ライター渡部です。
先日、嵐の中をFor Stockists Exhibition
http://www.forstockists.jp/に行ってきた。
ブログ相方宮後さんも行っていたのだが、どうもほとんど同じ時間でニアミスだった様子。
会場の自由学園 明日館(みょうにちかん)。
1921年、フランク・ロイド・ライトの設計。
会場の様子。
For Stockists Exhibitionは陶器、文具、衣服など約80社が合同出展する見本市。
一般客は入れない、バイヤーと関係者のみ、
というとガチガチのビジネス風に聞こえるかもしれないが終始穏やかな雰囲気。
建物や住宅街という周囲環境のせいもあるだろうが、
恐らく主な理由は、出展者が大きなメーカーではなく、
小さな作り手であることが理由じゃないだろうか。
ほとんどは、直に作っている人がスタンドに立っていて、
どうしてこういうものを作ったのか、
ということを丁寧に説明してくれる。
これは、メーカーがあって、トレンドとマーケティングとを考えた製品群を
直の作り手ではない営業の人が代わりに喋る、というのとはかなりの違いだ。
さて、宮後さん+渡部のピックアップは
みなさんおなじみボブファンデーションのステーショナリー、No.62。
新作たくさん。
ここ数年でぐんぐん製品の精度が上がっているように思う(高飛車な言いようですいません)。
将来、アンリ・マティスになるのではないかとドキドキ。
http://www.number62.jp/
こちらもおなじみ、サブレタープレスのカード。
http://www.sabletterpress.com
「将来アンティークになるもの」を意識して陶器やバッグ、家具などを作っているミシン。
色使いがきれい。
http://www.mishim.com/
こちらは美濃和紙を使った、メモ帳や祝儀袋などを作っている、
加子由子さんのブランド「素素」。
薄い紙に薄く印刷、と繊細に次ぐ繊細さは、実は触るのが怖いくらいなのだけれど
その繊細なものをケース入りメモなど、形にしているのが素晴らしい。
http://www.forstockists.jp/exhibitor/soso.html
アーティストのりたけさんは新しくノートブランドを立ち上げたとのこと。
手のひらの絵を印刷したノートは、剥がして一筆箋としても使える。
なんだか妙にありがたい感じがした。
http://www.noritake.org/