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『當年相戀意中人』という本
ライター、渡部のほうです。

お友達のヴィジュアルアーティスト、タコラこと、太公良君からこんな本を頂く。
タコラ君のサイト http://www.graphictakora.com 

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『當年相戀意中人』Rex Koo著 非凡出版刊
この中国語(広東語かなあ)は、実は分からない。恐らく「当時意中だった人」とかそんな意味じゃないかと思う。

中身が分からないのに紹介すんな、と言われそうだが、絵が素晴らしいのだ。
ブログでどこまで載せていいのか分からないので、以下の博客来(台湾のamazonみたいなサイト)で、中の絵をご覧下さい。


内容は、香港映画の名作から、いいシーンや好きな俳優女優などを抜き出し、イラストにしたもの。
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このページは映画「花様年華」(2000年 ウォン・カーウァイ監督)に出て来る食堂「金雀餐廳」を取りあげている。次のページが、映画に出て来るマギー・チャンのお洒落七変化(じゃないか、8種類のファッション)をイラストで紹介。また、これがツボを得た、マギー・チャンのつーんとした表情でぐっと来る。

著者のRex Koo 顧沛然さん
映画紹介の文章も書いている。

この人面白いなあ。誰か日本語訳本を出してくれないかしら。
わー、もらった、嬉しい、というのでブログに書いてしまったが、もうちょっと調べてみよう。。。


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# by dezagen | 2016-10-21 08:55 |
『デザインの解剖展』
ライター渡部のほうです。

本日、10月14日(金)から21_21 DESIGN SITEで『デザインの解剖展』が始まる。

自分も部分的に参加している展覧会、というのはなんだか紹介が難しい。

展覧会ディレクターは佐藤卓氏。これまでもキシリトールガムや写ルンですなどを対象とし「「デザインの解剖」のテーマを10年以上続けている。
プレスプレビューでの、佐藤氏(左から2番目)と岡崎智弘氏(中央)。
岡崎氏は展示の企画製作を担当し、佐藤氏と話し合いながら、展示の内容、工夫、参加アーティストの選択などを行った。
中野豪雄氏(左)の作品「ウェブサイトの解析」の前で。

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そもそも「デザインの解剖」とは何か?
入口入ってすぐ、佐藤氏からのメッセージが分かりやすい。

「デザインの解剖」とは、
①身近なものを
②デザインの視点で
③外側から内側に向かって
④細かく分析することで
⑤ものを通して世界を見る
⑥プロジェクトです。

今回の展示で「解剖」されたのは、明治の誠品、
きのこの山、明治ブルガリアヨーグルト、明治ミルクチョコレート、明治エッセルスーパーカップ、明治おいしい牛乳、
5種。

分析する「外側」の最も外側は商品名、だと、佐藤氏は言う。実物がなくても、名前が人々に認識され、語られ存在する。視覚的にはロゴマークとなる。そこからさらに内側へ向かっていくと、外観、パッケージのグラフィック要素や素材、内容物。さらにそれらを解剖していくと、分子レベルまで達する。

こちらは巨大ミルクチョコレート。
分子レベルまでは見えないものの、大きなチョコレートを分析の目で眺める。
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分析のテキストは柱状のボードに。各商品に付き約50強、5商品すべてで合計約300の項目に分かれ、解説。

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これを全部読んでいると多分1日が終わる。
ので、各柱には、このように要約が。
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先に、この展覧会に自分も部分的に参加、と書いたが、この中の明治ブルガリアヨーグルトのテキストを担当した。
商品のテキスト担当はそれぞれ以下の通り
きのこの山 高橋美礼
ミルクチョコレート 杉江あこ
明治ミルクチョコレート 神吉弘邦
明治おいしい牛乳 廣川淳哉
総合編集 下川一哉、杉江あこ
総合要約 土田貴宏

テキストと図版をまとめた書籍は11月半ばに刊行予定なので、会場ではここでしか見れない立体作品や、アーティストの参加作品を中心に楽しんで欲しい。

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ブルガリアヨーグルトのグラフィック要素を一つ一つ分解し、立体化したもの。
テキストを書いている時は、正にこんな風にバラバラにしながら分析を進めて行ったので、展覧会のプレビューで初めてこの作品を見て感動。

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私が一番傑作だと思ったもの。
チョコレートとクラッカーで出来ているきのこの山、をしめじ、えのき、エリンギ、椎茸で作った場合。
エリンギは食べにくそう。シメジをボロボロこぼしながら食べてみたい!!
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アーティスト参加作品の中で、ついつい遊んでしまっていたもの。
明治おいしい牛乳の「ロゴタイプの拡張」アーティスト 下浜臨太郎氏。
「おいしい」の文字部分を他のひらがなで作ったパーツを積み上げ、自分の好きな言葉で「〜の牛乳」ができあがる。
強い主張をしないおだやかなタイポグラフィーだが、言葉を変えても「おいしい牛乳」感がある。タイポグラフィーの力を実感する作品。

取りあげているものが本当に身近なものだけに、(例えばデヴィッド・ボウイ大回顧展みたいな)華々しさはないけれど、身近にあるものがこんなに面白いのか、と思ってもらえると嬉しい。
って、極力客観的に書こうと思ったのだが、やはり主観的になってしまった。皆様是非。





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# by dezagen | 2016-10-14 08:57 | 展覧会
都庁のサイン
ライター渡部のほうです。

パスポートの更新に都庁のパスポートセンターへ。
自転車で行ったのだが、(仮設なのか)自転車置き場が地下の奥まった、ひどく目立たないところにある。

そこからパスポートセンターへの行き方を聞くと、
「ここをまっすぐ行って左です」
とのこと。

左〜、と見て行くと

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あれ?階段。こっちじゃなさそう。
こっちでもないのかなー。
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と、かなりうろうろした後、おお、やっとサインが。目立たないなあ…。
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「都庁前」駅から来ると比較的分かりやすいはずなのだが、自転車で来たので、シンメトリー構造+半円構造の建物で、どっちがどっちだったか。。
もうちょいサイン頑張れ〜、都庁。
地下は一部工事中。サインよりくまざわ書店が目立ってるな。
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# by dezagen | 2016-10-12 08:23
DesignTalks 03 「コスモテックの箔押しマスキングテープ制作裏話」 開催のお知らせ
本ブログで取材させていただいた、デザイナーの小玉 文さんと箔押し会社コスモテックの青木政憲さんによる箔押しマスキングテープ「ナスカの電子回路」。その第二弾が完成したのにともない、小玉さんと青木さんによるトークイベントを開催いたします。

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(上)第一弾のテープ「ナスカの電子回路」、(下)第二弾のテープ「錦鯉スパイラル」



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タイトル:DesignTalks 03
「コスモテックの箔押しマスキングテープ制作裏話」
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出演青木政憲(コスモテック)、小玉文(デザイナー/Bullet inc.主宰)

日時2016年10月16日(日) 15:00〜17:00

場所:Book&Design
(東京都台東区浅草2-1-14 2F/最寄り駅は東京メトロ銀座線、都営浅草線、
東武スカイツリーラインの浅草駅です。朝日信用金庫となりの4階建てビルの2階です)

定員:先着順 20名、要事前申し込み

会費:1,500円(当日会場でお支払いください。サンプルなどのおみやげ付きです)


内容
難易度の高い箔押し加工に挑戦し、クリエイターの方々からの信頼もあつい箔押し加工会社、コスモテック。今年、デザイナーの小玉 文さんとともに「ナスカの電子回路」という豪華箔押しマスキングテープを制作し、大変な話題となりました。

(「これ、誰がデザインしたの?」ブログでも渡部さんと一緒に取材をさせていただきました。http://dezagen.exblog.jp/25313565/

続く、第二弾となる新作テープ「錦鯉スパイラル」の完成を記念して、コスモテック営業担当の青木政憲さんとデザインを担当した小玉 文さんをお招きし、マスキングテープができた背景や制作プロセスなどを語っていただきます。ほかにもコスモテックで制作された箔押しマスキングテープの数々を会場でご紹介いただきます。テープの現物や箔押しのサンプルも持ってきていただく予定です。

話題のテープや箔押し加工について、制作当事者のお二人に直接質問ができる絶好の機会ですので、皆様ふるってご参加ください!(申し込み方法は、このブログの一番最後をご覧ください)


登壇者プロフィール
コスモテック
独自性の高い「箔押し印刷」分野での市場開拓というミッションのもと、2001年に設立。「印刷会社からも請ける印刷会社」として、アート分野にまで市場を拡大。取引先は印刷会社・デザイン事務所から一般企業など多岐にわたるほか、特殊加工の名刺キャンペーンなど、個人からの注文も受け付けている。
http://blog.livedoor.jp/cosmotech_no1/

小玉 文(Bullet inc.)
1983年大阪生まれ。東京造形大学デザイン学科グラフィックデザイン専攻領域卒業。株式会社粟辻デザインへの7年間の在籍を経て2013年、株式会社BULLETを設立。東京造形大学 非常勤講師。
http://www.bullet-inc.jp


主催:Book&Design
(当ブログを執筆している編集宮後と有志メンバーによる団体です。「浅草デザイン蚤の市」や「DesignTalks」など、本とデザインにまつわる各種イベントを企画しています)


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お申し込み方法
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・参加ご希望の方は、お名前、参加人数、メールアドレス、携帯電話など当日のご連絡先
(緊急連絡用)をご記入の上、以下の宛先までメールでお申し込みください。
 折り返し、受付完了のお返事をいたします。

・会費は当日会場でお支払いください(1万円札はご容赦ください)。
・お申し込み後、欠席される方はお手数ですが、ご連絡いただけますと幸いです。
・定員に達しましたら申し込みを締め切ります。

 申し込み先:y.miyago(アットマーク)gmail.com
 件名:DesignTalks 03申し込み
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# by dezagen | 2016-09-26 08:01 | イベント | Comments(0)
パリのスーパーマーケットにて
ライター渡部のほうです。

フランスのスーパーマーケット、Monoprix モノプリのプライベートブランドについてはこのブログでも何回か触れている。

2010年に行われた大々的なリニューアルでは以下のような
色のバーと文字だけの構成、シズル写真やイラストなし、のものでカンヌライオン銀賞も受賞している。
この路線は現在も続いていて

保冷バッグ
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衣料用洗剤。
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魚缶詰
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などでは、当初のまま色のバー+文字で構成されているが、やはり文字だけでは消費者が分かりにくかったようで、現在は食品は概ねシズル写真付き、子供向けはイラスト付き、に代わっている。
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当初のものはいさぎよく格好良かっただけに残念ではある、が、やはり写真があるとすぐ認識できるというのは外国人に限らず、忙しい買い物客も同様のこと。理由は分かる。しかし、惜しい。

今もあるシズルに頼らないモノプリの商品を見ていると、むしろその商品の容器そのものに目が行く。
住宅用洗剤
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などは、白のボトルにヘッドが鮮やかな赤、青、緑、とコントラストが強い。
日本のものに比べるとかなり鮮やか。と思ったら、こんなに派手派手なものも。
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BANG! って爆発的にすごい威力なんだろうなあ…。隣のMr Cleanというかフランスなのでムッシュープロプルが地味に見える。

改めて初心者気分で見てみると、やはりフランスの商品は概ね、色鮮やか。色のバリエーションが多く、カラフルだ。こちらはオイル。
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日本だとコスメ系にしか使われないような鮮やかな色も食品に使ってしまう。フランスの色感覚はやはり独自なものを感じる。

モノプリに話が戻るが、衣料や生活用品(文房具やベッドリネン、食器など)もオリジナルのものを出していて、外部とのコラボレーションも活発。
今は、ファッションブランドのFAGUO
http://www.faguo-store.com/fr/
とのコラボレーション商品、文具やバッグなど、を展開中。
https://www.monoprix.fr/faguo-pour-monoprix-890001

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小物の絵でパターンを作り、紙ものや布ものに応用。
個人的な見解で、NYやロンドンを中心としたグラフィックやプロダクトのトレンドから見ると、ちょっとズレを感じる。ダサいというわけでもないのだが、なんとなくスペースが緩めだったり、突然感があったり。

パターンものといえば、欧米のクリネックスティシューは高い(1箱200円とか300円とか)ためなのか、外箱に凝っているものも多い。円筒形でパターン使いのものがあった。でも250円は高いので買わない。
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話変わって、追いかけているマヨネーズ容器観察。
世界のマヨネーズはガラス瓶入り、固めのプラスチック逆立ち型、金属チューブ入り、日本の柔らかいポリエチレン容器型、と様々。

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フランスはまだガラス瓶入りが主流(棚の下のほうの大きさをご覧下さい)+使いやすさで逆立ちプラスチックも、といった感。そもそもケチャップやマスタードもガラス瓶入りが主流だし、よく考えてみると、ジャムなり各種ソース類など、テーブルの上に置かれるものはガラス瓶派が根強いようだ。

ロンドンからパリに移動して思うのは、フランスはイギリスよりも、昔ながらのデザインを頑なに守っているブランドが多い。
この焼き菓子もいつからこのデザインなのだろう。変わっているのかもしれないが、歴史ある感、というのは何者にも増して強いのか。
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割とどうでもいい話だが、蚊除フレグランスの「ZEN sect」。どこらへんがzen=禅なのだろうか。ヨーロッパだとzenという言葉が使われすぎて、どういうものがzenっぽいのか全く分からない。
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最後、よく見たらかなり大胆な看板。
カルフール(Carrefour)の文字がなく、「シンボルマークだけ+Market」。
他にCarrefourの文字表記の看板はなし。
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日本のコンビニのように色で識別させているわけでもない。
ちなみにカルフールのコーポレートカラーは白地に青と赤だが、白地ですらない。
他の国のカルフールは概ね白地に青と赤を守っている。が、カルフールはフランスが本国。いかに地元で認知されているかが伺える。



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# by dezagen | 2016-09-25 08:04