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軍艦マンション再出航イベント [ GUNKAN crossing ]
ライター渡部です。

本日最終日だ急げ、急げ、で「軍艦マンション再出航イベント [ GUNKAN crossing ]」に行く。
www.realrole.jp/gunkan/

渡邊洋治設計、1970年竣工の、通称通り軍艦を思わせる建築は中がホントに船並に狭い(横幅が)。
部屋の作りが面白い建物だった。

で、終わりではなく、出展しているデザイナーさんの作品を見てきたのだった。

プロダクト、グラフィックのデザイン事務所「MUTE」http://www.mu-te.com/
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彼らの作品では、一番いいなーと思っている照明の「tent」は残念ながらまだ商品化、販売に至っておらず。どなたか、メーカーの方!是非!

501DESIGNSTUDIO http://501designstudio.com/
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デッドストックになっているスプーンなどのカトラリーを、小さい金槌で叩き成型する鍛金(銅製品などでよく見ますね)の技法を使い、新しいテクスチャーを出した「GALATEA」のシリーズ。

MicroWorks www.microworks.jp
海山さん、ごめんなさい。写真が下手で顔が暗くなってしまいました。
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手にしているのは「Ladder Ruler」。置くとき邪魔になる定規をはしご形に。使わない時にも、なんとなく置いて様になる。というもの。

作家さんには会えなかったが、アーティスト/人形作家のヌイコさん。http://nuico.info 
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ロバかな?私は好きです。

おまけ。
同じく最終日の桑沢デザイン研究所の卒展をちらっと。
パッケージ好きのワタクシをキュンとさせたもの。
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幸野茜さんの「Re:cover」。全部キャンディー、チョコレートの包み紙。
あの小さいものをよく繋げたもの、と感心。
よく見たら北川一成ゼミの生徒さんだった。
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by dezagen | 2011-02-27 20:16 | 展覧会
ソウルのスーパーチラシ
ライター渡部です。

こちら http://blog.excite.co.jp/dezagen/14972935/ でも書いたのだが、ソウルのスーパーマーケットで見るパッケージは文字が多く、シズル写真が少ない。

農協ハナロクラブというスーパーマーケットのチラシの一部。

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やっぱ、なんかシズルない。
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by dezagen | 2011-02-27 09:38 | グラフィック
Noritake Drawing Exhibition PASTURE at BARI E MALGM
ライター渡部です。

ソウルに行って、日本人の展覧会ばっかり見てるなよ、と言われそうですが、ソウルで見た展覧会の2つ目がこちら。

Noritake Drawing Exhibition PASTURE at BARI E MALGM
www.bagazimuri.com/Front/Board/?board_no=38

ソウルの青山とでも言えばいいのか、ファッションや雑貨のショップ、カフェなどが並ぶカロスギル近辺のエリア。表通りからちょっと入ったカフェ兼ギャラリーの「 BARI E MALGM 」が会場。

イラストレーターのノリタケさんが、昨年千駄ヶ谷の Tas Yard www.tasyard.com/で行った個展「PASTURE 」の巡回。
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日本での展示物に、加えて、オリジナルのカレンダー、マグカップ、バッジを製作。
ノリタケさん選曲のBGMと、本棚あり、のノリタケづくし。

BARI E MALGM は、まーオシャレオシャレオシャレ。ミッドセンチュリーのアンティークと新しいものを清楚に組み合わせた木素材を中心にした内装もオシャレ。いる人もオシャレ。
こんなにオシャレでいいのか?と思うくらいオシャレ。
このカフェを経営している、BARI E PROJECTは飲食、アパレル、アートなど様々なプロジェクトを進行中。
http://barieproject.com/

展覧会の企画など担当した、パク・ソニョンさんとは、google翻訳を駆使して会話していたのだけれど、
「ノリタケさん、韓国で人気なんですか?」と聞いたら
「スターですよ(ははは)」と(打った文字で)返事をされた次第。

展覧会は3月31日まで。
ソウルに行くことがあれば、お茶がてらどうぞ。
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by dezagen | 2011-02-26 16:17 | 展覧会
トットリソウル
ライター渡部です。

もうソウル会場は明日で終わってしまうのだけれども、滞在中見た展覧会の1つがこちら。
「トットリソウル」http://ameblo.jp/tottori-products/
twitter http://twitter.com/tottoriproducts

2011年2月11日(金)~27日(日)まで、ソウルの美術系大学「弘益(ホンイク)大学」のある、通称「弘大 ホンデ 홍대」エリアの3カ所 caféSOURCE seoul ・Oval ・雨乃日珈琲店 で鳥取とソウルのいいものを展示します、という企画。

ランドスケーププロダクツ代表中原慎一郎さんと、グラフ / デコラティブモードナンバースリー代表服部滋樹さんのセレクト。
工芸色が強いのだけれど、やっぱり近い国のせいか、日本のものと韓国のもの、どっちがどっちでも違和感がない感じ。

こちらは一番大きな会場、Oval
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昨日、26日には中原さん、服部さん他の方々のトークショウも行われた様子。

2階が会場で、1階は紙モノを扱うショップ。
アンティークな家具小物の中に、紙、活版系なものがぱらぱらと。
日本のパピエラボやポスタルコなども扱っていて、非常に感度の高いお店。
韓国のものがほとんどなかったのがちょっと残念。

こちらはcaféSOURCE seoul
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caféSOURCEは鳥取とソウルにお店を持つカフェ、なのです。
www.cafe-source.com

弘大 ホンデというエリアはさすがに大学の町という感じで、中年のワタクシにとってはやや「若すぎるかなあ」といったエネルギッシュな場所なのだけれど、このカフェは非常に落ち着いていて、和む。

「トットリソウル」は日本にも巡回。
ソウルの会場では、あまり韓国のものが見られなかったのが残念だったけれど、日本にはもっと韓国なものを持ってくるとのこと。

●大阪会場

会期:2011年3月5日(土)~16日(水)
会場:graf bld / 3F graf living〈shop/showroom〉、2F graf dinning Fudo 

住所:大阪市北区中之島 4-1-18
TEL:06-6459-2100
会場URL:www.graf-d3.com/showroom/index.html


●東京会場

会期:2011年3月19日(土)~30日(水)
会場:Tas Yard
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-3-14
TEL:03-3470-3940
会場URL:www.tasyard.com/

お取り扱い予定商品(鳥取)
◇やきもの:山根窯、延興寺窯、福光焼、国造焼、牧谷窯、牛ノ戸焼、法勝寺焼、大山焼、浦富焼、因洲中井窯 ほか
◇玩具:北条土人形 雪兎/虎、信夫工芸店 立ち雛、柳屋 ぬけ/猩猩面/十二支(兎)、おぐら屋 木彫り人形 ほか
◇因州和紙:大因州製紙協業組合 和紙加工品
◇染め物:西尾絞り コースター ランチョンマット、弓浜絣、倉吉絣など
◇雑貨・家具:鳥取プロダクツ協議会 照明 ほか、工作社 各種雑貨 ほか
◇食:わったい菜 こだわり食品 ほか、各種和菓子類、宝月堂 しょうがせんべい、京屋 ぎょうせん飴、JAいなば鳥取 はま茶お茶、ホテイ堂 おいり


主催:鳥取県観光政策課
運営協力:株式会社 シセイ堂デザイン 
お問い合わせ:鳥取県観光政策課 大江 
電話:0857-26-7237
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by dezagen | 2011-02-26 15:34 | 展覧会
ソウルのスーパーで
ライター渡部です。

ソウルのスーパーマーケットで気がついたこと。
パッケージがかなり文字ベース。シズル写真が少ない。
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缶詰もほとんど文字ばかり。
左側はかろうじてサンマかな?と思うが、その水煮なのか何なのか、絵だけを見ても分からない。
外国人だからなおのこと気になるのだろうけど、一般的に買ってる人はほとんど気にしてないんだろうな。
日本よりさらに国内ブランドの比率が多いのも特徴的だった。

余談だけど、水回り用手袋はピンク一色だったのに結構ショック。
というか、ショッキングなピンク。
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by dezagen | 2011-02-26 10:16 | プロダクト・パッケージ
ソウルの歯ブラシ
ライター渡部です。

2月20日から23日までソウルに行って来た。
初ソウル。初韓国。
デザイン誌の編集長に会ったり、ミュージアムやギャラリーを見たり、もろもろレポートは追って書くこととして、一番びっくりしたことをまず。

スーパーマーケットの歯ブラシ売り場。

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4本とか5本とか6本とかそれ以上とか、まとめ売りが普通らしい。

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というわけで、こんなパッケージもできちゃう。
でも、何本セットが来るか分からないのは売り場の人大変だろうな。
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by dezagen | 2011-02-26 00:22 | プロダクト・パッケージ
BAO BAO ISSEY MIYAKE
編集宮後です。

突然ですが、「BAO BAO ISSEY MIYAKE」を
ご存じでしょうか?

元々はPLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEのアイテムとして
販売されていた「ビルバオ」という
バッグのラインがあるのですが、
昨秋、そのシリーズが
「BAO BAO ISSEY MIYAKE」として
独立したブランドになったのでした。

幾何学的パターンの繰り返しが
そのままバックの模様に展開されたデザイン。
その形状のおもしろさ、使いやすさから
大人気なのだとか。
(実は、底の両角を内側に折り返すとマチができ、
プロダクトデザインとしても優秀!)。

無地のバリエーションが豊富ですが、
今回新たにコラボレーション企画が登場するそうです。

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「BILBAO PRISM "FOUR"」と名付けられたこちらの商品は、
3/17に二子玉川ライズショッピングセンター内に
オープンするBAO BAOのショップで販売され、
他店舗でも販売される予定。

コラボレーションしているのは、アートディレクター・
グラフィックデザイナーとして活躍する古平正義さん。
FOURにちなみ、4文字の単語が配置されたデザインです。
色はホワイト、シルバーとブラックの3種類。

今後はどんなクリエイターとのコラボレーションが見られるのか、
とても気になります。
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by dezagen | 2011-02-18 01:17 | プロダクト・パッケージ | Comments(0)
BOOK MARKET 2011
編集宮後です。
アノニマスタジオのBOOK MARKET 2011が
いよいよ明日から始まります。
2/18(金)〜20(日)11〜18時(最終日は17時まで)です。
www.anonima-studio.com

先ほど、ブースの設営に行って参りました。
指定の書籍をお買い上げのお客様には
数量限定でプレゼントを差し上げますので、お早めにどうぞ。
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私たちは、アノニマさんのビルのほうに出展します。
まわりはINAXさんとミルブックスさん、
医学書院さん、青幻舎さん、ミシマ社さんと
素敵な出版社ばかりで緊張します。

今年はすぐ近くのカワウソさんでも開催されますので、
充実したイベントになりそうです。
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by dezagen | 2011-02-18 00:40 | イベント | Comments(0)
オリックス・バファローズ デザインリニューアル
 今年春、オリックス・バファローズのロゴ、ユニフォームなどデザインが一新した。
http://orix.buffaloes.co.jp/special/

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(写真:新生バファローズ告知ポスター ©ORIX Buffaloes)

 これまでの球団変遷を見てみると、創立は戦前の1936年。阪急軍が阪急ベアーズになり、阪急ブレーブスになり、オリックス・ブレーブスになり、オリックスブルーウェーブと大阪近鉄バファローズ(1949年創立)が合併して、2005年からオリックス・バファローズなのである。

 チーム名の変更や親会社の変更、吸収合併などが重なると、どうしてもチームとしてのキャラクター性を掴みにくくなる。ここで一つガツン!と強いアイデンティティを、と行われたのが今回の大幅リニューアルなのである。

 デザインを担当したのは、東京と大阪にベースを置くデザイン事務所GWGの池越顕尋さん。www.gwg.ne.jp
(池越さん。ユニフォームやキャップ、ポスターまで美術出版社まで持ってきてくれた素晴らしい人!)

 どんなCIリニューアルでもそうだが、一番肝となるのは「ロゴ」である。これまできちんと決まっていたのはイニシャルマークの「Bs」のみだったものを、今回、プライマリーマーク、スクリプトマーク、イニシャルマークと3種のロゴを新規作成した。
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©ORIX Buffaloes

 プライマリーマーク(上)はシンボルマークとしてステーショナリーからユニフォームの腕章まで幅広く使われる。
 スクリプトマーク(中)はユニフォームの前面に出すもの。
 これまでのBsを継承しつつリニューアルされたイニシャル(下)はスクリプトの短縮版としてヘルメットなどに使われる。

 全般にクラシカルなロゴを起用したのは、スタンダード感の演出も理由としてある。スポーツチームの場合、ロゴはチームの顔であると同時に、物販用ユニフォームやグッズなどに展開される「柄」でもある。ユニフォームとキャップ、ヘルメットのロゴにもこだわり、ここまで縫えるのか?と思うほど盛り盛りの刺繍はかなり贅沢感がある。


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(新しくなったキャップ、ヘルメット、ユニフォーム。厚みのある刺繍 ©ORIX Buffaloes)

「ユニフォームを買ったお客さんが、球場の応援時だけでなく街でも着れるようなものだといいと思ったんです。ファッションとしてもカッコイイと思ってもらえれば、普通に着てもらえる。ですからロゴも3,4年後にもいいと思ってもらえるようなロゴを意識しました」と池越さんは説明する。

 CIリニューアルに際しクライアントからの要望は「他の球団に似ていないこと」が、当たり前だが、まず1つ。加えて「カッコイイのを作って欲しい」。
 「カッコイイ」は主観的、感覚的な表現だ。野球の分野での、そしてバファローズとしてのカッコ良さというのはどういったものなのだろうか。
 このヒントは、今回起用された使用色にあると思う。前年までのものを見てみるとやや明るめの赤、紺、黄が混在していたたものが、今回、白、渋めの金色、深いネイビーを基調にしたものと変わった。ポスターを見てもシャドウの強い選手のポートレート、とシャープでかっちりしたイメージとなっている。全体的に言えば「渋い」。

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(プライマリーマークの入った袋。社内用に使われる。上に乗っているのは選手カード ©ORIX Buffaloes)

 いくつか野球関連の資料を読んでみると、サッカーやテニス、バレーボールなど他の人気チーム競技に比べて、野球は運動量が少なく選手個人は静止している時間が多いそうだ。選手の美しい動きもさることながら、ただユニフォームを着て立ってるだけでもカッコイイこと、が求められるのではないだろうか。
 むろん球団によりアプローチは異なるが、バファローズが選んだカッコ良さは、静止していても奥にあるストーリーを感じさせるような深さ、凄みを感じさせる真剣さなのだと思う。
 ちなみに今回の執筆担当渡部は野球素人。ブログ相方で野球ファンの宮後さん曰く「池越さんのデザインはカッコ良さのさじ加減が絶妙。野球ファンの気持ちが分かってる」とのこと。発表後の反応も非常にいい。あとはデザインに負けないプレーを願う。
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by dezagen | 2011-02-15 10:43 | これ誰取材記事
CIRCULATION SHUTOKO HATARAKU TOTE
 ライター渡部のほうです。

 昨年のデザイナーズウイークで発表され、話題を呼んだ「CIRCULATION SHUTOKO」の「HATARAKU TOTE(はたらくトート)」。http://c-shutoko.jp  首都高で使用された廃棄物を循環させていくプロジェクトの第一弾として作られた横断幕のバッグだ。
 廃棄物をバッグに、というとスイスのフライターグが思い浮かぶが、フライターグの使うトラック用カバー同様屋外の雨風にも耐える強い素材であり、かつ薄手で、加えて「公的な場所で使われるかっちりした日本語」が柄に入ってくるのは(特に文字好きの皆さんにとっては)魅力である。
 発表から3ヶ月を経て、どのような反応があったのか、今後の展開などについて話を聞いた。

 このプロジェクトを立ち上げた首都高速道路株式会社 事業開発部 事業企画グループの長谷川栄一さんは「予想以上の反響で、トートの製作においては1点1点手作業に近い工程となるため、生産が追いつかず社員もなかなか買えないほどの状況でしたが、やっと生産体制も整備されてきたところです」

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 12月末現在で販売された総数を聞いてみると、400個と意外に少ない。
「デザイナーズウイークでは最初のお試しという感じで100個出したんです。その場でほぼ完売し驚きました。その後は出来たら出す、という状態で品切れ状況が続いていたんです」
 現在民営化されたとはいえ、旧お役所、1つ1つのプロジェクトもさぞかし大きくやっているのかと思いきや、そうでもなかったらしい。
「一番最初は私個人で、横断幕をバッグにできないかと試作していたんです。2009年に社内で社員提案型のプロジェクトアイデア募集があり、まっさきに応募しアイデアが通りました。その後半年ほど社内での検討期間があり、2010年の春くらいからやっと本格始動しました。
会社がものづくりをして販売する、というのはそれまで前例がなかったので、自分達だけでやるのは難しかったためパートナーを探し、トートバッグ専門ブランドのルートートを運営しているスーパープランニングさんと一緒に制作、販売を行うことにしました」

 バッグのデザインはルートートの定番スタイルから3種類とし、一般の人に使ってもらう「はたらくトート」として手に取ってもらいやすい価格帯にすることも念頭にあり、持ち手などのパーツもルートートのものを使用した。

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「GRANDE」(グランデ)
サイズ:横63×縦41×マチ24cm
ポケット:外側ファスナー付ポケット1箇所、内側3箇所 
¥6,090(税込み)


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「MESSENGER」(メッセンジャー)
サイズ:横45×縦38×マチ10cm
ポケット:外側ファスナー付ポケット1箇所、内側3箇所
¥5,565(税込み)

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「FARMER'S」(ファーマーズ)
サイズ:横44×縦45×マチ12cm
ポケット:外側ファスナー付ポケット1箇所
¥5,880(税込み)

 柄に注目してみると、文字や柄をばっちり真ん中に置いたりはしないランダムな配置になっている。リサイクルプロジェクトなため、製品化に際し重要項目とされたのが「無駄を出さないこと」だった。一般的な横断幕横6m×縦1mの布から、柄を重視せず、なるべく多くの型を取れる方法で裁断していった結果だ。
 この偶発的な柄が「デザインされすぎてない感」として好感を得ているという。デザイン飽和の日本らしい現象でもある。 

 とはいえブランドとしてのアイデンティティはしっかり固め、キャンプフォー http://camp4.jp  が担当したロゴ、イベントデザイン、ウェブサイトなどの周辺デザインは、ファッションブランドにも近いカッコよさを前面に出したものとなっている。 

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「ウェブは首都高の看板のような、飾らないかっこよさを目指したテイストで展開しました。
トップページは「首都高×ファッション」として、第一弾商品のリサイクルバッグをファッションアイテムとして打ち出しつつ、その背景にある「首都高発のリサイクルプロジェクト」が感じられるものとして、「道路上に置かれた様々な資材を背景に、その資材から新しく生まれ変わったバッグを持った、ファッションモデル」のイメージを作りました」と、キャンプフォーの飯田優子さんは説明する。

 本家本元の首都高速道路株式会社のサイト www.shutoko.jp とはかなりイメージが異なるが「首都高というイメージと一旦切り離してプロジェクトに接してもらいたかったので、会社のサイトのデザインとはむしろ違う方向性を目指しました。名前にSHUTOKOと入っていれば、なんらか関係性は分かると思います」(長谷川さん)

 製品の発売後、意外な反響もあった。
「横断幕を必要とする夜間工事などがとにかくたくさんあるものですから、首都高を普段使っている人でもそんなに気を使って見ていただくことが難しいところもあったんです。こうして商品になってみると、自分に馴染みのある地名があったり親しみを感じてくれるようで、横断幕自体も注意して見るようになった、という声を聞きます。気持ちの循環システムとしても機能していますね」(長谷川さん)

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(写真:首都高での利用例)

 気になる今後の展開だが、バッグは2月15日から1ヶ月間、東急ハンズ渋谷店にて特設コーナーを設け、以後東急ハンズでも扱うようになる。
 商品の改良も検討中で、ユーザーの声を反映しつつ、持ち手の長さの調整や、既存のパーツからオリジナルのものにするなどの案を考えているところだという。

 加えて、デザイナーの読者に注目してもらいたいのはここ。
http://c-shutoko.jp/process
 プロセス2の「働き終わったら」と書いてある写真の資材置き場、この写真を見ているだけでもアイデアが湧いてくる人も多いだろう。看板、重りとなるタンク、ポール、三角コーンなど、まだまだ再利用ができずに廃棄される資材はたくさんある。

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 こうした素材は、インテリア雑貨、家具など大型の製品にも応用できそうだ。
「ネットワークを広げて、デザイナーさんとも協力しながら新しい商品に挑戦していきたいと思っています」と長谷川さんは言う。
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by dezagen | 2011-02-12 18:44 | これ誰取材記事