ライター渡部です。
師走ももう終わり間近、年賀状作る作ると言いつつ、まだ終わってないこの季節柄、年賀状サイトを見たり、市井の正月用品を目にしたり。
クリスマスのハッピー一色なこってり感もよいけれど、日本伝統の、目から鼻へ抜けるような(という使い方は間違っているのだが、まあ、なんとなくイメージとして)すかーっと、いさぎよい形は改めてすばらしいと思ってしまう、毎年。
そんな中『こども文様ずかん』下中菜穂著、平凡社刊を拝読。
季節の形とおめでたい形を項目別に、子供にも分かる平易な、かつ楽しい文章で紹介。情報の羅列ではなく、日の出の文様をどーんと大きくしたり、雷の脇に小さく怖がっている人の絵を入れてみたり、ところどころに遊び心が詰まっている。
デザインは鷹觜麻衣子さん。
型紙を切ってあそぶ「もんきりがた」のサンプルもついているので、お正月に遊んでみるのもよし(こういうのは父親が大体上手い)。
私の好きなページはこちら。
ヘビメタバンドみたいで。
平凡社のサイトはこちら
www.heibonsha.co.jp