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NHKの語学テキスト
編集宮後です。
以前、雑誌版これ誰で取材したNHK語学テキストのデザイン。
その月の表紙の色をすべての言語テキストで全部同じにするという
斬新なデザインが気になり、渡部さんとこれ誰取材に行ったのでした。

しばらくノーマークだったんですが、久しぶりに書店で見てみると
すっかりリニューアルされて、
以前のような言語ごとに違うデザインに戻っていました。
https://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=C3010101&midCategoryCode=31

語学テキスト全体のアートディレクションは
岡本一宣さんが手がけていらっしゃいます。

表紙同じ色作戦は失敗だったのでしょうか?
どのような経緯があったのか、気になるところです。
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by dezagen | 2012-04-27 01:25 | | Comments(0)
Comedy Carpet
編集宮後です。
東京TDC賞グランプリを受賞した
タイポグラフィのアートワーク「Comedy Carpet」。
その小冊子がイギリスから届きました。

「Comedy Carpet」の詳細は前のエントリーをご覧ください。
この冊子では、Webサイトに載っていない、
1-20までの各パートのデザインと内容が詳細に記されています。

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Comedy Carpetのおみやげ(タオルやお菓子)なんかは
こちらのサイトで販売してるようです。
http://www.visitblackpoolshop.co.uk/comedy-carpet-souvenirs.html

Comedy Carpetについて取材した内容は、
5月10日発売のタイポグラフィ雑誌『TYPOGRAPHY01』で
記事にしています。こちらもあわせてご覧ください。
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by dezagen | 2012-04-27 01:11 | | Comments(0)
KATAGAMI style
編集宮後です。
久々の更新です。

現在、三菱一号館美術館で開催中の
KATAGAMI style展の宣伝のことは以前
こちらのエントリーで書いたのですが、
http://dezagen.exblog.jp/17854493/

展覧会のほうも始まっております。
こちらは先日行った内覧会で撮影してきた会場写真。
(館内の方の許可をいただいて撮影しています)

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400点を超える型紙や関連製品の展示がとにかくすごい。
一つ一つの型紙の完成度がやばい。
型紙の地と図のバランスの美しさは
現代のグラフィックデザインやタイプデザインにも
通じるものがあります。デザインをやっている人は必見です。

ここから型紙の壁紙もダウンロードできるそうです。
http://katagami.exhn.jp/kabegami/index.html

図録の中に型紙のレプリカを入れてくれたら
もっと売れると思うんだけど、定価上がっちゃうから無理かな。
東京展は5月27日まで。
http://katagami.exhn.jp/
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by dezagen | 2012-04-23 07:52 | 展覧会 | Comments(0)
シーガルハウスとボブファンデーション
ライター渡部のほうです。

やや久しぶりのアップ。
新年度ダッシュをかけ過ぎて、インフルエンザに掛かっていたのであった。
外出禁止令が解けたので、取材へ。

某誌(いずれすぐ分かりますが)の記事のため、ボブファンデーション www.bobfoundation.com の2人と共に、彼らのカード類を刷っている、シルクスクリーン制作の会社 シーガルハウス www.seagullhouse.net に行ってきた。

シュルッ
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ぱっ
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と、まあ、素人ではこう美しくは仕上がらない。
シルクを刷って35年の逢坂利喜さんの技。
驚いたのはエプロンもせず、服にインクも飛び散っておらず、そして見事なまでに紙の端っこまでぴっしりとインクが載っているが、台の上に残りインクなど全然付着していないことである。
全然。

今刷っているのは、ボブファンデーションの紙モノブランド Number 62 www.number62.jp 招待イラストレーターによるオリジナルの新作。

詳細はまた本誌で(まだ秘密)。

写真提供:ボブファンデーション
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by dezagen | 2012-04-22 22:36 | グラフィック
TDC展 2012
編集宮後です。
先週からギンザグラフィックギャラリーで始まった
TDC展が特にすばらしかったので、
感動がさめないうちに書いておこうと思います。

「TDC展 」は、東京タイプディレクターズクラブ(東京TDC)が主催する
デザインコンペティション「東京TDC賞 」を受賞した作品を
展示する展覧会。毎年11月ごろに審査が行われ、
受賞作品の展覧会と受賞者によるセミナーが翌年4月に開催されます。

TDC賞2012の応募作品数は3,289点(国内2,265点、海外1,024点)。
応募点数だけで見ればもっと多い賞はほかにもありますが、
東京TDCの受賞作品には先進的なものが多いこと、
RGB部門など時代に即した応募部門もあること、
海外からの応募があること、
セミナーなど自主的な活動が充実していることなどから
最も注目すべきデザイン賞だと個人的に思っています。


で、こちらが2012年の受賞作品。

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【グランプリ】

Why Not Associates+Gordon Young(イギリス)

トライアル「Comedy Carpet」(CL. Blackpool Council)



「Comedy Carpet」とは、
イギリス北西部にある街、ブラックプールの海岸沿いに
つくられたアートワーク。アーティストのゴードン・ヤングと
デザインオフィス、ホワイノットアソシエイツの共同作品で、
イギリスに昔から伝わるコメディの名セリフを床にしきつめたもの。

文字の部分はすべて厚さ3cmの大理石を切り出して並べ
上から特殊なコンクリートを流して固められています。
(印刷じゃないんです!)
1枚の板は2×4mくらいの大きさで、
その板が215枚敷き詰められているというとんでもない作品です。
(総面積は2200㎡)

ゴードンの構想から完成するまでに5年かかったという作品。
なんかもうすごすぎて、グランプリ受賞も納得です。


以下、TDC賞5点はこちら。

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【TDC賞】

M/M(Paris)(フランス)

CDジャケット、ブック、アプリケーション「björk : Biophilia」(CL. björk)





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川村真司+清水幹太+Saqoosha+森本友理
MV「androp music video “Bell”」(CL. 株式会社ワーナーミュージック・ジャパン) 





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Rick Banks(イギリス)
タイプデザイン「F37 Bella」(CL. Face37) 





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Martin Borst(ドイツ)

タイプデザイン「Mondra」





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大日本印刷秀英体開発室

タイプデザイン「秀英体 平成の大改刻」




「Bell」は、ミュージシャンandropの曲をPVではなく
ゲーム形式でプロモーションしている作品。
ウェブサイトにメッセージを入力して
さまざまな外敵をよけながら
メッセージを届けるというゲーム。
途中で敵に攻撃されるとメッセージが壊れてしまい、
ゴールするころにはぼろぼろに壊れて意味をなさない
メッセージが表示され、それをTweetできるというもの。
くどくど説明するよりもゲームをしてもらったほうが早いので
こちらから体験してみてください。http://www.androp.jp/bell/
ソーシャルネットワークとゲームを組み合わせた新しい表現です。

「F37 Bella」は、極端に太い線と細い線のコントラストが美しい書体。
作者のデザイナー、リック・バンクスさんは、
TypoTrumpというタイポグラフィカードの作者としても
知られています。

「Mondra」

は、通常のフォントのようにフォントデータになっておらず、
その都度、プログラミングによって生成される新しいスタイルの書体。
機械が描く平ペンの動きをPHPとPDF Libでプログラミングするという
今までにないコンセプトが評価されたようです。

そしてご存知大日本印刷「秀英体」の大改刻。
現在では10のバリエーションを持つファミリーに。
今も少しずつ追加バーションが準備されているそうです。



ここから、TDC賞以外の部門別の賞です。

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【特別賞】

祖父江 慎+吉岡秀典
ブックデザイン『きのこ文学名作選』(CL. 港の人)





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【RGB賞】
いすたえこ+伊藤ガビン+林洋介+宮本拓馬
特設サイト+CDジャケット「(クチロロ)新譜『CD』」(CL. commmons)




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【ブックデザイン賞】

Alexander Gelman(アメリカ)

『Sequencer Books』(CL. Sequencer)





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【タイプデザイン賞】

Underware(オランダ) 

「Mr Porter custom typeface」(CL. Mr Porter)





祖父江さん+吉岡さんの『きのこ文学名作選』の
ブックデザインはものすごかったです。
めずらしい紙が使われているなと思ったら、
一般には流通していない紙をデザイナーの吉岡さん自ら
メーカーに手配したんだとか。情熱に頭が下がります。

オランダのUnderwareがデザインしたMr Porterは、
同名のファッションメーカーのための専用書体。
手書き風の書体ですが、同じaでもいろいろな形のaがあって
文章中でaが出てくるたびに違う形のaが自動選択されて
表示されるというしくみになっています。
実際に筆跡鑑定の専門家に見せたところ、
フォントであることが見破られなかったという逸話も。
かぎりなく手書きに近い見事な書体です。

展覧会前日に行われた「TDC DAY」では
受賞者による作品のプレゼンテーションが行われ
それぞれの作品をより深く理解することができました。
やはり作者本人の言葉で聞く説明は貴重です。

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今年の受賞作は特にすばらしいので、ぜひお見逃しなく。
展示はギンザグラフィックギャラリーで、
4月25日まで開催した後、大阪のdddギャラリーに巡回し、
5月22日から7月6日まで開催されます。
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/
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by dezagen | 2012-04-10 07:18 | 展覧会 | Comments(0)
女性用生理用品について考える
ライター渡部のほうです。

ツイッターで少し書いたことだけれど、断片的だったので、こちらでまとめてみたいと思う。
お題は「女性用生理用品」。
生理用ナプキンのパッケージデザインについて、どうも納得がいかないところが多い。

まず、生理用品のデザインが20代をターゲットにしているように思えてならない。
ユーザーは12歳くらいから50歳くらいまでの幅広い層だが、花柄、蝶柄、レース柄、パステルカラー、などなど、中学生や中年女性が持つには違和感があるものが多い。

また、選択の幅が広すぎて迷うこと。
選択肢が多いのはいいことでもあるが、その違いが分かりにくく、選びにくい。
メジャーなブランドだけでも
・ユニ・チャーム ソフィー 28種 http://www.sofy.jp/product/index.html#a_np
・花王 ロリエ 22種 http://www.kao.com/jp/products/napkin.html
・P&G ウィスパー 16種 http://www.happywhisper.com/lineup/index.html
もあるのだ。
むろん、それぞれ、昼用夜用、羽なし羽つき、かぶれ防止など、違いはあるのだが、一人のユーザーが使い分けるにしても、パンティーライナーを除き、せいぜい3種類くらいだと思う。

売り場によって、ブランド別だったり、サイズ別だったり、ディスプレー方法も様々。
ブランドごとで並べてくれたらまだ分かりやすいのかもしれないが、それにしても、ソフィー28種の中から「えーっと…どれだっけ?」というほど、違いが分かりにくいデザインが多い。

そもそも違いを分からせるデザインが主眼になっているとも思えない。
最近は、○○コラボ、季節限定○○柄など、ちょっと目新しいという点を強調するものが多いが、果たしてパッケージの柄はそれほど必要なものなのだろうか。

ツイッターでこのようなことを書いたら「海外ではどうか」という質問をされたので、ウェブサイトで分かる限り見てみた。

whisperは海外ではalwaysというブランド名で出ている。
米国のalwaysは種類は多いが、色味が濃く個包装の色で識別しやすい。 http://www.always.com
英国のalwaysは米国より柔らかい色味だが、やはり個包装の色で識別しやすい http://www.always-info.co.uk/
フランスのalwaysは着目すべき点がある。製品のパッケージは英国とほとんど変わらないが、ウェブサイト http://www.always.fr/#/our_advices で一番最初に出て来るページでは、10代、20〜30代、妊婦さん、50代くらいの女性、と、年齢、状況別にアドバイスのページを設けている。また「どうやって選ぶか」も親切。質問(フランス語の分からない私でもある程度分かる)のステップを踏んでいけば、3種類くらいの製品を薦めてくれる。

alwaysに関しては、このサイト↓から国を選んで見ることができる。
http://www.always.com/gateway.jsp
トルコではorkidという名前だったり、南米各国では製品ガイドより先にフォーラムのページがあったり、色味に他の国にあまりないオレンジ色、黄色があったりと、アプローチが国により異なることが分かる。

日本には入っていないが世界的なブランドkotex
米国のkotex 。基本は白ベース。外装の帯でタイプを識別。http://www.kotex.com/
黒ベースのU by kotexは個包装が色付き。http://www.ubykotex.com/ 
ウェブサイト上では、自分のオリジナルパッドデザインを作ってギャラリーのように見せるコーナーもある。明確に書いてはいないが、若い人向けにターゲットを絞ったものだろう。
英国のkotexはうってかわってセクシー路線。 http://www.kotexfits.com/
シンガポールはU by kotexに寄ったデザイン。 http://www.kotex.com.sg/
外装がイラスト入り、パッドが柄付きという意味では日本とかなり似ているが、色味が濃いのは欧米の影響が大きい。

アジアでは欧米ブランドに加え、ユニ・チャームや花王も進出、さらにローカルブランドも多数ある。
先日インドネシアに行った時見たnina http://www.bagusgroup.com/pcare3.html
softex http://www.softexindonesia.com/our-products/female-care.html
dianaというブランドも見たのだが、本社がどこだか分からない。
一応、ベトナムのサイト http://diananapkin.com.vn/
日本韓国台湾を除くアジア圏は日本と欧米のミックスという感じだ。

欧米ではこれら以外にスーパーマーケットやドラッグストアのプライベートブランド商品も出ていて、そちらのほうが若干値段が安め。デザインは大概メジャーブランドに似ている。
識別しやすさでは米国が分かりやすい。また年齢や趣味性を反映しないニュートラルなデザインがある。

種類の多さでは、日本も欧米もアジアあまり変わらないようだし、「柄付き」「20代中心の広告、デザイン展開」は世界的なトレンドでもあることが伺える。
できれば米国のニュートラルなパッケージデザイン、フランスalwaysのような年齢、状況別対応が望ましい、と書きたかったのだが、なんだか自信がなくなってきた。
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by dezagen | 2012-04-10 04:16 | プロダクト・パッケージ
チョコレート考39
ライター、渡部のほうです。

デザイナーの井上庸子さん http://www.inoueyoko.com/ からお裾分けをいただいたチョコレート。

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こういうスリーブ状になっていて、

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中にプラスチック(PETかな?)のケースに入っているというもの。
文字はヘルベチカ。

メーカーのウエブサイトを見てみたら、あら素敵♡
イタリア語が分からないけど、でも楽しさは伝わって来る。
http://www.cioccolatitaliani.it/

最初、手でとろけるチョコレートを握ってたり、大胆な写真が出て来て驚くけど、映像「VIDEO」のページがおすすめ。youtubeでも見れる。
http://www.youtube.com/user/cioccolatitaliani

チョコレートのブロックを鑿(ノミ)で砕いていくの、やりたい…。
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by dezagen | 2012-04-08 15:55 | プロダクト・パッケージ
ジャクソン・ポロック展ポスター
編集宮後です。
昨日はTDC DAY、今日はTDC賞の展覧会と
最近は文字にまみれる毎日です。
もうアルファベットしか見えてません。

そんな中、ずっと気になっていたのが
現在、国立近代美術館で開催中の
ジャクソン・ポロック展のポスター。

画像を勝手に張り付けられないので、
こちらのリンクからどうぞ。
http://pollock100.com/

メインタイトルで使われている
スラブセリフ系(セリフがぶっとい書体)のほか、
かなりいろんな書体が使われていますが、
破綻せずに見事に調和しています。

「ポロックとスラブセリフって合うなあ、
デザイナーの人、偉い!」と思って、
「これ誰がデザインしたの?」という疑問を
美術館にぶつけてみたところ、
「Glanzの大溝さんです」というお答えが返ってきました。

大溝さんは素敵な美術展のポスターを
たくさん手がけていらっしゃいます。
http://www.glanz-web.com/

最近、一見手抜きのような、わざと下手に見えるような
美術展告知デザインが話題になっていますが、
大溝さんのデザインのように、
「どんなポスターだったら見に行きたくなるか」という視点から
素直にデザインされたもののほうがいいと思うんですけどね。
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by dezagen | 2012-04-02 23:09 | 展覧会 | Comments(0)