ライター渡部です。
上海万博は広かった。
1日掛け、端から端まで歩き、ざっと外観だけ見たものの、
約270のパビリオンのうち、せいぜい20館くらいしか見れてない。
いやはや。
万博に通い詰め、ネタを書き続け、半年掛けるわけにもいかないので
その1日で見たもので、他に良かったものをざっと。
5つあるテーマ館の1つ、
都市未来館。
子供を主人公に、未来はこんな感じ、というアニメーションを高さ35メートルの壁面に投影。
アニメーションはBU HUA
www.buhua.com
設営はINGENIA qed
www.ingeniaqed.com
無表情だけどキャラクターもかわいかったし
(鹿の上に乗って笛吹いてる女の子がメイン、ってのもよし)
縦型の画面は閉塞感がなく、
また縦に横にとさーっと動いていく流れ、スピード感が気持ちよかった。
行列がすごくて入れなかった
韓国館。
外観だけでもかなり圧巻。
白い外壁をグリッド上に分け、ハングル文字を配置。
システマチックに構成されたハングル文字のよさがよく出ている。
そのままでは平面でのっぺりしてしまうところを
部分的に90度折り曲げ、外に飛び出させることで立体的に見せている。
3次元曲線の建築物大流行な中だと、逆にこうしたデザインが目を引く。
設計
Mass Studies
最後、上の2つに比べると小振りだけれど、
フィンランド館。
入っていきなりマリメッコ(笑)。
ショップかと思った。
デザインが売り、とにかくデザインを売ります、というのがよく分かる。
オーロラ風な壁面の演出はきれい。
シートを切って垂らしただけなので、そんなにコストは掛かっていないはずだが
それでもきれいにまとめられるところがさすがフィンランドだな、と感じた。
設計
JKMM