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マケドニアの街 3 オペラバレエハウス
ライター渡部のほうです。

マケドニアのレポート、もう少々(というか、まだまだネタがあるぞ)。
首都スコピエにある、オペラバレエハウス。
資料によれば1979年竣工。
設計はBIRO 71(Stefan Kacin, Yuri Princes, Bogdan Spindler and Marian Uršič )

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入口付近。
あらゆるパーツが変形四角形(他多角形)で繋がっている、不思議な形。

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中の観客席。青が美しい。

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SF映画に使えそうなクローク。

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クロークのフック。

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玄関ホールのソファとその上の…何て言うんだろう、天井装飾。

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舞台裏も見せてもらいました。

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小道具大道具制作室。美大みたい。

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時計〜♡

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貼ってあるポスターがいちいちお洒落で。

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アクリル(?)の立体サイン。最高。

全体像は掴めないと思うので、より詳しく全体像が見たい方はこちらのリンクでどうぞ。

http://www.skyscrapercity.com/showthread.php?t=1691464
こちらの投稿の一番下に俯瞰写真があります。

美しい建築物なのですが、こちらのサイト下のほうの投稿写真では
http://www.skyscrapercity.com/showthread.php?t=1489696&page=151
あれ、壊してる!?
なんと、この美しい建物の真ん前に新たな建物を作るそうで、実は正面玄関は閉じられているのです。
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緊急に裏口から入るようにしたみたいなんですが、なんとも強引かつ計画性ゼロで、悲しくなりました。
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by dezagen | 2015-07-26 10:47 | その他
日本とスイス 12人のデザイナーによるポスター展
編集宮後です。
6月19日から7月5日まで西麻布のCALM & PUNK GALLERYで開催された日本とスイス12人のデザイナーによるポスター展「Schweiz 日本 Japan スイス」のことを書きたいと思います。

関連ウェブサイト
https://www.facebook.com/events/1640737202825244/
http://gasbook.net/in/?p=6627

スイスと日本の国交樹立150周年記念をきっかけとした両国のデザイナーを結ぶ文化貢献イベント「Weltformat Poster Festival」。Weltformatとは、ポスターの重要性と多様性を伝えるために2003年にスイスで設立された団体で、毎年スイスのルツェルンでポスターフェスティバルを開催するなど、ポスターの普及活動を行っています。今回の展覧会は昨年秋に開催されたWeltformat Poster Festivalの関連イベントとして、東京で開催されたものです。

今回の展示では、スイスから6組(Bonbon、Prill Vieceli Cremers、Felix Pfäffli、Claudiabasel、Johnson/Kingston、Demian Conrad)、日本から6組(服部一成、植原亮輔、原田祐馬、寺島賢幸、佐野研二郎、長嶋りかこ)合計12組のデザイナーによるポスターを展示。「exchange」というキーワードのもと制作された新作ポスターだそうです(Stephanieさんから展示会場の写真をいただいたので、掲載します)。

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事前告知はあまりなく、突然始まった展覧会でしたが、それにしては参加メンバーが豪華というのが第一印象。どのような経緯で企画されたのか気になったので、スイス大使館の方や主催者の一人、Stephanie Cuérelさんにうかがいました。

そもそもはGrilli TypeのNoel Leuさんから日本で展覧会をするという話を聞いていて、彼らやStephanieさんが展覧会開催のために奔走していたそう。日本のデザイン事務所でインターン経験があるStephanieさんがキュレーションを担当し、日本のデザイン団体やギャラリーの協力を得て、6人の日本人デザイナーに参加を依頼したのだとか。スイス大使館ほか、スイス関連機関からの協賛を得て、展示場所も確保し、展覧会にこぎつけたそうです。

それにしてもすごいのはStephanieさんやNoelさんたち、運営チームの行動力とコミュニケーション能力。自分達で資金を集め、面識がない日本のデザイナーにコンタクトして、展覧会を開催してしまうのはやっぱりすごいです。自分が同じことをやれと言われたら、できないかもしれない。

自分は編集者なので、展示準備のほうが気になるのですが、ポスター展は現物を輸送せず現地で出力して展示することもできるので、このような海外展には向いているのかも(立体物だと輸送時に保険をかけたり、展示ケースも手配しなければならなかったり、いろいろと手続きが面倒なのです)。垂木を組んだ柱にポスターが貼ってあるミニマムな展示でも違和感がなかったので、移動する巡回展にも向いてます。我々は国内でつくったものを海外にどう運ぶかという発想になりがちですが、彼らはなるべく現地で調達しようという発想なのですね。世界を移動しながら仕事をしている彼らのフットワークの軽さ、発想の自由さが印象的な展覧会でした。

同展は7月24日から8月1日まで(13:00-20:00、日曜日定休)、京都のvirtineにも巡回するそう。7月24日のオープニングレセプションには、スイスのグラフィックデザイナーも参加されるそうです。

vitrine
385-10 Kamigamo Motoyama, Kita-ku, Kyōto-shi, Kyōto-fu
603-8047 Japan
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by dezagen | 2015-07-20 22:02 | 展覧会 | Comments(1)
マケドニアの街 2 スコピエの郵便局
ライター渡部のほうです。

マケドニアの首都スコピエの街、初めての印象は「放置された街」。
って書くとかっこつけてるみたいなんで、なんか他の言葉ないかな。
作りっぱなし…、というわけでもないし、やっぱり「放置」が一番いいんじゃないかと思います。

例えばこちら
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新しい建築物を作っているところですが、予算が足りず地面を掘り返した部分は埋めずに建てられるところだけ建ててます。草ぼーぼー。
いいのかな…。よくないよな。

スコピエで「超かっこいい!」とうなった郵便局。
Janko Konstantinov(ヤンコ・コンスタンティノフ)設計。1974年、1982年、1989年の3段階に分けて施工。
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コンクリどーん。ブルータリズム建築はこうだよな、と思わせる迫力なのですが、1枚目の草の生えっぷりで分かるかもしれない、ほぼ使われてません。

内部などありし日の姿を撮った方のサイト
http://www.skyscrapercity.com/showthread.php?t=1580186

こんなにかっこいいのに、しばらく前に火事があり、建物の半分くらいは使われていないとのこと。
治さないのだろうか…。
通路的な部分
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割れた窓から撮った内部
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もったいないんだけど、映画の撮影に使えそうな感じがします。
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by dezagen | 2015-07-14 14:29 | その他
マケドニアの街 1
ライター渡部のほうです。

先日マケドニアに行って来ました。

と、言うと大体「マケドニアってどこ?」と聞かれます。
ええ、私だって去年ブルガリアに行くまでよく分かってませんでした。

マケドニアは旧ユーゴスラビアの南端。
外務省のデータ↓
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/macedonia/

バルカン半島の中、南にギリシャ、東にブルガリア、そこから反時計回りにセルビア、コソボ、アルバニアに囲まれた国です。

面積は約2万5千平方キロメートル、大体神奈川県と同じくらい。
人口は約200万人。
なんて説明しても、あんまりイメージは湧かないと思うのですが、大変小さい国で、首都中心部も徒歩で回れそうなコンパクトな街。

現在のマケドニア共和国が独立したのは1991年。
なのですが、民族紛争や政権交代による政治体制の変化などがあり、正確に「現在の」というのは限定しにくいようです。
今回、建築巡りのガイドをしてくれたViktorija Bogdanova ヴィクトリア・ボグダノヴァさんの話では、今の政治体制が出来たのはおおよそ2006年〜2008年からだとか。
歴史は深いのですが、国家としてはとても若い国です。

ヴィクトリアさんは20代半ば、Ss. Cyril and Methodius University of Skopje(スコピエ聖キリル・聖メトディ大学)の建築学科助手を務めています。大学院では都市計画を研究していた方。
もう1人、頼もしい旅の同行者は、建築やアートについて執筆しているライターの青野尚子さん。
スコピエの街の成り立ちから今の失敗例、建築工法から素材まで、3人で色んな話をしながら(炎天下の中…)街巡りをいたしました。

どんな建築物を見て来たか、は次のポストから行きます。
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by dezagen | 2015-07-14 14:06 | その他
マケドニアの食品パッケージなど
ライター渡部のほうです。

マケドニアとウィーンに行って、今朝戻って来ました。
メインの目的は、
1)マケドニアの首都スコピエで50年前に作られた丹下健三の都市計画、その後を見ること。
2)オーストリアのスーパーマーケットBillaのプライベートブランド、高級ラインのBilla Corso http://blog.excite.co.jp/dezagen/21578381/ の専門店の偵察と商品の買い出し。

建築の話は内容が濃いので(まだ帰国したばかりで頭がボーッとしてるんで)後にするとして、まずはマケドニアで見たパッケージから。

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縦割りパイナップルをぎっちぎちに入れるとか、西瓜半分を袋に入れるとか、日本では見ないタイプの包装。これはいいような気がする。

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マッシュルーム型のシール。

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卵のパッケージ。目玉焼きがシズル写真というのが多かった。

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牛乳パックは青一色印刷。

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涼しそうなペンギンパッケージの飲料。同行の青野尚子さん(建築+アートのライターさん)が飲んだところ、レモン味だったそうです。

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スープのパッケージというか、商品が入っている箱の山積み。

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ハーブティーのパッケージはこの程度で良い、という例。

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薬っぽいパッケージのビスケット。日本でいうと多分グリコのビスコや森永マンナみたいなものだろうか。

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牧歌的な娘さんがパッケージにいるとつい買ってしまう。

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マケドニア(旧ユーゴスラビア/東欧)なので、こういうそっけないパッケージがもっとあるのかと期待していたが、意外になかった。

ちなみに、マケドニア自体小さい国なので、スーパーに並んでるものは、近隣の外国、トルコやクロアチア産あるいはバルカン半島向けに一括して作られた外国製のものが多いのです。

さておき。
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イタリアなんかでも見るSAMURAI爪楊枝。

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多分黒胡椒。上の値札の付け方も新しいな。

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目が踊っている。そんなに嫌なら食べなきゃいいだろうに。

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かと思うと、こしゃくに軽くウィンクを投げてくるHELLO TONI(右手前)、上のHAPPY COW、上の棚奥のHOPLAのシェフのおじさん。チーズ(など)コーナーは笑顔に満ちていた。むしろ何がそんなに嬉しいんだろうかと疑うほどの笑顔だ。特にTONI。

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マケドニアの人はウエハースが好きに違いない。
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一見普通のウエハースパッケージだが、よく見ると800g。
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ウエハースは当たり前すぎるので、別にパッケージの工夫は要らない、というわけか。

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こちらは個人商店。量り売り。チョコレートが割れて入ってるけど、これも量り売りなのですよ。

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市場も偵察。

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市場のハーブ専門店。手前の花のようなものは何に使うんだろう。

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乳製品量り売り。奥の黄色っぽいのはバターなんじゃないかと思うのだが、手作りバターだったら絶対おいしいだろうな、今、日本でバター入手しにくいしな、とか、本気で買うか悩んだ。

マケドニアの食品パッケージの最後。市場の蜂蜜屋さん。
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上の蜂蜜入れが、普通クマだと思うんだけど、どう見てもブタに見えるのだよな。それともこれがマケドニアのクマ観なのだろうか。気になるところだ。
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by dezagen | 2015-07-09 17:21 | プロダクト・パッケージ
編集の各工程
編集宮後です。
修正を待っている間に、ふと編集の各工程を書き出してみたくなりました。
いまやっている仕事の工程を箇条書きにしてみると、

・本の企画や全体の構成を考える
・著者と打ち合わせする
・原価計算をする
・企画書をまとめる
・会議でプレゼンする
・台割をつくる
・スケジュールを組み立てる
・原稿や写真を依頼する
・取材をする
・自分で原稿を書く
・原稿を整理する
・写真などの図版を集める
・ISBNとバーコードを発注する
・デザイナーと打ち合わせする
・ラフを書いてデザイナーに渡す
・レイアウトや文字を修正する
・校正をする
・印刷担当と打ち合わせする
・束見本をつくる
・印刷所に入稿する
・スリップを発注する
・色校正をする
・見本出来後、確認する
・関係者に見本を送る
・amazon用資料をつくる
・書店用注文書をつくる
・販促用POPやパネルを用意する
・書店でのフェアやイベントを準備する
・請求書をもらって経理に出す
・プレスリリースをつくって送る
・借りていた資料などを返却する

と、いろいろあるのですが、この中で一番好きな作業は「台割をつくる」です。本の完成を想像しながら全体の構造を考えていくのが一番楽しい。他の人がつくった本を読むときは、内容を読んで楽しむのではなくて、目次の構成を見て楽しみます。本全体の構造がどのように組み立てられているのか、を読み解くのが楽しいのです(という話をすると、だいたいポカーンとされるんですが)。

編集の仕事というと、「企画を考える」が注目されがちなんですが、それ以外の地味〜な作業が膨大にあります。そういう地味な作業をきっちりやっていくことが全体のクオリティを上げることにつながるのではないかと思っています。

ほかの編集者のみなさんはいかがでしょうか?  「編集作業の中で好きな作業、苦手な作業」というテーマでぜひ意見交換してみたいです。
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by dezagen | 2015-07-01 01:10 | | Comments(0)