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純ココア 前半
 先々週末はバレンタインデーだった。

 バレンタインデーといえばチョコレート、てなわけでチョコレートの「これ誰」をやろうかしらん、と思ったが、待てよ。8年前、取材に行ったではないか。明治ミルクチョコレート。
 『これ、誰がデザインしたの?』に収められているので、まだ未見の読者は是非手に取って欲しい。むろん書店で買って。

 もう少し源にさかのぼり、今回は「ココア」にすることにした。「ココアはやっぱり森永♪」の森永製菓に行く。
 
 ココアはやっぱり♪ の音と思い浮かぶのは「森永ミルクココア」だと思うが、今回はさらに源流を訪ねて「純ココア」にする。

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写真:ミルクココア 120g

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写真:純ココア

 ミルクココアは「調整ココア」と呼ばれ、粉末にお湯を注ぎ混ぜればミルクココアができあがるもの。
 純ココアは、そのメイン材料であるココアパウダー100%。飲料以外、料理材料としても使う。飲むココアにするときは砂糖、熱湯と混ぜ、ペースト状になるまで練ってから、ホットミルクを注いで作る。

 ミルクココアと純ココア、かなりデザインは違うが、それぞれの「ココア」と「COCOA」が飾り文字になっているところで微妙に兄弟感を演出。ニクい!

 今回「純ココア」を取り上げたのは、そのあまりにもそのままなココアっぷりである。
・ベースとなる色はココアパウダー色。
・色と文字と飾り枠だけの構成で、表面に他の情報を見せていない
・表面の文字は英語のみ!
 
 こんな堂々としたココアっぷりのあるパッケージ、外国でもなかなかお目にかかれない。正に正統派。正に純。名とパッケージが見事に合致した希少な例である。
 このパッケージ、いかにつくられたのかは次回、後編にて。

 ちなみに渡部は、純ココアと蜂蜜を混ぜ、ペースト状になったものをそのまま舐めるのが好きである。こんな食べ方、どこにも載ってなかったが、いいのだろうか。
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# by dezagen | 2009-02-24 00:41
どんどん紹介していきます
デザイナーの皆様から
「こんなのつくりました!」と
最近のお仕事を送っていただくことが多いのですが、

限られた誌面の都合で
掲載を見送らなければならなかったり、
隔月刊のためにすぐご紹介することができないまま
時期を逸してしまったりと、
「もったいないなあ」と思うことが多々ありました。

せっかくブログがあるので、
今年からはそうしたものも
積極的にご紹介していきたいと思っています。

なるべく早くご紹介していきたいので、
「これ、おもしろい!」という
直感的な記事になってしまいますが
(じっくり取材するのは本誌のほうで…)、
旬な情報をお届けします。

「あの展覧会がおもしろかった」
「このプロダクト、いいですよ」
「最近ぐっときたDMはこれ!」といった、
自分の好きなものだけ&
偏見全開のゆるい記事になりそうですが、
気軽な気持ちでお楽しみください。

デザイナー&企業の皆様へ。
「こんなのつくりました!」という
お仕事がありましたら、ぜひお知らせください。
あ、直接私宛に送っていただけるとうれしいです。
送付先メアドは当ブログの
「これ誰が書いているの?」をご覧ください。
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# by dezagen | 2009-02-20 17:31 | Comments(0)
またまたHELVETICA
昨日は、大阪dddギャラリーで開催されているほうの
HELVETICA展の取材に行ってきました。
なんだか今月はHELVETICAづくしです。

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出張の目的は、この日行われたトークショウ。
金属活字のHELVETICAが日本で初めて
使われたときのエピソードや、
欧米での最近の使用例など、
ここでしか聞けない貴重なお話も。

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写真はHELVETICA(左)と
NEUE HELVETICAのRを比較しているところ。

左からライノタイプの小林さん、
嘉瑞工房の高岡さん親子。
画面には写っていないのですが、
書籍『Helvetica forever』の監修者、
小泉さんによる4名のトークでした。

HELVETICAが使われているポスター、プロダクトなど、
会場の展示構成は東京展とほぼ同じですが、
例えば4枚組ポスターの1、2枚目が東京で、
3、4枚目が大阪というように
出品物が微妙に違っていました。

HELVETICAの写植用の原図については、
東京展では壁面展示なのですが、
大阪展のほうは平台の上に展示されているので、
至近距離で見られます。
職人がフリーハンドで描いた
緊張感のある線は必見です。

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会場では映画「HELVETICA」の
DVD映像も放映されていますので、
まだご覧になっていない方はぜひ。
書体マニアでなくても十分楽しめます。

大阪展は2月27日(金)まで、
東京展は2月28日(土)まで開催。

展覧会の様子は次号『デザインの現場』4月号で
お伝えいたしますので、ご期待ください。

*この写真は取材用にdddギャラリーの許可をいただいて
 撮影しております。転用はお控えください。
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# by dezagen | 2009-02-20 00:38 | Comments(0)
すごいリボン
もう展示は終わってしまったけれど、
六本木ミッドタウンで開催されていた
JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)主催の
「GIFT ~ 未来へ託すデザインリボン」展を見てきました。

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会場にはJAGDA会員のみなさんがデザインした
オリジナルリボンが展示され、1巻500円で販売。

あいにく欲しかったリボンは売り切れていましたが、
誰もが見て楽しめるこうした展示はいいものです。

Jagdaのサイトで展示作品の一部が見られます。
http://www.jagda.org/contents/gift/gallery/

中でも目を見張ったのは、今回のリボン加工を
担当された矢地繊維工業の技術。

「スーパーソニック技術」でリボンにスリット
(型を使わない抜き加工)が入れられるそうで、
びっくりしました。

過去にデザ現でもオリジナルリボン制作企業の
取材をしたことがありましたが、
そのときはまだプリントしかできなかったはず。
技術は進化しているのですねえ。

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オリジナルのリボンもつくれるそうです。
詳しくは、こちら。

矢地繊維工業
http://www.yachi-tex.com/
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# by dezagen | 2009-02-13 15:31 | Comments(0)
息抜き
 今回のこれ誰ブログはバレンタインデーに合わせたネタをしっかり取材してきたのだが、少しリサーチに時間が掛かりそうなので、その合間の息抜きを。

 図書館という場所はすばらしく、古本屋でも滅多にお目にかかれない希少本が読める。しかもタダ。

 今、夢中になっているのが『少年少女世界推理文学全集』。あかね書房が1964年から65年に掛けて出していたもので、全20冊が出ている。今のところ、借りて読んだのは以下の4冊。

No.6 『魔女のかくれ家/二つの腕輪』 カー 内田庶訳 後藤一之絵 1964年刊
No.8 『エジプト十字架の秘密/十四のピストルのなぞ』 クイーン 亀山竜樹訳 横尾忠則絵 1964年刊

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No.14 『あかつきの怪人/暗黒街捜査官』 チャータリス/チャンドラー 福島正実訳 灘本唯人絵 1964年刊
No.18 『ジキル博士とハイド氏/自殺クラブ』 スチーブンソン 飯島淳秀訳 伊坂芳太良絵 1965年刊

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No.19 『人工頭脳の怪/ノバ爆発の恐怖』〈SF編〉 シオドマク/ハインライン 内田庶訳 松下勲絵 1965年刊

 もう気が付いたかと思うが、この全集の飛び抜けているところは「挿絵」。『腰巻お仙』で話題となる前の横尾忠則とか、独立前の灘本唯人とか、昨今再評価高い伊坂芳太良とか、こんなに贅沢にイラスト放出しちゃっていいのかしらん?と思うほど絵がたくさん(子供向けだし)。
 その他、真鍋博、和田誠、黒田征太郎、山下勇三らがイラストを寄せているらしい。続けて読まねば。

 あ「これ、誰がデザインしたの?」でした。
 ブックデザインは沢田重隆・鈴木康行です。
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# by dezagen | 2009-02-12 23:29