渡部千春のほうです。
そういえば最近、
スパイラルのロゴが
水玉飾り付きに変わったなあ、と思っていたら
最新号の『デザインの現場』12月号に詳しい記事が書いてあった。
(執筆は川上典李子様)
この水玉付きは
スパイラル25周年記念キャンペーン用で、一年限定とのこと。
そのデザインを手がけたオランダのデザイン事務所Thonikのエキシビションが
現在スパイラルガーデンで行われている。
詳細はこちら↓
www.spiral.co.jp/e_schedule/2009/12/thonik-exhibition-en.html
入ってびっくり、
あれ?カフェがない。
のではなく、カフェスペースも展示スペースに使い、
カフェは吹き抜けの部分に移動してるのだった。
什器はThonikがデザインした丸をベースにしたテーブルを起用、
いつもより格段に明るく、2階から見ると、人々の談笑が見えるのもいい。
床には巨大カーペット、奥のらせんスロープには垂れ幕、
と、普段とはかなり違う空間が体験できる。
ヴィジュアルアイデンティティをメインにしつつも、
その使い方、配置によって、空間全体のデザインに繋げられる。
こんなダイナミックなデザインのエキシビションは久々な感じがする。
概してオランダ人はグラフィックから空間まで、
トータルなコーディネーションがうまいようにも思う。
印刷物の展示は2階へ上がる階段のほうに展示。
スパイラルのCI例もたっぷり見れる。
Thonikの作品集はスパイラルでは先行発売中。
美術出版社刊、定価2100円(税込)。
一般書店では1月中旬から発売予定なので、お楽しみに。
繰り返しになるけど、このロゴ使用は1年限定。
来年の秋まで集中して、スパイラルの人と名刺交換したい。