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建築デザイン映画祭 From Nothing, Something
ライター渡部のほうです。

長いLA滞在も本日で終わり(ただ今LA時間で夜中)。
映画祭も最終日の「From Nothing, Something」を見て、終了いたしました。

この映画を是非皆さんにご覧いただきたい、と言いたいのですが、なかなか見れる映画でもなさそうなので、ウェブサイトがあるので、是非ご覧下さい。
http://fromnothingsomething.com

登場人物はアーティスト、カートゥニスト、シェフ、振り付け師、建築家、ミュージシャン、作家、SF映画などの想像キャラクターデザイナー、作曲家、コメディアン、ファッションデザイナー、巖研究家、ゲームデザイナーと、様々なジャンルで「新しいもの」を作っている人達。
彼らがどんな活動をし、どういう子供時代を送り、どんな生活をし、何にインスピレーションを得、何に落ち込み、その時どうするのか、そして何が彼らの創造力(つまり何にもない状態nothingから何かsomethingを生み出す力)となっているのか、を映し出します。

パキパキとしたスピード感もよく、合間にフランケンシュタインのアニメが入ったり、と、今回見た映画の中では一番「あっという間」だった作品。
実は、私この中に登場する人誰1人として知りませんでした(プレストン・スコット・コーエンのテルアヴィブ美術館をちょっと見たことあるくらい)。が、彼らの作品がどう、というより、ものづくりをする人共通の、あるいは共通していない悩みや推進力について知ることができるのです。

特に面白かったのはそれぞれのバックグラウンドの違い。
子供の頃から天才だと言われていた人もいれば、もう勉強して勉強してやっと今の仕事に就いた人や、高校まで、あるいは大人になってもずっと「あなた将来どうするの?」と周りに言われ続けた人もいれば、偶然に恵まれて気がついたら昔夢見た仕事に就いていた人や、と、その経緯が様々で、これは学校(今私が教えている大学)の学生に見せたいな、と思いました。

細かいところを言えば、プレストン・スコット・コーエンが異常にハイテンションですごく映り具合を気にしていたのがおかしかったです。
by dezagen | 2014-03-17 16:46 | イベント