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かみの道具4「ネンチャクシコウ」展
続けて六本木AXIS地下1階で今日から開催されている
「ネンチャクシコウ展」の会場リポート。

デザイナーと印刷加工会社が紙のプロダクトをつくるプロジェクト
「かみの工作所」の活動として開催されている「かみの道具展」。

昨年は特色をテーマにした展覧会でしたが、
今年のテーマは粘着。6組のデザイナー、建築家が
粘着技術を使った紙のデザインプロダクトを開発し、
展示販売するという展覧会です。

震災の影響で開催が1か月延期となりましたが、
本日無事に開催されました。

『かみの工作所の本』の編集をしていた関係で
ほぼ半年前から展覧会準備の様子を拝見していたんですが、
試行錯誤の末、最初のプランからまったく違う形になった方もいて
その途中過程もなかなかスリリングでした。

今日会場で撮影してきた写真とともに各制作物をご紹介します。

展示スペースのデザインは参加デザイナーの一人、
山田佳一朗さん。段ボールを重ね、
テープで固定した展示台が配置されています。
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会場入り口から順に、三星安澄さん、山田佳一朗さん、
安積伸さん、トラフ建築設計事務所、
サダヒロカズノリさん、寺田尚樹さんの作品が並んでいました。

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三星安澄|オリボン
折ることによって生まれる立体を追求している
グラフィックデザイナーの三星さんは立体型のリボンを考案。
粘着部分を張り合わせて固定することで、立体となり、
折り方によってさまざまな形のリボンができるという斬新なアイデア。
色展開についてはかなり迷ったそうですが、最終的には
メタリック箔押、原色、紅白の3種類になりました。

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山田佳一朗|トリノス
粘着材がついた不織布を巣の形に型抜きし、
部分的にはがしながら、立体として組み立てることで
鳥の巣のような形の入れ物になるプロダクト。
実際に組み立ててみると、簡単に巣の形になり、
折る角度によって自分の好きな形に調整できます。

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安積 伸|貼プランター
ロンドンで活動するプロダクトデザイナー、安積さんは
耐水紙の裏に粘着剤をつけたプランターを考案。
小さめの植木鉢がすっぽり入るサイズで、
キッチンの窓や壁に貼っても使えそうです。
試作段階ではプランターの大きさをどうするか、
何種類か制作して細かい検証が行われました。

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トラフ建築設計事務所|tapehook
昨年「空気の器」を展示したトラフ。
今年はテープ状のフックをつくりました。
半透明の薄い紙を水に浸して乾燥させると
紙とは思えない強度がでて、フックになるというアイデアです。
建築現場でおなじみのマスキングテープから着想したということで
tapehookとマスキングテープが一緒に展示されていました。

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サダヒロカズノリ|ミーーーラ
イラストレーターのサダヒロさんは、ミイラのポストカードを制作。
包帯のような表面の紙のはしを引っ張ると、
包帯をほどくように紙がはがれてゆき、
中からミイラがあらわれるという仕組み。
包帯のはがれ具合が絶妙で、くせになる楽しさです。

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寺田尚樹|Par Avion よく飛ぶ紙飛行機便箋
建築家の寺田さんは大好きな紙飛行機と粘着技術をあわせた
プロダクトに挑戦。粘着剤がついた便せんを折ると紙飛行機になり、
そのまま手紙としても送れるというアイデア。
実際に試させてもらったんですが、本当によく飛びます。
紙飛行機を研究しつくしている寺田さんならではの作品。

これらの製品はすべて会場で購入することができます。
ほか、過去のかみの道具展で制作された商品も販売されています。


かみの道具4 ネンチャクシコウ展
■会期 2011年4月27日(水)~ 5月22日(日)11:00~19:00 (無休)

■会場 リビング・モティーフ B1F「ビブリオファイル」内
東京都港区六本木5-17-1 AXISビル  リビング・モティーフ B1F 
Tel: 03-3587-2784
URL: www.livingmotif.com

http://www.kaminokousakujo.jp/exhibition/index.html
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by dezagen | 2011-04-28 03:34 | 展覧会 | Comments(0)
中山英之展「小さくて大きな家」
宮後のほうです。
4/27から六本木AXISで開催されている
2つの展覧会を見てきました。
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4Fのギャラリーで開催されていたのが
建築家、中山英之さんの展示「小さくて大きな家」。

小さなテーブルや歩道など、身のまわりにあるものを
建築として再定義していくその手法と考え方を
模型で紹介する展覧会。

たとえば、これはテーブルを積み重ねて
建物に展開していく考え方。
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絵を描くときに少し離れたところから見て
また近寄って描くという動きから着想した
住宅とアトリエを併設した模型。
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模型があることで空間を具体的にイメージでき、
日常と少し違うものの見方を体験できる展覧会です。

開催時期:2011年4月27日〜5月8日 11:00〜20:00
開催会場:AXIS ギャラリー(東京都港区六本木5-17-1 Tel. 03-5575-8655)
主催:とびらプロジェクト
協力:AXISギャラリー、株式会社五十嵐淳建築設計事務所、坂山毅彦建築設計事務所、明郷伊藤☆牧場
関連イベント
「レセプション/とびらプロジェクト報告会」2011年4月28日(木) 19:00〜

http://tobiraproject.blogspot.com/
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by dezagen | 2011-04-28 02:32 | 展覧会 | Comments(0)
ARCHIBOX in JAPAN
編集宮後です。
たまってしまったトピックスをまとめてご紹介。

こちらは、神保町の建築専門書店、南洋堂さんが
企画販売している建築トランプ「ARCHIBOX in JAPAN」。

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建築史家、倉方俊輔さんが選んだ日本の近代建築を
4つの年代と13のビルディングタイプに分類して
トランプにしたもの。

例えば、スペードは1975年以後の建物群で、
エース(1)は丹下健三の東京都庁舎、
K(13)は日建設計の東京スカイツリーなどが登場。

建物のイラストは、デザ現でも紹介したことのある
bowlgraphicsのTOKUMAさん。
シャープなイラストが建築とよくあっています。
グラフィックがとてもよいので、おすすめです。

このトランプは1箱1600円(税込)。
南洋堂店頭のほか、ネットでも販売中。

http://www.nanyodo.co.jp/php/detail_n.php?SBID=179d8633&sbcnt=0&pic_list=p&cate=top&book_id=25950002
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by dezagen | 2011-04-11 02:05 | プロダクト・パッケージ | Comments(0)
「デザイン 立花文穂」展
編集宮後です。

3月4〜28日に行われていた「デザイン 立花文穂展」。
今更ですが、会場で撮影した写真をアップします。

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壁面は、この1つ前のデザイナーズリパブリックの展示で使った
壁を再利用しているそう。ポスターをはがしたあとなども
そのままに展示されています。

追伸:gggのサイトで過去の展示が検索できるようになりました。
これは便利です。
http://www.dnp.co.jp/foundation/exhibition/
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by dezagen | 2011-04-11 01:53 | 展覧会 | Comments(0)
『かみの工作所の本』その3
編集宮後です。
『かみの工作所の本』の中の写真です。

本のほかに、横山裕一さん画の名刺ケース、
オリジナル版の紙のめがめ(本当に見えます)、
新製品、白黒動物6種類のどれかが入っています。

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4月27日から六本木のAXISで展覧会「ネンチャクシコウ」展も
開催され、会場でも販売される予定です。

http://www.kaminokousakujo.jp/exhibition/index.html
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by dezagen | 2011-04-11 01:41 | | Comments(0)
雑記 デザイナーさんにやって欲しいこと
ライター渡部です。

今回も地震にまつわる雑記なので、個人のブログとして書きます。
(普段は「だ・である調」なんですが、個人として書くとなんとなく「です・ます調」。小心者だからかも……、さておき)

地震から3週間あまりが過ぎ、ツイッターとNHKを見続ける生活から少し離れました。
余震は少しずつ収まってきましたが、福島第一原発の状況を見る限り、災害はまだ終わっていないと感じています。

このブログでは海外からのデザイナー、アーティストのチャリティの活動を紹介してきていますが、もちろん日本のデザイナーさんも多く活動しています。募金を集める活動、節電を訴えるポスター作り、災害時や被災者の人に必要な情報を集めたウエブサイトの立ち上げ、あるいは被災地に入ってボランティアに参加している人もいるでしょう。

でもまだまだやることはたくさんあります。
まだ何か足りない。
デザインのプロでなければできないことって何でしょうか。

例えば(これはツイッターでつぶやいて、某社の方からすでに始まっていますよ、と教えられましたが)駅の節電の方法。
地下鉄の駅の照明が少し減りました。全体としてはヨーロッパの地下鉄駅より明るいのに、なんか暗く感じてしまう。
乗り換えなどのサイン表示が消えたためです。実際にサインが消えたわけではなく、光源を中に入れて照らすサインの照明が消えています。その数は意外に多く、サイン表示の照明を消すと、乗り換え、出口、入口などの表示が分かりにくいのです。そのため交通機関としての機能、駅らしさが減ってしまっています。
節電と言われた時、公共の場で、どこの電気を消して、どこの電気を付ければいいのか、これはライティングプランナーの方の専門分野です。
節電活動はまだ続きますから、プロの方の出番です。

節電と言えば、東京電力の消費電力が公開された時、これでは分かりにくい、と思った人も多いことでしょう。
http://www.tepco.co.jp/forecast/index-j.html

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そんな時にすぐ登場したのがヤフーの消費電力メーターです。

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こちらのほうが明らかに分かりやすい。

消費電力のパーセントを分かるようにするブログパーツもありました。
http://www.53pc.com/gadgets/

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(以上、4月4日17時のもの。動きません)
こんな風に「分かりやすい」を作ることも、プロのデザイナーの役目です。

今回の震災は「分からない」に溢れています。
放射性物質?シーベルト?ベクレル?現実に目に見えません。
私にはNHKの水野解説委員並の知識はないので、ちくいちテレビや新聞を見なければ、聞かなければ分かりません。実際分かっているのかどうかも分かりませんが、写真を拡大、図解されたり、模型を見ることで、なんとなく分かったような感じ、まで来ています。

こちらは独立行政法人放射線医学総合研究所のHPから
http://www.nirs.go.jp/information/info.php?i3

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こういう比較は分かりやすい。
それぞれの地域の放射線量マップのβ版もありました。
http://radiation.goo.ne.jp/

でもホントはこんなこと知りたくなかったです。
一度知ってしまったことは、半端に聞きかじらないで確証が持てるまで、見る側も責任を持って見ないといけない気がします。

知って励みになるのは、義援金のニュースです。

義援金の集計サイトを立ち上げている方がいました。
http://savejapan.hideichi.com/

このサイトではスタッフを募集していますから、ここに協力するのもいいでしょう。
(デザイナーの仕事じゃないかもしれないけど)
また「赤十字など、最終的な義援金の受け皿と思われる団体等は省きます」とのことなので、赤十字や中央共同募金会に働きかけ、こちらのサイトでも見れるようになるといいと思います。

日本赤十字、一応見れるんですが文字ベースのpdfなので、日に日にお金が集まっていますよ、ということが目に見えるともっといいと思うのです。
ちなみに 
「3 月31 日(木)現在:132 万8,571 件 696 億2,175 万4,832 円」
だそうです。すごい額です。
savejapan.hideichi.comでは、4月4日19時の段階で、
「金額合計 ¥84,726,130,967- 人数(件数)5,485,609」 となっています。
(↑やっぱり文字で書くと分かりにくい、と改めて思いました)
ここまで来たら、1000億行きたい、というような気分になるのは私だけでしょうか。
いや、私がその不足分を支払うわけではありませんが。
(補足:あ、これではまったく義援金や寄付金をしない人みたいです。寄付します。でも何億もは無理。私1人じゃ無理。だからたくさんの人から集めなければ、です)

とはいえ、まだ電気が通っていない場所もあるのです。そこではどうやって情報を得ているのでしょう。
そうでなくてもネットを使わない人はたくさんいます。テレビもほとんど見ない、見れない人もたくんいます。
どう情報を伝えていけばいいのでしょうか。

私は今、こうやってバリバリとネットを使っているわけですが、人や場によって異なる状況、異なるメディアでなるべく分かりやすく、必要な情報を伝える方法。課題です。
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by dezagen | 2011-04-04 20:45 | その他
雑記 Qドラムが欲しい
ライター渡部です。

雑記です。

水道インフラが壊れて水が届いていないところでは、給水所に行かなければなりません。
普通のポリタンクで持ち歩くのは大変なので、コロコロと転がして運ぶことのできるQドラムが欲しいところです。
http://www.qdrum.co.za/


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by dezagen | 2011-04-04 20:15 | その他
日本チャリティ Tシャツ Jason Yang
ライター渡部です。

27日に投稿したネタなのだが、説明不足だったので再度。

アメリカのデザイナー、Jason Yangさんの「Rebuild Japan」
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このTシャツは、Tシャツグラフィックのコミュニティーサイト http://www.threadless.com/ が行ったチャリティ企画、「Japan and Pacific Relief T-shirt Challenge」に寄せられた359アイテムの中で最もスコアの高かったもの。
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この企画は、投票を行い、最もスコアが高かったグラフィックがthreadlessの公式チャリティTシャツとして販売される、というもの。
Jasonさんには現金500米ドル+threadlessで使える500米ドル分のギフト券が贈られる。

threadlessではテーマを設けて投票を募り製品化する企画を随時行っている。
3月26日に投稿したJames Kamoさんは落ちてしまったが、落ちてしまったデザインも見て行くのも面白い。1つのテーマに対してデザイナーがどんな表現をするのか、見る参考になると思う。

男性用女性用サイズバリエーションあり。各20ドル。
収益金はすべてアメリカ赤十字に寄付される。
こちらで購入可能。
http://www.threadless.com/product/2836/Rebuild_Japan

Jason Yangさんのサイト
http://www.invisibleelement.com/

Thanks Jason!
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by dezagen | 2011-04-04 09:21 | グラフィック
日本チャリティ Tシャツ トリー バーチ
ライター渡部です。

東日本大震災(という名前に閣議で決まったらしいですね、地震の名前が閣議で決まると初めて知りました)への寄付金チャリティ活動は、ますます幅を広げている。
日本チャリティグラフィックシリーズも追いつかないくらいである。

Tシャツもアマチュアから大型ブランドまで様々。
アメリカのファッションブランド「トリー バーチ」もチャリティTシャツを発売。

3月14日のブログにイラストレーションを投稿、
http://www.toryburch.com/blog-post/blog-post,default,pg.html?bpid=27098

横5個、縦7個に並んだ日本の国旗の中、横の4列目は日の丸がハートの模様になっているもの。
この絵を下にTシャツが作られた。

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アメリカ国内でのオンラインショップ www.toryburch.com では$29.00で販売。オンラインショップではアメリカ国内販売のみ。
4月の下旬から日本の店舗でも販売予定。値段は未定。
9月15日まで販売され、収益金はすべてアメリカ赤十字に寄付される。
詳細はこちらで
http://toryburch.jp/company/news/2011/03/251705.html
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by dezagen | 2011-04-04 08:41 | グラフィック
11th collection KISS ENAMELS
ライター渡部です。

チャリティーの話ばっかりしてて、見た展覧会の感想など、後手後手に回っている。
久々に。

先日ユトレヒトで見たenamel.さん http://www.enamel.co.jp/ の新作発表。
http://www.enamel.co.jp/

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(ちょっと色味の変な写真になってしまいましたが、許して下さい)
手前にあるのが新作の鞄。
画像データをそのままゴブラン織りにできる、という布地制作方法を発見し、起用。
これは結構インパクトあり。
さらに特徴的なのは、そのパリパリ感。
薄いアルミが裏地や面面に使われ、くしゃっと折ればその形のままになる。
これもかなりインパクトあり。

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こちらはイヤリング。展示のためだけと思いきや、この紙包み型のケース毎商品として渡される。
素敵♡

今回のテーマは「KISS」。もう少し正確に言うとハーシーズのキスチョコだ。
しかし発端は「レース」だったという。
イヤリングはレースを大きく出したもので、鞄にもレース生地が部分的に使われている。

「1枚の生地としてのレースはどうしてもフェミニンな印象です。
男の人でも使えるレースがイメージのうちの1つにありました。
大きいbagでドカっと使いやすいものはバケツ的な形状が最適です。
そんなことから今回使用しているそれぞれの生地(レース、コットンキャンバス、ゴブラン織り)が
自立するbagを考えました。
生地を自立させるには裏打ちしないといけません。
粘土のように形状記憶でき、紙のようにも折れるアルミがマテリアルとして面白く、裏打ちの張り地として使うことにしました。
その生地の固まりがキスチョコみたいだったことから、そのままそのイメージを背負って制作することにしました」
と、enamel.の石岡良治さんは説明する。

ちなみに私が一番気になった、コットン地とアルミだけのシンプルな組み合わせの、でっかいトートは15750円。ゴブラン仕様、レース仕様はもう少しお高め。
サイズや柄のバリエーションもここで書こうと思ったが想像してた以上にたくさんバリエーションがあるので、気になる方はenamel.さんにご連絡を。
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by dezagen | 2011-04-03 16:11 | 展覧会