ライター渡部のほうです。
今年の3月から自宅兼事務所(というか作業する場所)を改装していて、実はまだ終わっていない。
やっと9割出来、の状況。
27平米という狭い空間に衣食住+労働を、いかに効率よく組み込みか、ホントに大変なのだ。
棚の位置に1日悩み、フック一個の位置に1時間悩み。そんな生活がずっと続いている。
そんな優柔不断な施主に付き合ってくれる工務店と設計師には感謝せねば。
広い部屋に引っ越せば?とよく言われるが、むしろ狭い空間に入る本当に必要な物は何か考えて選んでいくほうが楽しい。
大枠のところは工務店で作ってもらっているが、収納小物などは自分で購入し設置している。
ほぼ毎日、なんかしらオンラインで買っていて、届いた頃には何を買ったか忘れている。
先日、注文直後「やはりこれはゴツすぎるのでは」とキャンセルしたはずのものが届いてしまった。
返品しようかと思ったが、面倒臭いのと、結果的にやっぱりコレしかないのかも、という諦めと、意外に大丈夫かもな、という期待で、とりあえず仮留めな感じで付けてみた。
上の緑なもの。
新しい鞄、ではなく
靴を入れるもの。
スウェーデンの自動車・自転車用キャリアパーツなどを作っているメーカー、THULEの製品。
www.thule.com
ブーツも楽勝で入ったし、カバーをジッパーで閉じてしまえばなんだか分からないのもいい。
カバーはくるくると丸めて、ゴム紐のついたフックで上で留める仕組み。
本来は車、特にキャンピングカーに付けるものなのだが、狭い家でも活躍する。
選んだらたまたまスウェーデンだったのだが、アメリカとかカナダとか北欧とか、冬が厳しいところで作られるアウトドア用品は色がぱりっとしていていい。
ゴツいことはゴツいのだが、大胆な配色で存在感を前面に出すことで、むしろそれを良しとしている(ユーザー=私が良しと判断)。
傾向として日本のメーカーは「控えめ」「小さい」には強いけれど、「ゴツさ」「大きい」には弱いような気がする。
ちなみに横の「13」と書いてあるタイルは、スイッチに色々試行錯誤した後、空いてしまった壁の穴を隠している。なんか変なところに付いてしまった。