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すごい入社案内
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どこのオフィスにもありそうなコピー用紙。
でも、中を開けてみると
1枚ずつペラで印刷されたリクルート用の入社案内が。
一見、社内でとったカラーコピーに見えますが、
よく見てみると、きちんとオフセット印刷されていたのでした。

このご時世、「そこまでしなくても」と言われそうな凝り方ですが、
ここまでやってしまうところに
「こんな時代だからこそ、いい人材を採用したい!」という
会社の意気込みのようなものを感じます。

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そして、印刷だけでなく、中身もすごい。
先輩社員の仕事の様子を伝える詳細なレポート、
びっしり書き込まれた手帳の写真、
実際に仕事で使ったCMの絵コンテなど、
現場感あふれるビジュアルがもりだくさん。
(不特定多数の方々にに見せるものではないので、
ウェブで詳細な中身までお見せできないのが残念…)

ここまで見せちゃっていいの?と思うと同時に、
見ているとなんだかこんな仕事をしてみたいと思えてくる。
「この会社に入りたい!」と思わせる秀逸なデザインです。

この入社案内は、広告会社アサツー ディー・ケイのもの。
アートディレクションを担当したのは、
以前『デザインの現場』08年10月号でご紹介した
同社の松本ゆき菜さん(ちなみに昨年の入社案内も松本さんが担当)。
松本さんの技量もさることながら、
最終的にこのアイデアにOKを出された責任者の方もすごいですね。

先日、自社の求人広告でダメ社員を紹介したら
応募が殺到した会社のニュース
http://www.j-cast.com/2009/02/25036595.html)がありましたが、
アイデア次第でおもしろくなりそうなこの分野、
デザインでまだまだ開拓できそうです。
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# by dezagen | 2009-03-02 23:35 | Comments(0)
椅子の背中
最近出た、オフィスチェア2種。

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左:内田洋行「RUTA」 デザイン 藤森泰司
右:ハーマンミラー「Embody Chair」 デザイン ビル・スタンフ、ジェフ・ウェバー

椅子は背中が勝負。

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方や、男は黙って…(何を飲むんでしたっけ?)といった、静かなたたずまい。
方や、骨格まで見せ見せ。

自宅作業やカジュアルな仕事場にも向くスマート椅子か、
長時間座っていても疲れなさそうな高機能ハイテクチェアか。
仕事の仕方も様々。

詳細は
内田洋行 www.uchida.co.jp
ハーマンミラー www.hermanmiller.co.jp
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# by dezagen | 2009-02-26 01:48
純ココア 後編
前編の前置きが長かったが「これ、誰がデザインしたの?」的な回答は意外にあっさりしたものであった。

「社内です」

 じゃあ、社内の誰?と聞きたいところだが、戦前から綿々と作られてきたものを継承したもの。オリジナルは誰がデザインしたのか資料が残っていないのだそうだ。残念。

 堂々としたココアっぷりを作る、茶色ベース+文字の構成は「ブレクファストココア」登場1920年当時から続いている。
 1955年、戦後再発売され、飾り文字を使い始めてからの印象はほぼ同じ。

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商品、左から1936年、1968年、1970年、1976年、1977年のもの。

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これが現在の商品。

 飾り枠、エンゼルマークの変化があり、缶から紙パックに移行し、と徐々に若干微調整されている。
 現行のデザインは2001年から変わってない。社内デザイン室で頑なに美感を貫いた方がいるのか、というとそういうわけでもない。

 森永製菓の基本姿勢は「お客様第一」であり、時代背景、技術革新、消費者のニーズに合わせて、適時デザインのリニューアルをし、できるだけ消費者の気持ちを反映させている。
 ということは、消費者自身が「純ココアは変わらなくてもよい」と判断しているとも考えられる。

 むろん、認識を定着化させている工夫もある。
「エンゼルマークとCOCOAのロゴをおおまかに見た山形で純ココアを認識できます。その部分は箔押しで特に目立ちますね。エンゼルマークを大きくしているのは森永の製品という表明です。日本のチョコレート、ココアのパイオニアですから信用、安心感につながると思います」と、デザイン室室長の大塚隆氏は言う。

「他の製品ですと内容が改良されたり、変化して大胆なパッケージリニューアルをすることはありますが、純ココアの場合、原材料の改良研究を日々行っていますが、100%ココアパウダー、というところは全く変わらないことですから」と加えるのは、史料室長の野秋誠治氏。
 この史料室というのがまたすごく……、という話をすると長くなるので、その話はいずれ。

 森永製菓史料室様。また取材させて下さい。

 森永製菓 純ココア
 http://www.morinaga.co.jp/cocoa/pure/index.html
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# by dezagen | 2009-02-26 01:33
純ココア 前半
 先々週末はバレンタインデーだった。

 バレンタインデーといえばチョコレート、てなわけでチョコレートの「これ誰」をやろうかしらん、と思ったが、待てよ。8年前、取材に行ったではないか。明治ミルクチョコレート。
 『これ、誰がデザインしたの?』に収められているので、まだ未見の読者は是非手に取って欲しい。むろん書店で買って。

 もう少し源にさかのぼり、今回は「ココア」にすることにした。「ココアはやっぱり森永♪」の森永製菓に行く。
 
 ココアはやっぱり♪ の音と思い浮かぶのは「森永ミルクココア」だと思うが、今回はさらに源流を訪ねて「純ココア」にする。

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写真:ミルクココア 120g

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写真:純ココア

 ミルクココアは「調整ココア」と呼ばれ、粉末にお湯を注ぎ混ぜればミルクココアができあがるもの。
 純ココアは、そのメイン材料であるココアパウダー100%。飲料以外、料理材料としても使う。飲むココアにするときは砂糖、熱湯と混ぜ、ペースト状になるまで練ってから、ホットミルクを注いで作る。

 ミルクココアと純ココア、かなりデザインは違うが、それぞれの「ココア」と「COCOA」が飾り文字になっているところで微妙に兄弟感を演出。ニクい!

 今回「純ココア」を取り上げたのは、そのあまりにもそのままなココアっぷりである。
・ベースとなる色はココアパウダー色。
・色と文字と飾り枠だけの構成で、表面に他の情報を見せていない
・表面の文字は英語のみ!
 
 こんな堂々としたココアっぷりのあるパッケージ、外国でもなかなかお目にかかれない。正に正統派。正に純。名とパッケージが見事に合致した希少な例である。
 このパッケージ、いかにつくられたのかは次回、後編にて。

 ちなみに渡部は、純ココアと蜂蜜を混ぜ、ペースト状になったものをそのまま舐めるのが好きである。こんな食べ方、どこにも載ってなかったが、いいのだろうか。
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# by dezagen | 2009-02-24 00:41
どんどん紹介していきます
デザイナーの皆様から
「こんなのつくりました!」と
最近のお仕事を送っていただくことが多いのですが、

限られた誌面の都合で
掲載を見送らなければならなかったり、
隔月刊のためにすぐご紹介することができないまま
時期を逸してしまったりと、
「もったいないなあ」と思うことが多々ありました。

せっかくブログがあるので、
今年からはそうしたものも
積極的にご紹介していきたいと思っています。

なるべく早くご紹介していきたいので、
「これ、おもしろい!」という
直感的な記事になってしまいますが
(じっくり取材するのは本誌のほうで…)、
旬な情報をお届けします。

「あの展覧会がおもしろかった」
「このプロダクト、いいですよ」
「最近ぐっときたDMはこれ!」といった、
自分の好きなものだけ&
偏見全開のゆるい記事になりそうですが、
気軽な気持ちでお楽しみください。

デザイナー&企業の皆様へ。
「こんなのつくりました!」という
お仕事がありましたら、ぜひお知らせください。
あ、直接私宛に送っていただけるとうれしいです。
送付先メアドは当ブログの
「これ誰が書いているの?」をご覧ください。
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# by dezagen | 2009-02-20 17:31 | Comments(0)