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世界の素敵出版社3
編集宮後です。
昨日、竹尾賞の授賞式に行ってきました。

竹尾賞とは、優れた印刷、デザイン、内容の書籍や図録に贈られる賞で、今年は書籍3点、デザイン論文1点が選ばれました。ノミネートも含めた選出書籍の展示が7月18日まで、神保町の竹尾見本帖本店で開催されています。
https://www.takeo.co.jp/exhibition/mihoncho/detail/20140625_takeosho.html

受賞作、ノミネート作を見ていて思ったのは、新潮社さんの本を除いて、書店で普通に入手できる書籍が少ないということ。ネット書店で検索したりすれば買えるけれど、書店で平積みになっているような本がほとんどノミネートされていない。そうした本が審査にのぼらなかったのか、審査されて落ちてしまったのかはわからないけれど、ちょっとさみしいなと思ったのでした。実際の出版の現場を知ると、それがむずかしいということはわかっているのですが。

そんな環境でも、丁寧にすばらしい本をつくっている出版社があるというのは救いになります。このブログでも海外の出版社を紹介してきましたが、日本やアジアにもそうした出版社が多々あります。

今回、竹尾賞を受賞した烏有書林をはじめ、『せんはうたう』などを出版している、ゆめある舎、アート・デザイン・建築の良書を出し続けているADPなど。

ほか、美しい手作りの絵本で知られるインドのタラブックス、台湾の漢聲

先日、学生さんにいろいろなビジュアルブックを見せる機会があったのですが、漢聲は大人気でした。毎年刊行されている干支のポスターのほか、台湾に伝わる紐の飾り結びを紹介した本『手打中國結』や切り絵作家、庫淑蘭の作品集『剪花娘子庫淑蘭』など、美しい本がたくさんあります(『手打中國結』は長らく品切れでしたが、復刊されたみたいです)。
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http://www.hanshenggifts.com/front/bin/ptlist.phtml?Category=100031

ウェブサイトで本を知ってもらうことはできるけれど、やはりこういう種類の本は現物を触って見てほしい。美しいビジュアルブックを集めたフェアがどこか書店の中でできたらいいなあと思っています。
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by dezagen | 2014-06-25 13:55 | | Comments(0)
Royal Collage of Artの卒制展
ライター 渡部のほうです。

先週、ロンドンに行ってきました。
6月18日〜29日まで、RCA(Royal Collage of Art)の卒制展が行われています。
www.rca.ac.uk/showcase/show-rca-2014/

現在RCAはケンジントンとバタシーの2つの校舎に分かれていますが、今回はデザイン系のケンジントン(こっちも校舎が道を隔てて2つに分かれていると言えば分かれてますが)だけ見に行ってきました。

まず、入口入って突然引き出しがなついてくる、この作品に度肝を抜かれました。
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(以下、名前、専攻、タイトル、参考URL)
Jaap de Maat
Information Experience Design
I Know What You Did Last Summer
www.rca.ac.uk/showcase/show-rca-2014/schoolofcommunication/informationexperiencedesign/jaap-de-maat/
センサーで人の動きを感知し、それに合わせて引き出しが動く、という仕組みなのですが、動きが繊細で近づくと「!」という感じでだだーっとやってくる。離れすぎると「?」と迷った感でうろうろし、見つけるとまた「!」とだーっとやってくる。
無骨な引き出しがかわいく見えてくるのです。
昨今、ロボット技術も進んでいますが、外見云々より、その動きのけなげさのほうに共感するユーザーが多いようです(というのは、ルンバ所有者からの声を参考にしているだけですが)。

センサーで反応するという点ではこちらも似たコンセプトの作品。写真に撮っていなかったので、下のウェブサイトで見てもらうしかないのですが。
David Hedberg
Information Experience Design
Smile TV
www.rca.ac.uk/showcase/show-rca-2014/schoolofcommunication/informationexperiencedesign/david-hedberg/
何もしないと砂漠状態の画面。見ている人の顔が笑い顔になると画面が普通に見えるというもの。
笑い顔が半端だと半端な形にしかならず、思いっきりイタリア人かアメリカ人のように(偏見)口角をぐわっと上げて笑わらないと反応しづらい、という難点があり、日本人で口角下がってる中年には結構辛いものがありました。

上の2つは機械と人間の関係性を考えたもので、専攻名である「Information Experience Design」とかユーザーエクスペリエンスデザインとか、最近のデザインでは欠かせない分野ではあるんですが、現実にはスマートホンの使い方といったような狭義のデザインで応用されることが多く、もっと幅広く視野を広げて見たほうがいいのだなあ、と思った次第。

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Esa Matinvesi+ Antonio Bertossi
Visual Communication
The Groupe AE(実際はAとEの文字が逆立ちしてます) a research project
www.rca.ac.uk/showcase/show-rca-2014/schoolofcommunication/visualcommunication/esa-matinvesi/
www.rca.ac.uk/showcase/show-rca-2014/schoolofcommunication/visualcommunication/antonio-bertossi/
こちらは2人での共同制作。学生から直接話を聞いたわけではないのできちんと理解しているかは分からないのですが、解説を読んで展示を見た限りの解釈。
企業とのコミュニケーションと言っても、実際にはユーザー、消費者などとのインタラクティブなコミュニケーションではなく、発信者の一方的な発言であることに着目。架空の企業AE(AとEの文字が逆立ち)を作り上げ、その虚構のアーカイブを見せることで、一方的な発言である限り、事実(と、思っているもの)はいくらでも歪められることを揶揄した作品。
揶揄というかパロディなので、いかに本物らしく(かつ、できればいかにバカバカしいことを)作れるかが勝負どころ。アーカイブは特に企業コミュニケーションがほとんど印刷物に頼っていた60年代〜70年代に年代を絞っていて、使っている紙や印刷の簡素さでその時代らしいものを再現しているところが巧いと思いました。
日本だと、イメージ広告が流行った80年代の企業広告をテーマにすると面白いかも。

こちらは、プロダクトデザインのジャンル。
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Tomomi Sayuda
Design Products
Desktop Fireworks / The Mask of Soul
www.rca.ac.uk/showcase/show-rca-2014/schoolofdesign/designproducts/tomomi-sayuda/
不思議なヘルメット?というところですぐ目が行きます。目を隠すことで他者から見る個人のアイデンティティを隠し、大きなスピーカーで言いたいことを大きな音声で出す、という作品。普段、言いたいことが言えず、自分の中に溜めてしまう人のストレス解消になります。
写真に映っていませんが、右側にもう一つの作品があります。スイッチを押すと、職場の机にありそうな物(テープカッター、マグカップ、ファイル、ホワイトボードなど)からディスコっぽいライティングが付き、パーティークラッカーが鳴り、シャボン玉が出て、花火が火花を散らすと、退屈な職場をパーティ気分にさせてくれます。是非こちらのサイトから動画を見て下さい。
www.tomomisayuda.com/work/desktopfireworks.html
制作した学生の左右田智美さんが展示を丁寧に説明してくれたこともあったのですが、日本人の私だけでなく、現地のメディアでも相当取りあげられた様子。テーマの中に今の社会が抱える問題を含んで、その解決方法として出しているところ、かつ、そのプロダクトを見るだけで機能や楽しさが伝わってくる、すぐ分かるデザイン、というところが評価されたと思います。

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Taehun Ko
Design Products
Journey Through Local Industry: Seat/Aluminium/Processes
www.rca.ac.uk/showcase/show-rca-2014/schoolofdesign/designproducts/taehun-ko/
同じくプロダクト専攻学生の作品。
地元ロンドンの製造業、工場を巡り、持っている技術で何ができるか、を探った作品。ロンドンで工場を持っている会社は、東京でも同じですが、小規模であるがゆえに小ロットでもフレキシブルに対応してもらえるメリットがあります。写真は、柔らかいポリエチレン系の椅子をモールディングし、アルミニウムで鋳造したもの。
上の左右田さんのようなコンセプチュアルな作品ではありませんが、こうした地道な作品は単純に好感が持てます。ロンドンではトム・ディクソンやマックス・ラムのところでアルバイトをしていたようで、彼らの影響も濃く見えますが、卒業後活かせると思えば、学生のうちはこれくらい素直に吸収力があってもいいと思います。

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Yu-Chang Chou
Innovation Design Engineering
RePack
www.rca.ac.uk/showcase/show-rca-2014/schoolofdesign/innovationdesignengineering/yu-chang-chou/
もう一つ、分かりやすい作品の例。再利用できる小型包装郵便のパッケージ提案。ふかふか素材でできた風呂敷のようなものをリサイクルして使います。MA(修士)のプロジェクトとしては、もう少し作り込んでもよかったような気がしますが、こういうプロダクトがあるといいなと思わせます。

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Sungsin Eo
Interior Design
Exhibitions for Children
www.rca.ac.uk/showcase/show-rca-2014/schoolofarchitecture/interiordesign/sungsin-eo/
こちらは一見分かりやすすぎるようでいて、結構インパクトのある作品。大きな積木のようなものが異なる堅さのクッションで出来ていて、見かけ固そうなのにくにゃっと曲がったり、絶対柔らかいだろうと思っても結構固かったり、見かけとのギャップが楽しい作品でした。

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Lais de Almeida
Service Design
The Ladder
www.rca.ac.uk/showcase/show-rca-2014/schoolofdesign/servicedesign/laisdealmeida/
こちらはサービスデザイン専攻の作品、というかプロジェクト。サービスデザイン専攻は、社会とのつながり方の模索をテーマにしたものが多く、プロジェクトがそれぞれ複雑で説明が難しいのですが、この学生の場合、玩具のようなモデルを作ったことで具現例が分かりやすくなっています。
The Ladderというプラットフォームがあり(モデル上では右側下の黒い屋根のもの)、様々な状況の人が登録をします。このモデルでは、決まった仕事のない若い男性(丸の土台に乗った人形)、3人の子供を育てている主婦(三角)、自分で生活できるけれど、お手伝いしてくれる人がいると助かる高齢の女性(四角)を例にしています。それぞれフルタイムでの仕事はできなかったり、お給料を払えるほどでなかったり、でも、サッカーを教えることができたり、家族の分にプラス1人分の食事を作ることが出来たり、できることもある。The Ladderはそのスキルをうまく繋げる役割をします。モデルでは、例えばサッカーグラウンドの前にあるくぼみに丸の土台に乗った人形と三角の人形を置くと、モニター画面に、子供にサッカーを教えている若者と、その子供のお母さんのつながりがアニメーションとして出てきます。
詳細は http://the-ladder.co.uk のウェブサイトで。

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Lizzie Raby
Information Experience Design
Big Black Coat
www.rca.ac.uk/showcase/show-rca-2014/schoolofcommunications/informationexperiencedesign/lizzie-raby/
こちらの作品はタイトルが「Big Black Coat」で、その作品はまた別の場所に展示されていますが、プロジェクトの一貫としてアイスクリームを使った体験型展示。自閉症や鬱病など発達障害、精神疾患とはどういうものなのかを体験してもらうツール。アイスクリームは自閉症を、アイスクリームはマッシュポテト、ミント+オレンジ、バニラ、マーマイトフレーバーの4種類で、体験者はフレーバーを伝えられず試食します。その時にHypo(鈍感)かHyper(敏感)かで、フレーバーが分からなかったり、過剰に反応してしまったりします。自閉症の症状として、通常の感覚よりもHypoであったりHyperであったりする。その疑似体験、というわけです。
疑似体験としては物足りなかったですが、私だけでなく次々人がやってきたので、人の関心を引くのに老いも若きも大好きなアイスクリームを選んだのはいい着眼点だと思います。

最後、グラフィック系の作品3例。

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Timor Davara
Visual Communication
Second star to the right, and straight on till morning
www.rca.ac.uk/showcase/show-rca-2014/schoolofcommunication/visualcommunication/timor-davara/
グラフィック云々より、そのDMの大きさに驚きました。手前のポスター(多分B3)がそれ。他の学生はポストカードか名刺サイズだったので。

Thomas Radclyffe
Visual Communication
Blue Cities for Crystal Globes
www.rca.ac.uk/showcase/show-rca-2014/schoolofcommunication/visualcommunication/thomas-radclyffe/
残念、写真に取り忘れたのでウェブサイトで見て下さい。
版画(風?)で都市のビル群を描いたイラストレーション。モノトーン、直線性と、正方形で見せる見せ方がビル群の寂しさをよく伝えています。こちらのサイトのほうがよく分かると思います。http://www.tradclyffe.co.uk

Sarah Lippett
Visual Communication
Stan
www.rca.ac.uk/showcase/show-rca-2014/schoolofcommunication/visualcommunication/sarahlippett/
こちらも写真を取らなかったのですが、グラフィックノベルを書籍化して展示。ミソはそれに合わせてちゃんとこの作品のウェブサイトがあるところ。
http://stanagraphicnovel.com

卒制展というのは展示スペースにも限度があり、また、他の学生の作品とも並び、注目を集める、作品をきちんと説明するのは難しいものです。
2年掛けて作り上げたプロジェクトと考えると、発表媒体が展示だけでは十分でないものも多いのです。グラフィックでもパンフレットやDMはもちろん、ウェブサイトやスマートフォンのアプリに応用する。あるいはサービスデザイン、ソーシャルデザインのような大きなプロジェクトであれば、文章や写真だけでなく、モデルを使う、など様々な方法で、見てもらいたいものをきちんと伝える方法を考えることが重要だと思わされる卒制展でした。
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by dezagen | 2014-06-25 07:10 | 展覧会
東京造形大学彫刻専攻パンフレットのデザイン
ライター、渡部のほうです。

大学の仕事の話ばかりですいません。
学内のお仕事だけど、学外の方々向けのパンフレット。

東京造形大学の彫刻専攻のパンフレットを、デザイン:高田唯先生(未だに高田唯さんを高田先生というのは違和感があるけどw、言わずもがな、オールライトグラフィックス www.allrightgraphics.com のデザイナーさんです)、編集・執筆:渡部千春 で制作しました。

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表紙にコピーが来る、というデザインにしたので、執筆担当としては力の入れ所というか、緊張するところというか、責任重大なところ、でした。

出来た表紙を見ると、3行目の行頭が2行目から繋がった「?」で始まっています。
通常、箱組に文字を入れる時に感嘆符、疑問符などを含む句読点はぶら下がりで、文字枠の外に出してしまうものなので、ここでは異例の使い方。

なので、通常やっちゃいけないことなのだけれど、ここに「?」が来たことは、ライターとしてはすごく嬉しかったのですね。
表紙のコピーを考えている時、そもそも彫刻のことを知らない私が訳知り顔で彫刻ってね、と説明する言葉を使いたくなかったので、素直に「彫刻って、彫刻専攻って何?」という、頭の中が「?」だらけの人の言葉で表現したかったのです。
行頭に「?」があることで、中の人の気持ちがすんなり出たと思います。

「?」が行頭に来るということは高田先生とは話し合っておらず、高田先生はクライアントである彫刻専攻と私の反応にヒヤヒヤしていたそうですが、結果はどっちも「イキ」。
高田先生とデザインの仕事をするのは初めてでしたが、この人、人の心が読めるんじゃないかしら、と思ったぐらい(実際読めるのかも。。。)(あるいは顔に出ていたのかも、メールでばかりやりとりしてたけど)。

表紙に関しては、何度も本人にも周りにも言ってるのであえて書いちゃいますが、できあがって来た時、大体1mm〜2mmくらいの表紙の上の白い線、「これはミスプリントでは…」と思いました。
高田先生に聞いたところ「え、こういうデザインですよ」と。「白い線があるとないとで、全然インパクトが違うでしょう?」と説得され、なるほどなー、と思いましたが。これはかなりキワキワなデザインです。

こちらのパンフはオープンキャンパスなどの大学説明の時に配布しますので、是非手に取って下さい。
(ひょっとしたら、というか恐らく、希望者には郵送も可能だと思うのですが、大学に確認してないので無責任なことは言えません、ごめんなさい)
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by dezagen | 2014-06-17 23:46 | グラフィック
ワールドカップ日本代表ユニフォーム
編集宮後です。
ワールドカップ開催期間ということで、過去に渡部さんと取材したサッカー関連ネタを。

2002年のワールドカップのとき、日本代表のユニフォームや公式球について渡部さんとアディダスジャパンに取材に行きました。

今回の日本代表ユニフォームもアディダスジャパンがデザイン。こちらにデザインコンセプトのムービーがあります。背中の赤いラインは選手が円陣を組んだとき、上から見ると赤い輪に見えることを意識したのだとか。
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http://adidas.jp/jfa/

JFA(日本サッカー協会)日本代表チームのロゴは1996年にソニー・クリエイティブプロダクツがデザイン。「心臓、鼓動、結束力を表す二重の罫線、太陽、日の丸の赤帯。三本足のカラスは伝承のヤタガラス(太陽の象徴)をイメージしたもの」(渡部千春著『続・これ誰がデザインしたの?』より)
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当時、これ誰の連載で渡部さんと一緒にJリーグ全チームのエンブレムのデザインを調べていました。下の写真は『続・これ誰がデザインしたの?』に掲載した各チームのロゴの変遷。
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ほかの国のユニフォームデザインも調べてみたいと思っていたら
こんな本が。『ワールドサッカーユニフォーム1000
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サッカーのユニフォームで使われている書体がわかる本『Football Type』も。
こちらは1000部限定販売なので、もう売り切れたみたいです。
http://footballtype.co.uk/
http://blog.petitboys.com/archives/football-type.html

海外のユニフォームがどんなふうにデザインされているのかについても調べてみたいですね。
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by dezagen | 2014-06-17 07:33 | これ誰取材記事 | Comments(0)
函館 蔦屋書店のmtイベント
編集宮後です。
先日、3冊目のmt(マスキングテープのmt)本をつくりまして、函館 蔦屋書店で6月13日から27日まで開催中の期間限定ショップ「mt store」を見てきました。

函館 蔦屋書店は代官山 蔦屋書店に続いて2013年12月にオープン。書籍のほか、文具や雑貨、キッズスペース、カフェ、レンタルビデオショップなどもあり、1日過ごせるような空間です。敷地面積30,966.12 ㎡、延床面積9,508.44 ㎡ってどれだけ広いんだw。
http://www.hakodate-t.com/about/

建物は2階建てですが、横に広いので、全部回るのはけっこう大変です。その1階中央吹き抜けスペースに、mtの限定ショップ「mt store」がありました。吹き抜けには、今回初めてレトロ印刷でつくられたノートを展示。ノートは全部で3種類。以前、mtの本にノートをつけようとしたんですが、予算の都合で断念。今回実現できたので、よかったです。
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限定テープは函館の名所や本をモチーフにしたものなど5種類。通常商品のテープも置かれていました。
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そのほか、mtを自由に貼れるワークスペースや缶バッジがつくれるスペースも。歴代のmt関連本もずらっと並んでいます。
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mt store at hakodate tsutayaの詳細はこちら。6月27日まで開催されています。
http://www.masking-tape.jp/event/store/2014/hakodate.php

これから現地に行こうと思っている方にアクセス情報です。函館空港か函館駅からタクシーで行くのがよさそうです。所要時間は20〜30分ほど。

バスで行く場合は、函館駅前のバスターミナルから。2番のりばから94番 日吉営業所行きのバスに乗りましたが、路線毎に蔦屋に近い停留所名が違うので、必ずターミナルの案内所で必ず聞いてから乗り、降りる場所をバスの運転手さんに確認してください(私も危うく間違えそうになった)。バスで20分、片道260円、さらにそこから15分くらい歩きます。(蔦屋書店前停留所から徒歩すぐの「神山・美原循環バス」は函館駅は通っていません)

帰るときは、蔦屋の前からタクシーを呼べます。バスの本数が少ないので、タクったほうがよさそうです。こちらが所在地。
http://www.hakodate-t.com/location/

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代官山 蔦屋書店2号館1階のデザイン書売り場でもディスプレイをしています。6月21日(土)19時からmtのアートディレクションを手がける居山浩二さんのトークイベントがあります。国内外で約20回開催されているmtの展示についてお話をうかがいます。
http://tsite.jp/daikanyama/event/003865.html
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by dezagen | 2014-06-17 07:06 | イベント | Comments(0)
大学のお仕事
ライター渡部のほうです。

大学の先生になって4年目。

授業で教えるだけだと思っている人が多いと思うのだけれど(私も先生になる前はそう思っていた)、実際は他にも色々仕事があって、今週末の14日(土)、15日(月)は「専攻領域説明会」なる会が開かれる。
これから受験する方々向けに学校の説明をする日、ということですね。
www.zokei.ac.jp/news/2014/004.html
渡部と、高田唯先生(いまだに高田唯さんが同僚というのは不思議な感じがする)は2日間おります。

ちなみに、高田先生(やっぱり、高田唯さんに「先生」付けるのはなんか不思議だ…)デザイン、渡部テキストで、彫刻専攻のパンフレットを作成。カッコイイので、是非多くの方に手に取っていただきたいパンフ。
写真が出来たらまたブログに書きます。

で、もって、これは大学の仕事というより、大学から許可をもらって研究のため(実際まだRCAサラ・ティーズリー博士との共同研究が終わってないのだった)出張期間をもらったのだけれど、来週16日からはロンドン。です。
この前行ったオスロの話の続きや、チューリッヒのレポートをブログにアップできてないので、多分ロンドンで書くんだろうなあ、私。

さて、仮眠して今日は午後からデザイン史の授業。
(もう4回もやってれば、同じ事のルーチンだと思われるかもしれませんが!私はアホだからなのか、忘れっぽいせいか、いずれにしても配布資料も作るので毎回、前日に予習してるのです。)
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by dezagen | 2014-06-13 04:06 | その他
渡部ゼミ
ライター渡部のほうです。

5月29日は竹尾ペーパーショウ www.takeo.co.jp/exhibition/tps/2014.html
6月5日はインテリアライフスタイル www.interior-lifestyle.com
6月12日はアオイ・フーバーさんとドリルデザインのテーブルウェアシリーズ「Sabato(サバト)」の御披露目会  www.drill-design.com/news/sabato-tableware-exhibition
と、展覧会に行くのは木曜日。

なぜなら、その日は渡部ゼミだから。
大学でゼミというものを持っており、渡部ゼミでは取材をしたり、展覧会に行ったりしているのです。

ペーパーショウのレポートはブログ相方宮後さんがアップしているので、そちらをご覧いただくこととして http://blog.excite.co.jp/dezagen/22687471/ 他の展覧会の様子を。

インテリアライフスタイルの中でよかった(このよかった、は言わずもがなだけど、自分基準)のは、mucu http://mucu.jp のカレンダー封筒「KAKUNI」。
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月ごとのレシートを入れたり、書類を入れたり、色々使い方がありそう。
写真は、mucuブランドを作っているK-DESIGN WORKSの榎本一浩さん。
榎本さんには以前に取材したことがあるのだが、いつだったかどの媒体だったか全然覚えておらず、家で調べてみたら2008年。6年前。
質もテーストも存在感も一貫している、というのは本当に素晴らしい。

もひとつ。ペーパークラフト作家の和田恭侑さんと福永紙工が作った、動物の頭の形の小物入れ、になる紙。紙1枚が折り曲げるだけでこんな立体に!と驚くこと請け合い。
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www.gu-pa.jp
こちらのパッケージやカタログなどグラフィックは岡崎智弘さんによるもの。

さて、「Sabato(サバト)」。
ドリルデザインの安西さんが会場にいたので、少しお話を(フルスイング www.fullswing-furniture.com の佐藤さんにも偶然。久々にお会いしました。引っ越したという工房に遊びに行きたい)。
安西さん曰く「アオイ・フーバーさんの絵は見ているだけで人を幸せにする力があるので、絵を見せることを目的に器の形を作りました」。
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いやー、ホント、アオイ・フーバーさんの絵、どれも素敵。
鳥や蛇など、具象的な絵もいいし、四角や丸、線だけでも、ずーっと眺めていて飽きない。ほっとする。和む。
ドリルデザインは今回は裏方、と言っていたけれど、本当にちょうどいい角度でテーパーを掛けてあったり、ソーサー(写真には映ってないけど)は深めに作り、縁を上げることで、絵がよりよく見えるし、安定感がある。
発売は9月頃を予定しているとのこと。

自分で言うのもなんだけど、展覧会見に行く渡部ゼミ楽しい…。
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by dezagen | 2014-06-13 03:45 | 展覧会
ロゴの本をつくっています
編集宮後です。
amazonにアップされたので情報解禁なんですけど、いまロゴの本をつくっております。

オランダの出版社BIS Publishersから2012年に刊行された『Logo Life - Life Histories of 100 Famous Logos』という本の日本語版です。タイトルは『ロゴ・ライフ 有名ロゴ100の変遷』。

世界の有名企業100社の創業から現在までのロゴの変遷をまとめた本。現役アートディレクターである著者がロゴの歴史を全部調べ上げて書いているんですね。

われわれも「これ誰」でずっとロゴを調べてきたわけですが、変遷までは追いきれていない部分もあり、本当にこの著者の方はよく調べたなと思います。

日本でもロゴの本は多々ありますが、ちゃんと変遷まで調べている本となると、太田徹也さんの本『CI=マーク・ロゴの変遷―デザインで追う企業イメージの移り変わり』くらいでしょうか。

で、肝心の内容のほうですが、こんな感じ。
(BIS Publishersのサイトから画像をお借りしました。courtesy of BIS Publishers)
http://www.bispublishers.nl/bookpage.php?id=207
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各企業がABC順に紹介されていて、ロゴの変遷が図版で示されています。担当デザイナー名がわかるものは書いてありました。

スターバックス、アップル、ナイキなど、昔は企業名が文字で入っていたのにブランドが有名になってくると文字がなくなるとか、BMW、Ford、ベンツなどは創業からほとんどロゴが変わってないとか、読み進めるうちにいろいろな事実が判明してきてけっこう楽しい。

31アイスクリームのBRのロゴの中に「31」の文字が隠されているとか、FedExの「Ex」の間に→が潜んでいるとか(これは有名ですね)、チュッパチャプスのロゴは画家のダリがデザインしたとか、思わず話したくなるトリビア的な知識も。

ざーっと変遷を見ていくと、1980-90年代に流行った太くてかっちりしたロゴタイプから、最近は細くて丸みを帯びた柔らかい感じにリニューアルされる傾向があるように感じました。綿密なデータの追跡によって、ある傾向が浮かび上がるのは調査の醍醐味でもあります。

デザイナーだけでなく、企業経営やブランディングに携わっている方にぜひ読んでいただきたい。7月頭には書店に並ぶ予定なので、よろしくお願いします。

『ロゴ・ライフ 有名ロゴ100の変遷』
A5判、312頁、定価2500円+税、7月上旬発売
http://www.amazon.co.jp/ロゴライフ-有名ロゴ100の変遷-ロン・ファン・デル・フルーフト/dp/476612622X/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1403055877&sr=1-1&keywords=ロゴ%E3%80%80ライフ
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by dezagen | 2014-06-09 21:11 | | Comments(3)