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永井祐介 varnish and mortar
ライター渡部です。

相方の宮後さんも、渡部もなかなか外に出ずらい状況のまま
11月も半ばになってきて、外に出たいなあ、と思いつつ
窓の外はレイニーデイ。
ついポエティックになってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

こんな日は写真集など眺めているのがよいようで。
『永井祐介 vanish and mortar』を手に取る。
2008年8月8日から10月27日に開催された
第一回littlemoreBCCKS写真集公募展の最優秀作品を書籍化したもの。

BCCKS http://bccks.jp/ というのは、実際見ていただくのが手っ取り早いし、
このブログを見ている方であれば、ご存じかと思われるが、
ウェブ上に本を展開する企画。

なので、この応募作品もウェブ上を想定して作られたもので、
その状態のものはこちらで見れる。
http://bccks.jp/center/littlemore#B19389,N0

書籍化に当たっては葛西薫氏が装丁を担当。
中のページはBCCKSに掲載された写真に加え、
紙の切れ端、イラストなどがコラージュされている。
ざらっとした質感も合わせて、BCCKSの楽しみとはまた違った紙の楽しみ
に変わっているのが面白い。

アイスランド、セルビア、アメリカ、日本など各地で撮られた写真なのだけれど
どこという国籍感のなさや、
さらーっとした空気感がある。
正に雨の日、外に出れない人向き。

現在は第二回littlemoreBCCKS写真集公募展が開催中。
BCCKSが始まったとき、まだ前人未踏なジャンルだっただけに
どうなっていくのかな、と思っていたけれど
Littlemore、モリサワとの公募展が進んでいったり、
雑誌と連動したり、
かと思えば、ふつーの(失敬、でもそれがいいのだ)動物写真あり、
と、ふくらみを増し、プラットフォームとして固まってきたようだ。
by dezagen | 2009-11-17 14:29