg)の中に
展覧会でも使われている家キット
(壁 トラックGA スノーホワイト 四六判Y目 170kg
屋根 OK ACカード まあか 四六判T目 222kg)
と、展覧会の詳細カードの裏に地図の絵
(ハンマートーンGA 苔 四六判Y目 170kg)
と、非常にかわいらしいもの。

かつ、封筒の裏面にはテーマの「いろいろな色紙」に合わせ
色のバリエーションのあるファインペーパーを列挙(写真で見えるかな?)。
実際に展示に使われているものにチェックマークを付けている、
という親切ぶり。

「これ、誰がデザインしたの?」
と、竹尾さんに聞いてみたところ、
新村則人氏、とのこと。
実は、年に1回の「ファインペーパーがちょっとわかる」展は、
初回から今回の5回目まで、すべて案内状だけではなく、
展覧会の展示、全体のディレクションを新村氏が手がけている。

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竹尾のページでは第2回からの展示内容、案内状や来てくれた人へのプレゼントが見れる。

(2006年、1回目のテーマは、6種類の仕上げ)

2回目 光る紙と透ける紙
http://www.takeo.co.jp/site/event/central/200704.html

3回目 厚い紙と薄い紙
http://www.takeo.co.jp/site/event/central/200803.html

4回目 あれも紙 これも紙
http://www.takeo.co.jp/site/event/central/200905.html

5回目 いろいろな色紙
http://www.takeo.co.jp/site/event/central/201004.html

内藤プロセスから印刷加工の協力を仰ぎ、
紙の組み立て式金の延べ棒を作ったり、
紙質と印刷を駆使したドーナツと油染みを作ったり
持って帰って役に立つサンプルを作ったり、
と、豪華絢爛、懇切丁寧な企画。

「ファインペーパーを知ってもらう展示をしたい、
という話を竹尾さんからいただいたのが最初です」
と新村氏は説明する。
「竹尾さんは、親しみをもってもらいたい、使ってもらいたいという希望がありました。
理解してもらう、ということが重要なのですが、
深く説明しすぎると、難しいと引かれてしまうかもしれない。
なので〝ちょっと〟分かる、にしたんです。
僕自身紙オタクじゃないから、分からないことが多い。
自分で分からないことは他人に分からないんだから、
僕が分かる範囲の〝ちょっと〟でいい、と」

この〝ちょっと〟がつまり、5回それぞれのテーマとなっているが
展示では難しい説明はせず、
色紙の説明の今回も、作り方の経緯を簡単に説明している
(簡単に説明するのは簡単なことではないが)

「展示をどうするか、は毎回竹尾さん、見本帖本店のスタッフと相談しながら決めています。
家がかわいいんじゃないか、という提案は(新村デザインの)スタッフから。
海外の家だと屋根は色んな色があると思い、家の模型に決めました。
屋根は印刷をしないファインペーパーそのままで
全種類違う紙、色を使って762個を用意して、
会場に入ると色のバリエーションがこんなにある、とぱっと見て分かる」

瞬間的な視覚効果に長けているのは、さすがに広告を長く手がけてきた新村氏ならでは。

「来てみてよかった。楽しかった。ちょっと分かった。これでいいんです」

案内状が届いた段階で、このカワイイ家なんだろう、とワクワクさせる。
案内状に入った家も屋根は赤で統一しているが、
壁のデザインは5種類。そのどれかが案内状に入っているので
うちに来たのはどれかな?と展示会場で探してみるのも楽しい。

ちなみに今回の来てくれた人プレゼントは色紙の上のオフセット印刷チャート。
54種類のYMC掛け合わせが、色紙の上でどのように出て来るのかが分かるもの。
紙印刷に携わる人にはかなり役立つおまけだ。
展示は7月30日(金) まで。詳細は上のサイトで。
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by dezagen | 2010-07-15 22:21