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韓国・釜山で見たプロダクトとパッケージデザイン
ライター渡部のほうです。

釜山で見たプロダクトとパッケージデザインについて。

バケツの青が日本のポリバケツ(最近あんまり見ないなー)より、色濃い目。
赤(これは日本だとパステルピンク)(でもパステルピンクのプラスチック用品って、青系のプラスチック製品以上にほとんど見なくなったなあ)も、青同様濃い目の赤。

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以前ソウルで見た時も思ったが、濃いのだが、くすみのある青、赤(及び、緑)が多い。
バケツは四角っぽかったり、リブがあったり、というよりは、コップのような円錐台の形がほとんど。「ゴミ箱です」「バケツです」という特定の用途に限らず、あらゆるものに使える万能型ということか。

洗面器的なものは、おそらく洗面器にも使われると思うが、調理用品のボウルとしても使われていた。食道で和え物の追加を頼んだら、おばちゃんがキッチンから席まで歩く間に、赤い洗面器の中で混ぜられ、即サーブされた。
今、日本でほとんど見ないプラスチック製ボウルも健在。

バケツ型といえば、バケツ型の鍋なのか、鍋にも使えるバケツか…
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韓国版100均+50均(韓国ウォンなので、1000均、500均)で。
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市場の後、3階建てのスーパーマーケット(車で来て大量に買うような店。ちなみにロッテマート)に行ったのだが、プラスチック製品は、市場のものと半分以上違っていて、日本のそれと変わりなかった。
強いて言えば、強力なパッキングの食品コンテナーが多かったことか。キムチ系漬け物保存用かなあ。

全体的にパッケージの余白が多い。
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地色が主張しているが、やっぱり余白多い。レトルト食品。
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スナック類も。
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甘いお菓子も。
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ポスターもかなりの余白。というか、すごい合成感。フォトショ頑張った、みたいな。
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このDr.Youは、日本でもブラウニーが人気のMarket O http://www.orion-japan.com/marketo/realbrownie/ と同じく、オリオンの独自ブランドシリーズ。
マクビティのダイジェスティブかと思った。雰囲気掴むのがうまい。
Market Oは50年代アメリカオールディーズ風なデザインで統一してたり、最近のオリオンはデザインにも意識を向けるようになった様子。
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韓国の牛乳パックにはほとんど「牛」がいなかった。
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ポッキーに似ている、韓国ロッテの「ペペロ」。昔はポッキーに似ているデザインを続けていたように思っていたが、このグリッドすっきりデザインに変わってから、独自路線になったように思う。
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卵のパッケージは日本よりも紙パックが多いが、古紙モールド以外の形も多い。こちらは茹で卵。
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投函用のポストは日本のものと似ていた。
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とりあえず、余白が多い、というのが今回は気になった次第。
以上。

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# by dezagen | 2016-09-08 22:10 | プロダクト・パッケージ
韓国・釜山の公共デザインは分かりやすいかどうか
ライター渡部のほうです。

1泊2日で、韓国釜山へ。
韓国は多分3回目か4回目だが、ソウルだけじゃなく、ということで釜山(プサン)へ。
韓国はハングル語が分からないと、移動が難しいはず!
と思っていたが、意外に日本語、英語、中国語表記が多い。
こちらは地下道への案内。

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バス停。フラットスクリーンでバスの動向がすべて分かる様子。恐らくスマートフォンのアプリと連動しているのだろう。今回、バスは使わなかったが、アプリを入手してバスも自由自在に使いこなしてみたい。
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スクリーンの拡大図。
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とても高い地下鉄入口のサイン。よく見ると、英語、日本語、中国語が書かれている。

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地下鉄駅内。出口案内が分かりやすい。

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地下鉄内の路線図。乗っている路線(これは1号線)の説明だけの情報。これもハングル、英語、日本語、中国語表記、で観光客には助かるのだが、若干情報盛り過ぎで、見にくくなりそうな気配。
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ホームの床のタイルそのものがサイン。「←新平(駅)1号線」はこちら、と誘導。でもハングル読めないと分からない。
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地下鉄から、空港に繋がっている別の鉄道、釜山金海軽電鉄へ。通路の壁にこのサインが、
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ベルト状にずーっと駅に辿り着くまで続いている。これは親切。
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アプリに関して言うと、私は旅行事前に調べておかなかったのが悲しいところ。
Subway Korea」
ハングルと英語で対応している「Navar Map」
ハングルで対応している「부산 버스 (BusanBus)」
が便利という声。

ちなみに私の場合。2冊も買った韓国語会話集よりも、google 翻訳 app がかなり役に立った。iPhoneに向かって喋る、翻訳される、相手が読む(聞く)、相手がiPhoneに向かって喋る、翻訳される、私が読む、というようなちょっとまどろっこしい感じだが、会話集に載っていない言葉や物やシチュエーションは多いので、翻訳機というのは役に立つ。

とはいえ、やはりハングルが分からないと「うむむ…」というところも多い。
何かが危険だと訴えている感じは分かるのだが、何が危険なのだ。。。

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これも何かが危険、恐らく「滑りますよー」なのだろうが、ピクトグラムの人がまるで階段に寝そべり、心地よい感じに見える。全体的にピクトはヘタクソだなあ。(私の主観ですが)

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やっぱピクト、下手だよなあ…。これ、何かに寄りかかっちゃいけないよ、ってことなんだろうけど、どこに寄りかかれと…。「위험」は危険の意味。
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下手ピクトを見るのは別に嫌いじゃない。ホテルのエレベーターのピクト。車椅子レースにでも出るのか、この走り出しそう感。
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釜山自体、公共物以外の看板はほとんど韓国語のみなので、ハングル語が分からないと歩き回るのはちと辛いものがあるのだが、公共交通はかなり旅行者に優しい。
釜山の人達が皆、優しい(?)ので、分からなそうな顔をしていると、回りの人も集まってきて一生懸命助けてくれる。
また、観光客のよく行くお店では、日本語や英語や中国語(の全部、もしくはどれか)併記、お店の人も分かる範囲の日本語(私達に対して)で対応してくれるので、なんとかはなる。サインがカバーできないところはマンパワー、というのは、日本と似ている。

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# by dezagen | 2016-09-06 22:26 | その他
DesignTalks 02 「『これ、誰がデザインしたの?』取材裏話」トークイベント報告
編集宮後です。
9月4日(日)に開催したDesignTalks 02 「『これ、誰がデザインしたの?』取材裏話」トークイベントにいらしていただいた皆様、ありがとうございました。このブログを借りて御礼申し上げます。

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当日は、取材先であるトンボ鉛筆広報、川崎さん、アイ・デザインの児山さん、書籍デザインを担当した山野さんも参加。企業やデザイナーからの視点でお話いただき、より立体的な話ができました。

いままでに取材したアイテム62件、その取材先、誰がデザインしたのか?、一言コメントをつけたシートを受付でお渡しし、それを見ながらトークを進行して行きました。

まず、連載が始まった経緯について。「え、なに、このデザイン!?」というデザインに対する渡部さんの怒り(?)や「どうしてこうなるの?」という疑問を検証するべく、そのデザインがつくられた現場を取材するというのが連載の趣旨。連載第1回で取材したプロ野球のユニフォームの話からスタートしました。

次に「特に印象に残った取材先」コーナーでは、担当者の方のお話の深さに感動して、思わず2回、3回と取材を重ねた取材先を紹介。トンボ鉛筆のMONO消しゴムと会社のロゴ、アイ・デザインが手がけた成田国際空港やJR東海のサイン計画については、会場に来ていただいた担当者の方々から直接お話をうかがいました。

「行ってみたらたくさん資料が出てきた取材先」では、森永、TOP'S、紀ノ国屋(スーパーマーケット)、鈴廣を紹介。膨大に保管されている資料の量に、老舗企業の底力を見た思いでした(ぜひ展覧会などで披露していただきたい!)。

「デザインがよく変わるもの、変わらないもの」では、よく変わるものとして、台所用洗剤を例にあげ、ラベルに入っているイラスト(手やスポンジなど)が細かく変化していくさまを説明。また、変わらないものでは、輪ゴム(オーバンド)やノート(キャンパスノート、ツバメノート、ジャポニカ学習帳)などの文具が多いという気づきもありました。

キャンパスノートを取材した際にうかがった「ノートは万人が使うものなので嫌われないデザインを心がけている」というお話にうなづいてくださるお客様が多かったです。とかく「売れるデザイン」に注目しがちですが、「嫌われないデザイン」という新しい視点が新鮮だったようです。

「ツバメノートを誰がデザインしたのか?」という話はこちらのブログをご参照ください。答えは「通りすがりの人」。歴代でもっとも衝撃的な回答でした。
http://blog.excite.co.jp/dezagen/21326208/

ほかに質問でいただいていた「インハウスデザイナーが担う役割について」「有名なデザイナーとそうでないデザイナーがデザインしたものの違い」について、お答えしつつ、会場の方からも活発に意見をいただけて良かったです。プロのデザイナーのお客様が多かったためか、スピーカーとお客様で双方向のやりとりができました。それだけ皆様の関心が高いテーマだったのかなとも思います。参加いただいた皆様、ありがとうございました。
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# by dezagen | 2016-09-05 18:23 | イベント | Comments(0)
東京は旅行しやすいのだろうか シンガポールから帰って見て
ライター渡部のほうです。

シンガポールは都市計画がよく出来た場所で、海外旅行初心者にも使いやすい、と言われる。
アジアでは他にバンコクや香港などが外国人に人気の旅行先だと思われるが(特に手元にデータがないので、思われる、と書いておく。主に英語で書かれた旅行滞在記などを見る限りの感想)、シンガポールの使いやすさにはかなわないだろう。

私が見る、シンガポール、バンコク、香港で旅行をする際の良いところと悪いところは

シンガポール
・公用語が英語。これは最大の武器かも。。
・公共交通のMRTとバスは使いやすい。MRTのサインの大きく、見やすい。歩道の「こっちに駅です」表示も多い。
・ez-linkカード(suicaのようなICカード)で料金をいちいち調べなくていい。残額払い戻しは難しい(口座に入金する方法なので)。
・バス停は行き先表示ではなく、バス番号だけ書いてあるものが多い(バスターミナルなどは詳細表示)が、番号と行き先はスマホのアプリで簡単に分かるようになった。バス停のサインはその分シンプルな表示、大きな表示ですぐ分かる。
・ストリートネームのサインはしっかりしている。
・タクシーは安いが、停められる場所が厳格に決まっているので、タクシー乗り場まで行くのに、暑すぎて疲れたりする。。
・ホテルは高め。比較的安いところもある。
・食事は屋台街、フードコートでは、大体写真付き、値段表示ありのメニュー看板なので、指させば楽。色々ありすぎて迷うということはある。ランチタイムなどは人が多すぎてひるむ、ということもある。
・食品に関して、ハラール、ベジタリアンの表示がしっかりしている。
・旅行者向けプリペイドSIMカードが安いので(日本のキャリアの海外ローミングでもいいけど)、SIMロックフリーのスマホがあれば、地図、交通機関、翻訳など諸々の問題解消。楽。
・お金。紙幣も貨幣も数字が分かりやすい。高額紙幣(50ドル以上、約3,500円)以外はプラスチックの紙幣にほとんど切り替わった様子。

バンコク:
・公共交通のBTS(高架鉄道)は英語表記もあり、非常に分かりやすい。地下鉄のMRTは開通時故障が相次いでいたが、今はどうだろう。また、雨に弱い。
・公共交通のバスは、ローカルの人でないとかなり分かりにくい。バス停は分かりにくい。
・が、物価が安いので、タクシーで移動できる(渋滞が怖いけど)。
・BTSとMRTはラビットカード(suicaのようなICカード)で料金をいちいち調べなくていい。残額払い戻しも楽。
・ストリートネームがあるようで、ない。大きな道はなんとなく分かるが、ストリートネームのサインがどこにあるか分からないことが多い。
・暑すぎて、徒歩ではどこかの場所に行くのが辛い。
・ホテルは安宿から高級ホテルまで、選択肢が多い。
・食事は屋台や簡易食堂では、言葉が分からなくても、指を指せばなんとかなる。レストランは場所によるが、多くの場所で英語が通じる。
・旅行者向けプリペイドSIMカードが安いので(日本のキャリアの海外ローミングでもいいけど)、SIMロックフリーのスマホがあれば、地図、交通機関、翻訳など諸々の問題解消。楽。
・お金。紙幣がヨレヨレなことがある。数字は見やすい。硬貨は10バーツ以外、よく分からないことが多い(すり減っていたりもするし)。

香港
・公共交通がよく出来ている。MTRのサインも大きく、英語表記もしっかりしている。
・ローカルバスもバス番号でなんとなく分かる。ミニバスはローカルの人でないと若干使いにくい。バス停は分かりにくい。
・オクトパスカード(suicaのようなICカード)で料金をいちいち調べなくていい。残額払い戻しも楽。
・バンコクと同様、公共交通が難しければタクシーを使えばいい。安いのでそんなに不安はない。
・ストリートネームの表示は概ね分かりやすい。分かりにくい場所もある。
・ホテルは高め。
・食事は漢字圏の人はあんまり困らないと思うが、英語圏の人向けに英語メニュー、英語併記メニューが用意されているところが多い。そもそもメニューがないところは「あれ」と指を指せばいい。
・バンコク同様、旅行者向けプリペイドSIMカードが安いので、SIMロックフリーのスマホがあれば、地図、交通機関、翻訳など諸々の問題解消。
・お金。発行銀行が3行ありそれぞれ紙幣デザインが違うので戸惑う。色で見分ける。アラビア数字と漢数字と図柄があり、割と見にくい。プラスチック製がほとんどになったような気がするけれど、ヨレヨレの紙製の紙幣もある。

他にも色々あるけれど、主に公共交通の使いやすさ、サインの見やすさ、通貨の読みやすさ、で言うと、やはりシンガポールはよく出来ている。

一方、この基準で見て行くと(自分が外国人になった気分で)東京はどうだろうか
東京
・公共交通のJR、地下鉄、私鉄のサインは、ある程度大きく(JRは抜群に見やすい)分かりやすい。歩道での「駅こちらです」サインも多い。
・とはいえ、JR、地下鉄(都営、東京メトロ)、私鉄、と別れているのはかなり分かりにくい。suicaのような交通系ICカードでかなり使いやすくなった。けど。
・海外の公共交通で運転手のアナウンスが入ることはあまりない。公共交通の中の日本語アナウンス(「現在、前の電車との距離のため、止まっております」など)は、日本語が分からないと緊急事態が起こったのかと思う人がいるんじゃないかと不安になる。
・バス。バス停表示が会社によりバラバラなので、統一する必要あり。またバス停の表示は、行き先や順路が書かれているフォーマットが統一されていないので見にくい。
・タクシーは、他のアジア圏に比べると驚異的に高い。サービスは素晴らしい。
・ストリートネーム方式ではないので、初めての場所は迷いやすい。
・ホテルは高いところから、安いところまで揃う。安いビジネスホテルでも清潔で使いやすく、クオリティは高い(狭いけど)。
・食事は難関と言われる。物価が高いので、間違えたくないが、英語メニューが少なく、居酒屋の手書きメニューは本当に辛い。
・ハラール、ベジタリアンの表示がほとんどない。
・旅行者向けプリペイドSIMカードも出そろってきている。もう少し使用期間(3日間とか)のバリエーション、リチャージしやすいものが欲しいところ。
・SIMがあってもアプリが揃ってないと難しい。英語表記でバスをきちんとフォローしているアプリが欲しい。
・できれば、手書きメニューをOCRで読み取れるアプリが欲しいところだが、難しいだろうなあ…。
・お金。アラビア数字と漢数字と複雑な柄が入っているが、基本的にはお札がきれいなので見やすい。5円玉は漢数字しか書かれていないので非漢字圏の人は分からない。

という感じ。
2020年までに解消できるものは解消して欲しいところだ。


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# by dezagen | 2016-08-26 01:01 | その他
シンガポールのサイン
ライター渡部のほうです。

シンガポールは旅行者にとって、使いやすい国だ。
とはいえ、ここ数年で変わったという印象。

15年ほど前だったか、観光ガイド冊子を作るための取材旅行の際は、タクシーを使っていたが、タクシーを止められる場所が決まっているので、猛暑の中その地点まで歩いたり、突然の雨の時は全然止められずに足止め。
公共交通に関しては、MRTがそれほど伸びておらず、バスは現地の人でなければ把握できない、という状況。

が、ビバ!スマートホン!
シンガポールの公共交通(特にバス)はアプリですぐ調べられ、最寄りバス停、掛かる時間などすぐ分かるようになった。
バス停のサインもシンプルながら分かりやすい。

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ちなみにMRT駅前タクシーのサインは大きすぎると思う…。
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が、これくらい大きければ誰でも分かるな。
MRTもかなり拡張されていた。ただし、駅まで行くのに猛暑の中疲れる、ということもある、が。

交通関係ではないけれど、工事中のサインが「はたらくおじさん」風でよかった。三角の中にクレーンを動かすおじさん。
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# by dezagen | 2016-08-23 02:00