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GOOD DESIGN EXPO 2010
すっかり涼しくなり、本気モードの編集宮後です。
情報を一気にアップしてまいります。

8月末に東京ビッグサイトで行われた
GOOD DESIGN EXPO 2010の様子から。
(本気なわりには先月の情報...)

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このイベントは、
Gマークの二次審査終了後の作品2000点以上が
ビッグサイト東館5,6ホールに並べられ、
一般公開されるもの。
今年の来場者は44325人(開催3日間)と、
かなりのビックイベントになっています。

詳細なレポートはこちらのウェブサイトを見ていただくとして、
わたくしが気になったのは今年からロゴタイプが新しくなり、
会場や配布物のグラフィックがよかったこと。

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これがウェブサイトと、会場で配布されたパンフレット。
一次審査通過対象領域別割合や国別割合などが
円グラフで表されており、この円グラフのモチーフが
会場のグラフィックとしても展開されていました。

円グラフのアイデアもさることながら、
配色も絶妙だったので、
「これ、誰がデザインしたの???」と
密かに気になっていたのでした。

主催している日本産業デザイン振興会にうかがってみたところ、
「会場のアートディレクションは松下計さんによるものです。
なお、今年度のグッドデザイン賞関連のADは、
審査副委員長である佐藤卓さんの監修のもと、
松下計さんがそれぞれのデザイン立案、作成、
展開を図るという体制を取っております」とのこと。

「メインモチーフ“円グラフ”は、
審査委員長の深澤直人さんや佐藤さんのディスカッションを通じて
グッドデザイン賞に関わる「指標」的なものをモチーフにしたい、
という案が出て、それを松下さんが具体的に表現した」そうです。

ロゴタイプは佐藤卓さんがリデザインし、
松下計さんがツールや場面に展開というわけ。
これで疑問が解けて、なんだかすっきり。

グッドデザイン大賞の決定は11/10。
大賞を除く受賞発表は9/29とのこと。
発表はこちらでどうぞ。
http://www.g-mark.org/
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by dezagen | 2010-09-29 14:09 | イベント
The Spirit of Poland
流浪のライター渡部です。
現在ポーランドはワルシャワに滞在中。

今年の東京デザイナーズウイーク、及び european design展 www.europeandesign.jpの中で、The Sprit of Polandという展示が行われる。参加するポーランドのデザイナーのプレゼンテーションがありますよー、と言われて、向かった先がここ。
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旧ヴォッカ製造工場跡。
本当にここでいいの〜、と思いつつ歩いてみると、イベントスペースやギャラリーやショップやオフィスなどがテナントとして入っている。

奥へ奥へと入っていくと、ヤングでナイスなデザイナーさんたちが迎えてくれた。
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写真の順番で、一番左はBETON www.betonon.com のレフ・ロヴィンスキさん。
パートナーのマルタ・ロヴィンスカさんとグラフィックから建築まで手がけるデザイン事務所をやっている。
2人とも建築の勉強をし、かつグラフィックも作る(おや、どこかで聞いたような)、プロダクトデザインにしろ、建築にしろ、その構造を1から考え、作る。
例えば、バッグのMI/ZU
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かなり大きなバッグだが、スポーツウエアに使われるような伸縮する紐とクリップを組み合わせ、サイズを変えられる仕組み。
ウェブサイトもかなりいい。

写真左から2番目の女性と真ん中の男性は、昨年もデザイナーズウイークに参加したPUFF-BUFF Design www.puff-buff.com のアンナ・シェドレツカさんとラデック・アフラモヴィッチさん。
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ふくらまして使う照明器具などを作っている。
ふくらまして、というとイギリスのインフレートが思い浮かぶ。それ自体は斬新なアイデアではないが、ふくらまして使うという方法が1つの手法として確立した現れだと思う。その中で彼らはポップでキッチュな50年代、60年代風のテーストを入れていること、照明に特化していることなどが特徴的だ。

写真、右のお二人はAZE Design www.azedesign.pl のアンナ・コレヴィッチさんとアルトゥル・プシュカレヴィッチさん。
ポーランドの東北、ベラルーシに隣接するポドラッシェという地方で活動をしている。というのも、この地域はポーランドで最も貧しい地域と言われているそうで、そうした田舎によくあることとして、若い人がいなくなり、伝統文化がどんどん失われていく状態にあるから。AZE Designはその伝統工芸の技術を今風にアレンジし、技術を絶やさず、かつ地域の人々に仕事を与えることを目標としている。
というと、なんだかボランティアっぽい話に聞こえるが、いやはや、その作品のかわいいこと。
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上は普段テーブルの上に使われる敷物を、サイズと素材の糸の種類を変え、ラグにしたもの。下は刺繍文化を活かして、伝統的なモチーフではなく食器などの模様を使ったテーブルクロス。
これはかなり女子受けしそうな感じがする。

本日は残念ながら会うことが出来なかったけれど、デザイナーズウイークとeuropean designでは、もう一組KAFTI Design www.kafti.com が参加する。

彼らと話していて、ポーランドでも日本でも永遠に解消しない課題だなあと思ったのは、デザインマイナー国は世界にどうやって売り出せばいいかということ。
以下、かなり私感なので、違うと思う人も多いと思うけれど、デザイン大国といえばイタリア、オランダ、北欧、イギリス。それ以外の国から海外へ売り出す時、特にその初期には、お国柄を売りにする方法と、そうしたコンテクストなしにコンテンポラリーデザインを出す方法と、大きく2つの方法がある。
日本の場合は和風モチーフを使ったりミニマルなデザインにしたりすることで、消費者に「私はmade in Japanを買った」という満足感を与えることができる。ポーランドのデザインという意味では伝統工芸を使ったAZE Designが有利だろう。
だが、デザイナーは国を売り出したいわけではなく、個々のデザインを出したいと思うのが常。消費者もいつも国を気にしてモノを買っているわけではない。PUFF-BUFF Design のシュドレツカさんは「ポーランドにもコンテンポラリーデザインがある、ということを知ってもらいたい」と言う。
どちらが正解という話でもないし、うまく融合するケースもあるし、またどんなデザインを作ってもお国柄は出る、という考え方もある。
現在急成長中のポーランドの若手デザイナーが日本でどう受け止められるのか、この意味でもかなり気になっている。
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by dezagen | 2010-09-27 07:47 | デザイナー紹介
thonic講演
編集宮後です。
開催中のTOKYO GRAPHIC PASSPORT 2010で聞いた
thonicの講演がよかったので、レポートします。
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thonicは、1993年にトーマス・ウィデルスホーヘンと
ニッキー・ゴニッセンが結成したアムステルダムの
デザインスタジオ。

今回は創設者の一人、ウィデルスホーヘン氏がプレゼンしたのですが、
手がけたデザインをスライドで紹介して終わりというのではなく、
なぜそのデザインになったのか、そのロゴはどうしてできたのか、
筋道立てて分かりやすく説明した素晴らしい内容でした。

メキシコオリンピックのロゴタイプの話から始まり、
それにインスピレーションを受けてつくった
イマンス・ファン・ベーニンゲン美術館のグラフィック、

テレビ局VPROのロゴ、

2008年ベネチアビエンナーレ国際建築展の
「out there: Architecture beyond Building」、

東京表参道にあるスパイラル
25周年キャンペーンロゴの話を続けて
45分間で説明していました。

Typographyのセッションだったので、
書体のディテールの話も図解で見せてくれました。
中でもおもしろかったのがVPROとスパイラル。

VPROの昔のロゴはこちら。
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これをリニューアルする際、最初、大文字だけで
「VPRO」と文字を並べてみたけれど、
VとOが▼と●の幾何学的な形に見えるのに対し、
PとRは文字の形が似ているのに隣合っていて
バランスが悪かったので、
大文字ではなく、すべて小文字で組んでみることに。

小文字だと「vpro」となり、折れ曲がっているvとr、
文字の形の中に丸をもっているpとoが
交互に出てくるのでバランスがとりやすかったそうです。

pとoにはさまれたrのカーブをさらに丸みを持たせて
形を整えるなどの微調整を行い、元のロゴで使われていた
三角形の記号を加えて最終的なロゴをつくったとか。
これが今のロゴです。
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「spiral」の25周年ロゴでは、
仲條正義さんがつくったロゴの形はほとんど変えずに、
1箇所だけ字間を詰めています。
さて、どこでしょう?
http://www.spiral.co.jp/

答えは、thonicの作品集『thonic en』p.9 をご覧ください。
vpro以外の作品もこちらの作品集で紹介されています。
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by dezagen | 2010-09-27 01:50 | イベント
mt ex 京都展
編集宮後です。

10月1〜6日まで マスキングテープmtの展覧会が
京都で開催されます。

昨年、東京早稲田のギャラリーでmtの展覧会が開催されましたが、
今年は京都の旧立誠小学校で開催されるそうです。

約30種類の京都展限定テープのほか、
『マスキングテープ オフィシャルブック』の
カバーも京都展限定柄で販売とのこと。
ワタクシも限定柄はまだ知らないので楽しみです。

こちらがDM。デザインはイヤマデザインさん。
DMは青山ブックセンター本店mtコーナーでも配布しています。
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「mt ex 京都展」
10月1日〜6日 旧・京都市立立誠小学校
http://www.masking-tape.jp/mtex2010/
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by dezagen | 2010-09-27 00:56 | 展覧会
mt@abc
編集宮後です。

青山ブックセンター本店のウィンドウが
9月25日の土曜日からmt仕様になりました。
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幅10cmの特注mtを貼っています。
10月4日頃まで展示されているそうです。
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by dezagen | 2010-09-27 00:35 | イベント
NENDO: THIN BLACK LINES + WHITE BLURRY SURFACES その2
現在ロンドン中、ライター渡部です。

本日は2カ所で行われているnendoの個展、Saatchi Galleryのほうに行ってきた。
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前回は書き忘れてしまったが、
Phillips de Pury & Company, Howick Placeで行われているのが
白く淡いものをテーマにした「WHITE BLURRY SURFACES」で、
Saatchi Galleryでは黒い線をテーマにした「THIN BLACK LINES」が行われている。
白と黒、ぼんやりしたものとシャープなもの。
その対比が面白い。

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「THIN BLACK LINES」は見る角度によって、
というかほとんどの角度から見て平面的に見える。
まるで平面に書いた線画がふっと現れているようで、
見ている視線を動かして初めて、立体だった、と気づくほど。

皆さんご存じのように、nendoの仕事は幅広く、ガムのパッケージからCIから
小物、家具のプロダクトから建築まで、
平面も立体もこなす。
通常、そこには境目があるはずで、デザインの仕事の種類としても
かなり感覚の異なるもののはずなのだが、nendoは例外的にその境目がない。
立体を平面に見せるデザインを作れるのは、
立体の特性を知り、かつ、
人間が対象物を平面と捉える認知力を理解していなければ作れない。

なぜnendoは平面も立体も行き来できるのだろうか、
脳みその仕組みが違うのではないかしらん。
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by dezagen | 2010-09-25 05:20 | 展覧会
Future Beauty: 30 Years of Japanese Fashion
ライター渡部です。

ブラブラ地下鉄を歩いて見つけたポスター。
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来月から行われる、日本のファッションの展覧会用らしく、
その企画は大変面白そうなのだが

Future Beauty: 30 Years of Japanese Fashion
15 October 2010 - 6 February 2011
Barbican Art Gallery

http://www.barbican.org.uk/artgallery/event-detail.asp?ID=10771

やっぱり、この日本語書体はちょっとなあ、と思うのだった。
日本人が一生懸命欧文書体を勉強してるんだから、イギリス人も頑張れ。
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by dezagen | 2010-09-25 04:38 | 未分類
interzone books
ライター渡部です。

香港では着いていきなり台風豪雨に迎えられ、
ロンドン2日目は朝っぱらからヘビーレイン。
そんな時には、アズテックカメラの『High Land Hard Rain』の
The Boy Wondersを頭に流しながら雨に向かうのであった。

本日はロンドンの東エリアを攻める!
つもりが、結局あんまり見れなかったのだが、
帰りがけ、ナイスなお店発見。
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interzone books @ Type
138 Bethnal Green Road, London E2 6DG
www.interzonebooks.com/index.html

何がステキって、まずは「@ Type 」なところ。
お店に入ると、タイポグラフィー関係の本や雑誌がずらっと。
それだけではなく、良い感じのパルプフィクション本もずらっと。
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奥は照明などの家具やイーリー・キシモト、この店限定の商品など。
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他にも紙モノの製品もあり、扱ってる商品群はバラバラなんだけれども、
なんとなくイメージが統一されていて、ホントフィクションの中に入っていったような気分になる。

今年の7月に出来たばかりのこのお店、
ロビン・シャープ氏、リチャード・クラーク氏、ミラン・ミリチェヴィチ氏の3人によるもの。

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上の写真、左シャープ氏、右ミリチェヴィチ氏

これまでグラフィックデザイナーとして主に書籍のデザインをやってきたシャープ氏は
「子供の頃から印刷に関わって、活字時代の本のよさを知ってる。
昔はデザイナーが好きにやっていい自由が多かったけど
今は、本の出版スパンが早すぎて出版社のリクエストが多すぎる
本のイメージはこうだから、この絵でこのフォントで、とか,
制約が多すぎて面白くなくなった」
と、
まあ、どこでも聞くような話なんだが、そこで一念発起
デザイナーを辞め、オブジェ作りとショップを始めた、
というポジティブな方向性が素晴らしい。

カフェも併設。
イーストロンドンのエリアに行ったら、是非どうぞ。

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シャープ氏に教えてもらったおまけ情報。
ロンドンのType Museum
http://www.typemuseum.org/

要予約だそうで。
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by dezagen | 2010-09-24 03:34 | その他
NENDO: THIN BLACK LINES + WHITE BLURRY SURFACES
ライター渡部です。

現在、今度はnendoを追いかけてロンドン中。
nendoは現在2つのエキシビションが進行中。

Saatchi Gallery,
Duke of York's HQ
London SW3 4SQ

Phillips de Pury & Company
Howick Place
London SW1P 1BB

でやっている。
昨日はPhillips de Pury & Companyのほうへ。
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奥のほう、脚が消えて見える椅子はふわーっとした気分になれる。
床の白い部分は、小さな白いシールをたくさん貼っているのに驚いた。
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by dezagen | 2010-09-23 15:44 | 展覧会
Bob Foundation on the wall at Kapok of Hong Kong
ライター渡部です。

ボブファンデーションを追いかけて、現在香港中。

香港でもとびきりオシャレな小物雑貨のショップkapokhttp://ka-pok.blogs.com/にて、
ボブファンデーションの展示『on the wall』が開かれている。

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ボブファンデーションの2人と、真ん中はkapokのオーナーArnault Castel氏

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タイトル通り、「壁」をテーマにしたアートピースを展示。
彼らが各地で撮った壁や部屋の写真の上に、
額装した別の写真をあしらったもの。
写真を2つ組み合わせることで、また違った景色を作り出している。

プラス、ラッピングペーパー、ギフトカードなど、ボブファンデーションの製品が一同に揃う。
kapokは世界から楽しい製品が集まっているお店兼ギャラリー兼カフェなので、
香港に来たら是非。

on the wall
9月23日まで
kapok
g/f. 3, sun street. wanchai, Hong Kong
香港灣仔日街3號
kapokhttp://ka-pok.blogs.com/
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by dezagen | 2010-09-21 12:39 | 展覧会